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8の扉 デヴァイ

ほんとうのこと

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物事は

  いつだって複雑に絡み合って

 解けない様に  解らないように

 見えるけど


 それは まやかしの 目眩しだ


 誰が 目眩しをかけている?

 誰が ほんとうのこと を

     隠したいんだ?


   何が  ほんとうのことで

   何が  正しい とか

   何が  いいとか 悪いとか


     誰が。  決めているの?




    誰が。  なんの ために


    決めたのだろうか。





 私が私では 駄目 で

 母が言うことが正しい とか

 先生が言うことが正しい とか

 偉い人が言うことが正しい とか


  それは  ほんとうのこと  なの?




      「違って」いれば。


    それは   「正しく」は ないの?






 違うこと

 反対のこと

 白いこと 黒いこと

なんでも。


 進みたいと 思った方向 それが

 なんだとしても

 どこだと しても


  「自分」が 行きたいと思えば。

  それが いい

  それが  私 の正解

  では 何故 いけないのだろうか





  いや いいんだ

  いいんだよ

 糾弾されても
白い目で見られても
陰口を言われようと
 なじられようと そしられようとも



  「私」が 真ん中に在って

     自分の光を 見つめ 追って

    真っ直ぐ 歩いて行けたなら


  それが

   
      「自分を大切にするため」の


               行動 ならば。



 自分を 「愛するため」の 真ん中 ならば。



 そう 「真ん中」には

  いつだって 「自分のほんとうのこと」が ある


  知って いるだろう?

  本当は 解って いるのだ

  そう



 「ほんとうのこと」は 自分の中にしか ない


  周りが言うのは まやかしだ

  それは

  何の為 誰の 為の まやかしなのか


   よく ようく  考えろ


 さすれば 「ほんとうのこと」が


 どちらなのかは 明白だ



  だって どうしたって


    真実は ひとつ  なのだから。





 進め

歩け

 今 進まなければ いつ 進む?


そう

  今既に  時代ときは満ちた


もう 鐘は鳴っているし

 始まりの合図は

 響き渡った筈だ




何度でも 言ってやる



   「おまえは 正しい」

 「そのまま 進め」

    「自分の道を行けばいい」



   「あの 光を。 見失うな?」





  ほら 顔を上げて 

  いつでも どこでも  何度でも

  瞬き 輝く

   あの  星を。



 しっかり見上げて 進め。





 思い出せ

あれは お前だけの 星

いつでも 揺らがずそこにある

いつでも


 お前の 為だけに 瞬き輝いて いるのだ






何度 迷ってもいい

ただ 迷ったら  顔を上げ 進め

上を 見ろ


 いつも  お前を 見ているよ。


 そう  私は お前   なのだから。
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