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8の扉 デヴァイ 再
真実 私は独り
しおりを挟む真実 私は 「独り」で。
「すべて」が 「私」だから
「ひとつ」だから 「おなじ」だから。
そういう見方も できるだろうし
「私は 私の視点からしか ものを見れない」から
そういう見方も できる。
そこから見ると 「私」は 本当に
この 世界に ただ 一人で。
ただ 自分の「せかい」を 生きているのだろう
それに。
「心」「感情」面から言っても
「他人」の 「なかみ」は
一生 見えない
知らない 解らない
少し 知れたとしても。
隅々までは 見ることが できない
だから 「ひとり」。
この 広大で 暖かく揺らぎ
何者をも 拒まず ただ 慈悲深い 世界の 中で
「ただ 一人」 なのだ。
それは ある意味「本当」で。
だからと言って
寂しくはないし
悲しくも ない
心細くもない「今の自分」に 少し 驚いてもいるんだ
だって。
きっと「今の私」は「ひとり」でも。
例え「あの色」が 無くとも。
「充実」している と
「満足」できている と
「自分で自分を 創ることができる」と。
知っているからなんだ。
そう
私の「真実」は 沢山の矛盾した「面」と 「線」
「なかみ」「空間」を含む
「私のかたち」であるからして
「私の 本当」は。
ある意味 「完成」したのだろう。
「今」の 時点では。
「区切り」が ついたのだ。
ただ きっと。
もっともっと 見たい世界はあって
知りたい世界もあるし
行きたい世界も ある
きっと 「すべて」は もっと美しい筈なのだ
だから。
「ひとり」で。
行く事にしたよ
きっとそれが「正解」。
「今の私」が 一旦完成した
私の光達も そう 言っているから。
再び 更に拡大する為に
自分の「カケラ」を探しにゆく
そうしてきっと 独り やり遂げたなら。
しっかりと 胸を張ってあなたに並べる
私に なる
だから。
心配しないで。
待っていて ね。
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