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8の扉 デヴァイ 再
全てを見て 考える
しおりを挟む何故 そうなって いるのか
俯瞰的に 考えること
高い視点で 離れたところから 見て
相対的に 検討すること
その 比較は 「判断」ではなく
「比べる」ことで
「自分にとって」どちらがいいのか
それだけでしか ないということ
でも。
いつも 思うんだ
何故 私達は 自分が弱いと思っているのか
価値が無いと思っているのか
「支配」「罪悪感」
「支配 される」 「 される」
「受け身」 「逃れられない」
「決められない」
「変化が 怖い」
時代 制度 肉体的特徴
男女の違いから生まれる 差
全ての 比較基準の 歪さ
どこから どう 歪んでしまったのか
もう 始まりは 見えないのだけど。
でも。
全ては 変化してゆく ものでもある。
だから。
「これから」は
違うのかも 知れない そう 思える事は重要だ
子供の頃は。
変化が楽しかった
「いつも同じ」だと つまらなかったんだ
でも いつの間にか
染み付いていた「恐怖」
「こうなったらどうしよう」 そんな 考え
「学んで」「教え込まれ」
「必ず」「そう なる」と信じてしまったのだろう
本当に そう なる のかは。
わからない のに。
「見えないもの」は 無いもの 存在しないもの
「見えるものだけに 価値がある」
「お金がないと 何もできない」
「見目が良くないと 価値がない」
そんな「見えないルール」が蔓延する中
いつの間にか それを 信じてしまっていた 私達
「見えないルール」も
「見えない」のに。
どうして 信じてしまったのだろうか。
だからきっと 「見えないルール」も
変えられる。
変わって ゆくもの なんだ。
だってそれが 「自然」 だから。
そう 私達が作り上げた 「時間」という
「ルール」の中ではなく
「自然」の「世界」の「宇宙」の
「流れ」の中で。
「変化してゆくもの」だからだ。
それはきっと気が付かない程 緩やかに
しかし 『大きな』 流れで。
変化して ゆくのだろう。
どんなに 抗ってみても。
変化に 抵抗して みたとしても。
だって もう 限界なんだ。
そう きっと元々一つだった 世界は
もう既に 離れ 極限までバラバラになり
循環しなくなって 奪い合いが起き
衰退しようとしている。
それは ある意味当然で
「循環」しなくなり 与えるばかりになった「世界」は
「枯渇」して。
やがて 干からび滅びるのだろう。
何処かで見た この構図
それは 歴史が 証明している。
何度も 興り 滅びては
また 同じことを 繰り返す
「学ばない」私達
いつまでそれを 続けるのか
それは 分からないけれど。
でも。 見えて きたんだ
ひかりが。
これまで 「見えなかった」ものが。
少しずつ 少しずつ。
そうして
この 大きな 混乱期 過渡期に。
その ひかりを見失わずに 漕ぎ続けられたなら。
きっと 「変化」は「成る」のだろう。
だから。
それを「解った」上で。
変化 を 喜び 受け入れ 楽しめるなら。
それは 最高なのだろう
だって 私たち ひとは。
好奇心の生き物で。
「飽きた」「なにか 面白いもの」「新しいもの」
そうして日々 「なにか」を求めているものだからだ。
だから 結局。
私が好きだった 「物語」も「本」も
「漫画」も「ドラマ」も。
みんなみんな「誰かの物語」で。
刺激があって、紆余曲折があって、それを楽しみたい人が、見るものだ。
「自分ごと」だと、大変だけれど。
「他人ごと」ならば、純粋に楽しめるから。
結局、「変化がない」のは嫌なんだ。
飽きるんだ。
それを 知っている のに。
「変化を嫌う」
不思議な、生き物。 それが 私達「人間」だ。
だが この混沌の中 「物語」を
楽しみ過ぎた 私達は。
全ての「他人ごと」が 「物語」と 化してしまった
「消費 する」 「物質に まみれる」
「溢れている 娯楽」
「消費している」のか
「消費されている」のか
沢山の 「もの」に 「なにか」を奪われた
私達は 「想像力」を 見失ってしまった
目の前に 繰り広げられる物語 その手が自分に
伸びてくるまで 気付けずに
そうして その 伸びてきた 手 すらも。
「幻想」だと。
思い始めて しまったのだ。
そう まるで
それが「現実」では ないかの様に。
起こってはいない 事の 様に。
「人は 見たいものしか 見ない」
あの 金色の言葉が 胸に刺さる
こんな 世界で 私は。
冷静に 世の中を見ていられるのだろうか。
いや しかし。
見なければ ならないのだろう。
何故だかそれが 私にとって重要なこと だと。
知っているから。
そう どんな「経験」も「財産」になり
どんなものからでも 「ひかり」を
創り出すことが できる
その 在り方で 在れば。
その 集まった「カケラ」が
各々 あるべき場所へ収まり
私に 気付きを 齎す その 時まで。
きちんと 観照者で 在ろう
そう 努力しよう
そう まだ。
始まったばかりの 「新しい私」は。
すぐに 走り出したくも なってしまうからだ。
でも。
結局は。
この 混沌とした 世界の 中で。
私が 望むこと は なんなのか。
どう なりたいのか
どんな 景色が 見たいのか。
求めることは やはり ずっとずっと 同じで。
そんなのは いつだってひとつ なんだ。
「全ての色が 「本当のいろ」で 在れる こと」
そう すれば。
自ずと 全ての調和が取れ きっと世界は
回り出す
再び いや もっと。
輝いて 回り始めるんだ。
だから今は。
今の私に できる ことを。
ひかりを。
まずは 自分の中に 増やしていきたいと 思う。
だって 私も。
世界の 一部 なのだから。
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