透明の「扉」を開けて

美黎

文字の大きさ
上 下
1,072 / 1,740
8の扉 デヴァイ 再々

変幻自在の なにか

しおりを挟む

  ミクロと マクロ

   物質と 反応

  元素 と 原子  分子  


    色々な 構成要素 条件

  なんらかの「縛り」。


「ふむ? しかし 全てを組み合わせてみるには「発見」しなくては ならないからして しかし「未知」を発見するには仮説 それ即ち「想像力」」

 それで しかし  それって やはり。

 「物質」が 前提 です  よね? ?



ある日 ある時 「魔法について」
一人 真剣に考え始めた 私

 頭の中をくるくるとまわる カケラ達を自由にさせ

 あちこち飛んでゆく  その「光」を 見て いたら。


「 ふむ?なるほど やはり 。」

多分 「本当のこと」は 簡単で
 子供にもわかること で
それ即ち「魔法」も きっとそうで

 と いう事は 

「やっぱり。オールマイティーが 存在するって こと じゃない???」


私が思うのは、こうだ。

 「物質もの」を 反応させて 作ったり
 見たり 消したり いろんな事をしている私達

 確かにそれは 「物質世界」での「前提」なのだろう。

 無限の中の一部
 その宇宙の中にある 地球に住む
 私達「人間」も 「物質」では あるからだ。


しかし、「魂視点」から 見ると。

「だって、宇宙と人体の殆どは。なんだかよく分からないもの なんだよね?」

 もの としてというか 仕組みも含めてだけど。

「それ即ち「見えないなにか」が働いてるから、そうであるって事だもんな ?」

 そう それは結局

 「私達人間の目には 認識できない なにか」がある

 そういうことでも あるのだ。


しかし、「見えないなにか」を物質として捉えて反応させて見る訳には いかない。

しかし 「見えないとわからないのか」それも
違うと思うんだ 私的には。

「見えないとわからない、って言うよりは 視認できない 認識できない それ即ち「より高い光」の可能性があるよね??それで 見えない。」

 ふむ。

 それに 思うんだけど。

 その「より高い光」って 低いものより
 より多くの色を含むからして
 ある意味「何役もできる」って 事なんじゃ ないの??


実際 自分に当てはめてみると。

私は役者だとしたら、結構何の役もやれると思う。

 多分 それに近いと 思うんだけど。

 だって ミクロが マクロだから。


「即ち「オールマイティー」があっても不思議じゃないのよ。だって、「源の光」だったら何の元素にもって。事でしょう?」

 そう 思うのは 私だけでは ない筈。

 うん。


しかし、「科学」という「頭」へ意識が行ってしまうと難しいのかも 知れない。

 そう 「魔法」はきっと
 頭を使うと矛盾するからだ。


「それに、こんがらがるし。なんかやっぱり さっくり ザックリ「塩少々」が できないと。無理だよね、これは。」

 そう 巷で時折聞く

 「塩少々って どのくらい?」と。

質問する様な几帳面では 魔法に辿り着けないと思うのだ。


「私も一応、「細かい」んだけどなぁ ?」

 なにが 違うんだろうか。


私の世界の 図書館で見たことのある

「魔法使いになる方法」の本とか
「思い通りの人生」とか
「願いが叶う」とか。

そんなの、見たこと あるけれど
私の心に響かなかった タイトル
 
 「なんか違う」匂いのする それ。


ここまでくると なんとなく、その理由がわかる。

 意味は わかんないけど。

「多分、「私がせかい」だから、願いが叶うとか、そんな次元の話じゃ ないんだよね 。思い通り、って言うか。なんだもん なぁ 。」

 そう だから。

 別に 「なんでもない」んだ

 「なんにもなくて」「ぜんぶある」


「成る程。確かに なんにもなくて、ぜんぶがあって。まるっと、ひとつ。」

そうなのだ。

だから別に。

「欲しいもの、とかも 無いんだよな 。強いて言えばかな。」

 チラリと浮かぶ 金色

  しかしあれは。

 「欲しいもの」と 言うか。

 「私の反対側」でも あるのだ。


「そう、それも即ち「まるっとひとつ」に含まれるものであるのだよ。」


なんか 「せかい」って。

「実際、なんなんだろう な ?しかし魔法を使うには?ふむ? やはりとりあえず純度を高めて行くのか 近道か 。」


なにしろとりあえず、「わたしがせかい」
それは感覚として わかる。

 なんか 全く以って 説明などは できないけれど
 自分の中に 「ある」のだ。


「で、だから。とりあえず「私のせかい」を想像して、と 思う?知る? さも当然の様にそう、思ってれば って事なんだよね ???」

私の頭の中の魔法によれば、その理論は成り立つ。

ならば。

「まあ、とりあえずやってみるか。」

しかし。

なにしろ そもそも

 「絶対的な平和と 圧倒的調和」

それは自分の中に、ずっとある ものだ。

意識していなかったから 見えていなかっただけで
自分の中がクリアになると 見えてきた「目的地」
それはきっと「私の全体像」を示す もの。

 そう なれば 「すべてがまるっと オッケー」に
 なるものだ。


「でも?何故。 これまで じゃなかった か。それが?時代?星の? あ、いや 「サイクル」なのか。」

 ふむ。

そう、きっと単純なアップダウンで考えると

 これまでは ダウン
 これからは アップ

そういうサイクルの筈だ。

 「せかいは 揺らぎ 成長している」

それは そうなのだから。


「ふーむ。」


  「魔法」
         「不思議」

    「未知」       「謎」


  「見えないなにか」

      「そこにあるもの」


  「普遍の法則」

     
  「エネルギー」    「思い」

     「チカラ」。



「うーん エネルギーかぁ  エネルギーね。うん、「全てはエネルギー」、それも わかる。」


 揺らぎ 

       成長している すべて

  拡大していること

          月

  満ち引き     
          揺らぎ

    揺れて   
         成長を 促されること

  優しい揺り籠

  馴染みのある その 感覚 。

 

  私達が 「生まれたからには大きくなること」

  「自然なサイクル」

  「ここ 地球では 月がその役目を負う 揺らぎ」。


「私達は。物質ものだから。引っ張ってくれるが 必要で、それが月で。じゃあ エネルギーを成長させる? 拡大させているものって なんなんだろうか。 地球にとっては 太陽 なんだろうけど 。」


 広大な 宇宙
 それが 拡大すること していること

 全てが まるっとマトリョーシカならば

 やはり 宇宙その外側で そう作用させているものが
 あるのでは ないか。


「それが 「源」?」

 わからない。

 わからないけど。


 きっと「その時」が来れば わかる

 それもわかる。


「まあ、なにしろ。 真っ直ぐ、進むだけだね。」


「サアッ」と 
風が吹く様に舞い降りてくる スピリット達

突然ホールの真ん中で立ち止まった私を
きっとずっと歓迎していて。

 遊びに誘っていたに 違いない。


「じゃあ、やはり。 「遊ぶが勝ち」ですな。」

ヒラヒラと楽しそうに寄ってきた蝶達に手を上げ、くるりと回ると それが合図だ。


  フワリ  くるり

   スピリット達の指揮をする様に手を振り

  みんなの動きを幾つかのグループに纏めると

 白い天井 青の中に色を挿す様に

   大きな 「8の字」を描き始める 。


ブワリと それぞれが優雅に 楽しそうに列を作る色とりどりのスピリット達は、「無限大」の印を 大きく描いて。


「うん。 綺麗。  美しいな 。」


 心の中の景色

   具現化している 空間

  まじない   
          不思議の中

    空間    次元


  空想  想像

      意図  チカラ

      エネルギー   


   「カタチを取って 具現化するもの」。



「実際 それって。なんなのだろう な?」

テクテクと歩き ポスリとベンチに座って
呟く 尽きぬ疑問
それを示すかの様に「無限大で舞う」美しいスピリット達。


 そうして いつまでも どこまでも。

私の 不思議探検
   疑問を追うこと
   そうして知ることで拡大できる その旅は。

 
 尽きることが ないのであった。





 









しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

『 ゆりかご 』  ◉諸事情で非公開予定ですが読んでくださる方がいらっしゃるのでもう少しこのままにしておきます。

設樂理沙
ライト文芸
皆さま、ご訪問いただきありがとうございます。 最初2/10に非公開の予告文を書いていたのですが読んで くださる方が増えましたので2/20頃に変更しました。 古い作品ですが、有難いことです。😇       - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - " 揺り篭 " 不倫の後で 2016.02.26 連載開始 の加筆修正有版になります。 2022.7.30 再掲載          ・・・・・・・・・・・  夫の不倫で、信頼もプライドも根こそぎ奪われてしまった・・  その後で私に残されたものは・・。            ・・・・・・・・・・ 💛イラストはAI生成画像自作  

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

王子を身籠りました

青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。 王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。 再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

処理中です...