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8の扉 デヴァイ
辻褄
しおりを挟む辻褄が 合わないって
そう 言う人がいるけど
それは私にとっては
問題じゃ ないんだ
だって 私は。
「本当のこと」しか 言っていないから。
辻褄合わせが必要なのは
それが 本当ではないからなんだ
「証明」が好きな人もいる
でも 私には必要がない
だって 証明する必要が無いから
「それ」が 「本当」だって
決めるのはいつも 自分だからだ
しかし
時折やって来る 強い風
私の 真ん中を 乱そうとするのは 誰
乱そうとするのは 何故
何が
どれが
誰が
恐ろしいの
あなたが 恐れているのは
誰なの なんなの
大丈夫 誰も あなたの事など 疑っていない
怖がらないで
攻撃しなくていい
誰も あなたを傷つけたりしない
本当の意味で あなたを 傷付け 攻撃しているのは
傷付けることができて
攻撃することができるのは
あなた自身 だけなんだ
だから
その手を止めて
その 口を閉じて
その 思考を止めてみて
何が 見える?
誰かが あなたに 害を加えているの?
誰も
何も
ない いない していない
それが 本当
だから。
「私も 本当」 「あなたも 本当」
それが 真実
それで いい
それが いいんだ
そうして みんなが
其々の 色 で 輝き始める
そういう 世界が 見たくないかい?
私は。
見たいよ。
ずっと ずっと
見たかったんだよ。
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