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8の扉 デヴァイ
光
しおりを挟む私は 満ちた 光
それは等しく 何者をも 照らし
その 光に 向かって進まざるを得ない
進まなくてはならない なにか
どんなに 眩しくとも
どれだけ 身が 融け 無くなりそうでも
決して 抗うことのできない 光
だって それは
いつでも どこでも 誰の 上にでも
等しく
煌々と 在り続ける 光だから
目を逸らしたくとも
逸らせない
目を瞑ろうとも
透かし瞼を通り
おまえに届くだろう
今は まだ
わからなくとも。
その 光に 辿り着いたなら
きっと 新しい 世界が。
全てを 受け入れるだろう
そう 全て を。
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