透明の「扉」を開けて

美黎

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5の扉 ラピスグラウンド

それぞれの扉

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「依る?」

なによ。私、怒ってるんだからね?


気焔が私を金色の炎で包み、ふわりと到着したのは最初に私が連れてきてもらった、家の屋根の上だった。

別に、もうあんまり怒ってはいなかったけど、なんだか悔しくて態度だけは怒ったまま、屋根からの夜景を眺める。
今日も街は深い青で、ピリリと寒く、とても綺麗だ。


どうして寒いと景色がハッキリ見える気がするんだろうな?
そんな事を考えつつ、紺色になっている屋根と空に瞬く金色の小さな星達を眺める。
やっぱり星と街の家々の灯りが、同じように散りばめられていて、どこからが空なのかじっと目を凝らした。遠くの小さな灯りがパッと消えて、「あそこからかな?」とまた目を凝らす。
寒いと、星の瞬きの回数も多い気がするよね…。


「しかし、吾輩、嘘は言っていない。」

ん?ああ、まだ怒ってるんだった。
気焔はきっと謝っているつもりなのだろう、…ん?でも?嘘は言ってない…………???

思わず、金の瞳をまじまじと見つめてしまった。

え?結婚………とか、依るは吾輩の………え?
ええ~???

色々と気焔が言っていた内容を思い出してきて、慌てて、目を逸らす。

えええええぇぇぇぇぇあぁ?
んん?
いやいやいやいやいや。え?嘘でしょ?
なに?どうすればいいの???エローラさーん!

この時ばかりはあの二人が恋しくなった私。
だって、嘘じゃないなんて言われてしまったらどうしていいのか、全く、分からない。

え?でも?結婚とか?出来なくない?石だよ?姫様は?え?どうするの??意味が解らない!!



しばらく一人でぐるぐるしていた。

静けさの中、キラリと目の端に流れ星が映った気がして、意識が現実に戻り始める。
少し、落ち着いてきてやっと、我に返った。

気焔は黙って私を抱えたまま、夜の景色を眺めていて、夜の闇に浮かび上がる金色の彼が綺麗だな、と私もそれを眺めてしまった。

そうだ。
始めは、気焔が金色の炎になったり、火の玉になったり、半分炎だったりするのも綺麗で、見惚れていたんだっけ。

そんな事を思い出す。そして今日の闇に浮かぶ気焔も同じように綺麗だ。

キラキラ、金色に光る私の石。

そう、私はこの金色を私の石だと、思っている。
なら、どうして不安になるんだろう。姫様の所に行ってしまう、と思っちゃうんだろう?
薄く、金色に光る横顔を眺めながら、ゆっくり考えた。この、自分の中にある二つの気持ち。
でも、どちらも私の気持ちだもんね?そう、思ってまた願い事を言う。
だって、流れ星が見えたから。三回は言えないけど、また流れるかもしれないよね?

「その時までは、そばにいてね?」

そう言った私の言葉に少し苦い色の瞳が答える。

「信じていないのか?」
「そういう訳じゃないけど…。」
「ならば、信じろ。お前の想いが、何よりの力になる。」

…………そうか。
なんとなく、それは分かる。想いが、力になるのは。
それよりも私はなんだか気焔が私の事を「お前」と言った事に驚いていた。大体、いつも「依る」か「お主」なのに。

彼の心の変化が見えて、何故だか少し嬉しくなった。この前、笑顔を見せてくれた事も。
気焔の中でも、何かが変わってきているのかもしれない。そう、私の中でも、何かが変わってきているように。


少し眠そうに欠伸をしたのを合図に、気焔は部屋に私を戻した。
いつの間にかレナも帰っていたようで、向かいの部屋の物音を聞いて安心した私は、そのまま眠りについた。

次の日、お化粧を落とし忘れている事に気が付いて焦ったけどね。









無事(?)、冬の祭りも終わって後片付けを手伝っていた次の日。
教会部分の飾りを取り替え、敷き布も変える。
玄関扉のリースの赤い飾りを外して、新年に向けた色に変更だ。あとはもう少しこの前摘んできたハーブを干さなきゃいけないかな?
粗方片付けが終わり、ひと息つこうとダイニングへ入ると話声が聞こえる。レナとお茶を飲んでいると、居間からハーシェルが顔を出す。なんだか話石をしているなぁと思っていたら、どうやら私への連絡だったようだ。

「ヨル、明日中央屋敷へ行っておいで?何やら顔を見せにおいでって。あとは色々話を聞いてくるといい。」
「良かった、いつ行けばいいのか分からなかったんです。明日ですね。何聞こうかな…?」
「そうそう、移動もお願いしておくといい。グロッシュラーへはあそこから行くんだ。」
「………?中央屋敷から?行くんですか?」
「そうだ。屋敷の中の部屋から移動する。」
「えー!気になる!」

屋敷の中の部屋?何処かに、また魔法陣がある部屋があるのかな?それとも物凄く大きい石?どっちにしても、絶対見たい。
そもそも中央屋敷自体、欲を言えば全ての部屋が見たいくらいなのだ。駄目かな…。そんな事言えないよね?いや、状況次第ではお願いしてみようかな…。

「じゃあ私はエローラとイスファの見送りに行こうかな?手紙も渡さなきゃだしね?」
「確かに。よろしくお願いします!」

きちんとエローラは手紙を書いているだろうがレナに任せておけば更に安心だ。
明日、発つと聞いている二人にも挨拶に行かなきゃね。

ラピスはホームだから、戻ってこれる気がするけどシャットは次にいつ行けるのか全く読めない。
でも、それも寂しい。いつか、どの扉にも自由に行き来出来るようになればいい。
その為にはまず、平和になってもらわなくちゃね?

そんな事を考えつつ、少し休んだらシュツットガルトの所に挨拶に行く事にした。
まだ午後早い時間だから丁度いい。そう思ってハーシェルに伝えると「今日夕食に招いている」と言うので「お父さんナイス!」と思いながら、ご馳走を作るべく予定変更をして台所に立ったのだった。



「レナ、料理できるんだ…。」
「何よ?失礼ね。大体、一通りの事は教えられるのよ。将来どこに送られてもいいようにね。」

そうなんだ…。送られるって、どういう事だろう?淡々と根菜の皮を剥いているレナを見てまた初めの頃の様子を思い出していた。
レシフェもそうだし、シェランはデヴァイからだけど、「売られた」と言っていた。本当にグロッシュラーは子供を売買しているのだ。いや、売っているかは分からないけど、その可能性は十分ある。段々、移動の日が近づくにつれて「人をすぐに信じる癖も直しなさい」とレナに言われていたのだ。事あるごとに。

レナだって、そう歳の変わらない少女だ。
その少女をしてここまで言わしめる、グロッシュラーとは。
あまり気張りすぎても失敗しそうだが、今迄通りに行くとは思わない方がいいのだろう。
それはこの所のウイントフークの様子からも、分かっていた。やはり、私がカミングアウトしてから調べがスイスイ進むようになったらしい。
なんだか色々、謎が解けたとか言ってたし。
その所為もあって危険については口酸っぱく、言われていたのだ。まぁ主には「気焔の側を離れるな」だったけど。それなら、お安い御用だ。


そう、祭りの夜から本当に気焔はいつの間にかいなくなる、という事が無くなった。嬉しいのと、なんだか落ち着かないのと半々な私は、動かそうとした大鍋を「よこせ。」と持ってくれた気焔に曖昧な笑みを向ける。
いかんいかん、「信じろ。」って言われてるんだよ…。

そんな私の挙動不審に更に拍車をかけるのが、それを面白がって見ているレナだ。
レナから言わせれば「さっとくっつきなさいよ」との事なのだが、そもそもこの、いつも一緒にいる状況からどうすれば「くっつく」になるのか、皆目見当が付かないのだ。
ま、今は…………仕方ないよね?

とりあえず手元のポテサラもどきを作る事に、集中する事に、した。とりあえずは今夜の送別会だ。





「お邪魔します!手伝うよ。」

結局私達はエローラも呼ぶ事にした。まぁ、ね?お願いする内容が、少し、デリケートだから。
本人から渡してもらった方がいいし、明日は結構、朝早く発つらしいのだ。

確かに一週間以上空けてるからね…………。
シュツットガルトも、もっと居たいのは山々らしいが、こればかりは仕方が無い。実はルシアは「私達がそちらに行きましょうか?」と提案したらしい。その話を聞いた時、ルシアらしいな、と私は思ったのだけど。
しかし、シュツットガルトはやはり首を縦には振らなかったようだ。彼からしてみれば、連れて行けるものなら始めから連れて行ったのだろう。それに、まだどこも安全な訳では無い。
少しずつ変わってきてはいるが、まだまだ解らない事も多いし、何も根本は解決していないのだ。



エローラも手伝ってくれたので、最後の準備はすぐに終わり、私達はいつものようにお茶を始めた。いや、みんなが来るまでよ?来るまで。


「なんだか寂しくなるわね……ヨル達だって、もう週末には移動しちゃうんでしょう?」
「そうだね…。多分。ホント、ラピスにいるとずっと居たくなるから困るんだよなぁ~。」
「確かに住みやすいわよね。私も将来はこっちに来ようかしら?」
「いいね!みんなで住めばいいよ。楽しみだなぁ。あ、結婚式の服も作れるから。」
「え?そうなの?流石エローラ!」

確かにここに、ずっといられるならいいよなぁ。
結局、私は扉をずっと移動して、姫様を見つけたらきっと家に帰る。時間の流れが違うとはいえ、結構な期間、既にこっちにいるしやっぱり家族は心配しているだろう。
久しぶりに、自分の世界の家族の事を思い出した。こうしてしっかり思い出すと、「やっぱり帰らなきゃ」と思うのだけど普段はここ、ラピスがホームの意識が強い。あまり意識しなければ多分、ここで一生暮らしてもきっと違和感が無いくらいだ。

でも。
私の本当の世界は、ここでは無い。
異分子の自分や気焔がずっといる事で、みんなに何かがあったりしたら嫌だ。やはり何も解らないままに、ダラダラと居続ける訳にはいかないのだ。

「とにかく、また来てよ?ヨルは、帰ってくるにしてもレナも。遊びに来て?引っ越して来てもいいし。」

その、エローラの言葉を聞いてレナも曖昧に笑う。
気持ちは、分かる。レナもこれからどうなるのかが、分からないのだ。
きっと私の考えている事が分かったに違いないレナと顔を見合わせて、頷く。きっと、一緒にまたここに来ようと。


「お邪魔します。」

その時丁度、入ってきたのはイスファとリールだった。




先に来てティラナと遊んでいるリールの横で、私達は料理を並べながらお喋りをする。しかしやっぱり凄いのが、イスファが私達三人の中に入っても、全然全く、違和感がない事。
前から思ってたけど、これって才能だよね?
そんな和気藹々と準備している私達を、気焔は壁際でじっと、見ている。

イスファはチラチラと気焔を見つつも私に話しかけて、きた。それは気になっていた祭りの人形の話だ。

「父さんがあれから交渉に行ったんだ。まだ決まっていないけど、もしかしたら職人の交換をするかもしれない。」
「え?ホント?前にイスファが言ってたやつだよね?」
「そう。期間は限定されるけど、お互いの技術を学ぶ為に交換するんだ。ロランさんに交渉してるけどなんだか「ヨルに振られたから行く」って言ってたらしいよ?」

ちょっと笑いながら、そう言うイスファ。多分、相手は気焔だというのは感付いているに違いない。

「うん…。それはなんていうか、ロランは腕はいいからね…勉強になるといいね。」
「そうだね。また色々新しい事もやってみるつもりだ。ヨルも、無理するなよ?」
「うん、ありがとう。イスファもだよ?」

そう、お互い約束してまた会えるといいなと思う。イスファはシュツットガルトから何か聞いているだろうか。「また会える?」とは聞かれなかったし、「また会おう」とも言われなかった。
きっと、私達は分かっていた。約束は出来ないという事を。


外も暗くなってきて、ルシアの仕事も終わりシュツットガルトと一緒にやってきたのは子供達が先にご飯を食べてしまってからだ。
お腹が空いちゃって、待てなかったのだ。まあ、目の前にご馳走は既に用意されていたからね。
そのうちハーシェルも仕事が終わり、全員集合してみんなで楽しく食事をした。
みんな、よく食べ、よく飲んで、よくお喋りして、よく笑った。
また、こうしていつみんなで集まれるか分からない事を、全員が分かっていたから。
途中で私も、端の壁にに寄りかかって何か飲んでいる気焔の隣で、みんなを眺める。この、笑顔が沢山ある光景。これだよね。やっぱり。
気焔の隣で、しみじみ眺めて、いた。


子供達が眠くなるのを合図に、お開きの時間がやってきた。
シュツットガルトがリールを抱いて、ルシアと家に帰ると私達はみんなでエローラを送って行く事にした。
まだ、手紙を渡していない事に気が付いていたからだ。

私とレナ、気焔が先を歩いてエローラとイスファが二人で話せるように少し、離れて歩く。
心配だから、一応、殿を朝に任せている。猫だけど。でも、気焔が後ろをついてくるよりはいいよね?


すっかり暗くなった石畳を月明かりで進むのが中々楽しい。やっぱり私は、夜歩くのは結構好きなのだ。
ちょっとテンションが上がっている私をレナが嗜めながら、ルンルン進んで行く。エローラ達の様子を見ようと、後ろ向きに歩いたらすぐに転びそうになって怒られたけど。

「グロッシュラーでも、星は見える?」

他愛もない事を聞きながら、夜道を歩く。くだらない事を聞きながら、プラプラ歩くのが楽しいのに、レナから返ってきた返事が衝撃的過ぎて夜道散歩の醍醐味がすっ飛んで行った。

「え?星?ほとんど見えないわよ。」
「え?!そんな!」

何やら本当にグレーな世界の話を聞きながら、エローラの家に到着する。
どうやら無事、説明して手紙は渡せたようでニコニコしたエローラに見送られて私達は元来た道をまた帰る。

「じゃあ、イスファ!またね!」
「ああ。また!」

元気にエローラに手を振り挨拶をする彼を見て、やっぱり扉の行き来は重要課題だな、と考えながら夜道を帰った。










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