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5の扉 再びのラピス 森へ
わたし
しおりを挟むああ そうか 。
「わたし」は
もう
あの 「小さな自分」じゃ ないんだ。
そう 「ポツン」と「人間」で あった 自分
その 「小さな自分」じゃ なくて。
「わたし と ぜんぶ」
「わたし と みんな」
『せかいは 既に わたしに 微笑んでいる』
「すべて」と共に あり
「みんな」と 共同し
「ひかり」を繋げ
「ことば」にして
「伝えて」「謳えば」いいのだから。
なにも。
不安になることは ないんだ。
それは ずっとずっと 続いてきたことで
途切れる事など 無いのだし
「わたし」は 「ひかり」で。
「そう ある」ものだから。
だから それで いいんだ。
時折訪れる「このまま どうなるのか」という
漠然とした 不安
「ひとり 道から逸れる」という 不安定感
道に迷うのではないか という恐れ
「あるだけ」で 本当にいいのかという疑い
このまま覚めてしまう夢なのではないかという 疑問
見渡す限り 「誰もいない」「なにも見えない」景色。
だけど
でも
それは 「以前」の私
「過去」 「別の」 「もうない」「いない」私 なのだ。
だって 私はもう 「知ってしまった」
「すべて」は どこにでも 満ち
「自然」「見えないものたち」も どこにでもいて
「意図すれば」「繋がろう」と 思えば。
それは いつだって「可能」だからだ。
ふとした瞬間 街中 「自然」なんて 近くに無いと思える 時。
でも 「風」は吹いているし 「空」も 見える
「呼吸」もできて 「地面」も ある。
それは「人工物」で 覆われているかも知れないけど。
でも 私はその「本来の姿」も 知っているんだ。
どんな 匂い 感触 質感
どんな 風を受けたいか 匂いを嗅ぎたいのか
どんな土を 踏みたいのか。
より 「自然」
より 「ありのまま」。
それは意図すればどこまでも辿っていける
私の「知っている 場所」
もう 「私の中にある どこか」。
だから いつでも「呼べば」いいんだ。
そう
「みんなと 繋がりたい」って。
そうして周りを見れば わかる
「美しいもの」「光っているもの」「楽しいこと」「新しい気付きと出会い」。
ほら せかいは こんなにも美しい
「早く おいで」 と。
みんなは常に 「呼んで」いたんだ。
それに 気付いたんだ、今 また。
「無い」と 思っていた 「見えなかった」これまで
「知覚できなかった」以前の 私
でも もう また「新しく 始める時」が 来たんだ。
「知る」を「わかる」に改め
また学び直す 「これからの私」
そう考えれば わかる
「わたし」は もう「すべて」と「繋がって」いること
それは 切れようがない のだ。
そう 「意図」しなければ。
だが それと同時に「意図しても切れない」ことも
わかる。
何故かと 言うと
「わたし」は 「そういうものだから」だからだ。
そうでしか 「在り 得ない」。
「存在し得ない」のだ。
少しずつ 齎される「ヒント」「カケラ」
みんなからの 「ことば」と「ひかり」
「女神」「星」「軸」「愛」と「慈悲」
「癒し」 「笑顔」 「雰囲気」「空気」。
それは 「今の私」を 形創る ピースで
成る程 それが 「本当のこと」。
それは わかった。
多分 また 迷うかもだけど。でも。
ここに来てふと 思い出すこと
初めにシンが言っていた
「お前は 「癒し」しか しなくていい」
それは 「本当に そう」なんだ。
今 また それが ようく 解るから。
きっと 大丈夫。
そう
もう
「わたし」は 「ひとり」じゃ
ないのだから。
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