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8の扉 デヴァイ 再
世界 全ての 中で
しおりを挟むあおい 青い
空の中
支えてくれる 腕と 青い風
「空気」か 「存在」か
「粒子」か なんなのか
青に抱かれ 溶け込む私は
この なか で。
少しの恐怖も抱かずに 飛ぶのが
初めてで。
いつもの腕は 勿論 私を落とすことなど
考えられないのだけれど。
それ とは 違う
「全体感」 「世界の 一部」
「青へ 溶け込む 」
その 感覚を 「知っている」ことに
驚き
そして。
「なかみ」を 探ると すぐに。
また 納得も できて
再び 浸る 青の 中
どこまでも 行ける
この 私
私達 ならば。
緑の木々
聖なる山の 頂
裾野に広がる
鏡の様な湖面には
その 眩い 青と 流れる雲が
美しく映る 広大な 湖
青と白の街
山の様にも 巨大な 教会の様にも
見える その 懐かしい 街
傍らには 半分が 白い森
小さな湖面もしかし 美しくその 空を映し
時折流れる雲
しかし ほぼ 青の 美しい鏡に
ゆっくりと 飛んでくれる
その 腕が 有り難かった
夕暮れの街は 静かに 白煙を吐き
時折赤黒い 靄が昇る その 幻想的な光景
退廃的とも言える その 胸が締め付けられる 色も
やはり 私の なか に
様々な いろ を差してくれる
一部で あり
時折飛ぶ 何処かで見た 黒い鳥
あれは まだ 生きているのかと
それも 不思議に思った
まじない とは。
チカラ とは。
私達の 「想い」とは。
そのまま ブワリと 上へ
上へ
やはり。
繋がっては いるのだろう
辿り着くは あの 灰色の島
変化の島 なかみが ある 島
灰色一色だった それ に
時折 差す いろ
緑 茶 水色
川や 池も。
大分 色が 着いた
「生命」が 廻り始める
それは きっと そういうこと で
細くとも 一度
生命が 繋がったなら。
きっと 途絶える事なく 繋がっていけるのだろう
共に。 光が あれば。
少し ずれた場所にある 場
黒い 靄
あそこは 外から見ると そんな場所だ
しかし。
私は 気付いても いた
あの 配置
何処かで見た あの 地図
あれは。
やはり 「同じ」。
そう あの黒い場所の
カタチ は
「白い部屋」と 同じ 形で
きっとその 図形を模したものだと 思う
何故だかは
わからない
繋がって いるのかも
誰が 創ったのかも
どうして そう なっているのかも。
しかし でも。
「理由」「意味」が ある事なんて
実は そんなに 無いのかも知れない
世界を 見ていると そう 思うんだ
「自然」は 「流れ」
「そうなる」「理由」は
あれど
「それ」は 「必然」では なくて
「そう なった」に 過ぎない
ただ 「そういうこと」なのだ。
「結果」を 「発見」し 「気付き」
「結果」が 共通認識と なる
積み上げられた「結果」は
公然の「事実」と なるが
「絶対」では ない
何故なら全ては 「変化する」からだ。
だから。
もしかしたら。
全ては 誰か 神か 自然か
はたまた 人間か
それとも。 「全て」なのか。
その 「なにか」が 「偶然」「気まぐれ」に
「悪戯心」で。
ポン と 置いたものかも知れない
チョンと つついた ものかも知れない
「そんなもの」だと 思うのだよ。
その 方が。
楽しい しね。
ここに 来て。
あの時 あの 白い彼の言っていた
「人間は この世で 遊んでいるのだろうよ」
この言葉が 凄く よく わかる。
だから。
私は。
また 「新しい目」で この世界を 見て
自分の 道 を。
自分で 見つけ 選択し 歩いて行くのだろう。
まだまだ 知らない事は 沢山あるし
私は もっと。
世界の 美しいものが 見たいんだ
もっと きっと ずっとずっと
美しいものは 何処にでも 其処彼処に
あって
きっと それは 私をずっと
もっと 楽しませてくれるだろう
「楽しませよう」
そうして 在る ものではなく
ただ 「そう 在る 姿」で 存在する
「それそのもの の 魅力」
「自然」 「流れ」 「調和」
日々 色んなところで 起こっている「祝祭」
そんなものを 集めて。
また 糧にして。
光が溢れたならば
また 謳い 溢し 舞い 踊る
心を震わせ 大地に還す
成る程。
そうして 私も。
「その 循環」の 一部と
なれるのだ な。
ありがとう 世界
有り難い 世界
それでは ようく 目を 凝らして。
見てみると しよう。
この 美し過ぎる 世界を な。
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