透明の「扉」を開けて R18

美黎

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受け取ること ☆5

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「しかし。お主、もっと「感じること」は、ないのか?」

「へっ?!?」

いきなり何を 言い出すんだ この人は。


黎が 「あんなこと」を 言っていて。
私の頭は 「そっち 方向」。

 「もっと 受け入れる」「感じる」

 そんな 感じだったけど。


しかし、それはではない らしく。

 暫し 自分の 「よこしま」?を

 反省した 私


そう どうやら彼が 言っている のは。


 「そうした 時  感じる 気持ち」

 「繋がることで 知る わかる  感情」

それは きっと。


 「嬉しい」とか

 「気持ちいい」とか  「心地いい」とか

 「喜び」とか。


 そんな 「幸せな いろ」で。


 
「     です よね。 」

 はい。 反省。します



でも。 確かに。

 「交わりそれ」は

 少し 「思ってたのと 違った」けれど。

それは 「色んな方向」に 「違って」いて。


 勿論、「みどり」に なったことも そうだ。
 まさか
 「あんな風に 融ける」なんて
 想像もしていなかった。

 「自然」と 繋がり
 「自分」を 知り

 全ての「繋がり」 「循環」が わかって。

 嬉しかった  楽しかった

 やはり 「喜び」では あったんだ。


 でも。  それと同時に。


 徐々に 解かされてゆく からだ

 自分で触れて みたことは あるけれど

 全く ちがう その 感触 感覚  

   全身が 痺れる様な  「それ」は。



「  ぅむむ。」


 「みどりの 私」と もう一つ「肉体ものの 私」

 「直接」「感じる」「感触」「触れる 琴線」

 「震える からだ」

 なに か   どこ か。


 これまでに  「ない」「なかった」それ


 その 「感覚」は。


 確かに「新しく 拓いた」それ なのだろう。



いつの間にか
徐ろに私を撫でている 指も。

すっかり馴染んで ある意味 「普通」

しかし しっかり「気持ち良く」は ある。

そう 「恥ずかしさ」が 薄れたお陰で。


 「快感」「悦び」「浮遊感」「上下する 波」

色んな 「感覚」が。

 私に 齎されて。


 「自然に」「反応」する からだ

 その 這う指に 合わせて しなる 肢体

  彼の動き 振動 息

   それに 自然と合ってゆく わたし

それはやはり 「馴染んで」きたからで。


 言葉も無く 合わされた 瞳

 その「いろ」一つで。

 お互いを「知り」  唇を 合わせ

 注ぎ合い  いろを 交換 する

 そうして わたしの「加減」を見た 彼は。


 少しずつ 手を下へ向かわせ。

 合わせた唇から 読む 「わたしの いろ」

 それを見ながら きっと。


 「どこが 」 「どう」「いいのか」

  「どうすれば 昇り」「休み」

 「どう 強めれば」  「達するのか」。


そう 私は。

これまで
 「自分で」は 「達した」と のだけれど。

それは まだ 全然  「手前」「序の口」


 「本当の  やま」「オーガズム」なるものを。

 初めて  知ったのだ。



そう 馴染んで いく  うちに。





 「始めからことは ない」

確かにラエティアも 言っていた そのこと

成る程 今なら。
それが わかる。


 勿論、最初は「みどり」になった それもあるけれど。


きっと彼は 手加減 していたのだろう。

 私の 「解れ具合」を 見ながら。

 きっと 「徐々に拓いて」いったのだ

 私の 「その 部分」を。






 ワレモノの 様に  丁寧に 丁寧に

 触れられ 扱われていった からだ

 
上から流し込まれた「いろ」で 様子を見られ

下から その 「収縮具合」で 馴染みを みる

 そう 「」が 彼のあれに

 反応して。

 動くことも 初めて 知った。



だって そもそも。

あの人は
真っ直ぐに私を見つめたまま あれを 挿れる

それが いけない。


 始めに まず 私の上にいる。

金の 緩い髪  美し過ぎる 瞳
濃い眉毛と睫毛  形の良い 厚みのある唇
そこに浮かぶ 「愛しい」という 「いろ」。

 そこから 既に いけない のに。


私の顔を じっと見ながら 「先」を当てて
ヌルヌルとしたり ぐっと 押したりして。

「反応」を 見る

そうして 私が「欲しく」なって
「恥じらい」部分が ほぼ 消え

「頂戴?」の「いろ」を確かめると。


 「プツリ」と ゆっくり 挿れられる それ


 そのまま ぐっと 押し入ることも あれば

 ゆっくりと 手前を擦り続ける
 そんな時も あって。


「意地悪」  そんな 目をすると。

喜ぶんだ。なんか 悔しい けど。


そうして まだずっと じっと
私を真っ直ぐ見る 金の瞳は
時折 「愛しい いろ」になったり
「嬉しそう」になったり
「楽しそう」に なったり。

私の「反応」を 見ながら 変わる

それが なかなか 私も 楽しい。


時折 私が 感じて「キュッと」なると。

彼の顔が少し 歪むのも 楽しい。
とても。


 そうして私を 真っ直ぐに見つめながら
 山へ 導く彼

 腰の動き 速さ  
 私の具合を見て 追加される 指の 動き。

 なんでか 時折 焔を出してくるのは 反則だと 思う


 あれは。

 なんだか 乳首をチロチロ撫でたりしてきて。

 結構 気持ちいい のだ。
 いかん。


そうして二人で 昇る やま

 昇れる様に なった やま。


 いつからなのかは 分からないけど。

 彼のペニスで 達することが できるようになった

それまでは。

指で 導かれたり  突起を全て 弄られながら
挿れられてたり

 「反則技」で 昇っていたけど。

いや それも 気持ちいいけど。



ある時

 「いっぱいいっぱい」だった 私

 「彼のことが 愛し過ぎて」「胸が いっぱい」

「今更 これ以上」「無理」「なんで こんなに」

 「カッコいい」「すべすべ」「チカラ強い」

 「熱い」「綺麗」「美しい な」

 「好き」  「気持ちいい」


  「 なんか もう  なんでも  いい な」


そんな 時。


  「ぐっ」と。 侵って きた それに。

 「まずい」

そう 思って チカラを入れた。

なんだか よく  わからなかった けれど。

 すぐ 達し そう  
 なんか ヤバい 
 
 なんか  ちが う ??


それだけは わかって。


 チカラが 入った私の それ に
 彼の顔が歪んで。

 また更に チカラが 入る 下腹部

 
 「ぅっ 」

 彼の漏らした 「こえ」に。


「パァッ」と 光が 差した。
多分 あれは 私の「喜び」「嬉しさ」の光

 いつも「私が喜ばせられている」
 「与えられている」そう 思っていたから。

 「気持ちよさそうな こえ」を 聞いて。


「嬉しさの 光」が 差し
私の身体も  高揚し

 彼の動きも 釣られて 速まる


 あ   まずい


   いや  まずく   ない


                けど



   これ         か  も。











て、言うか。

そこからあまり、記憶は無いけど。

多分「あれ」が あの夢で見た「解け合うそれ」じゃ ないかな

そう 思ったんだ。

多分。


 いや 「それ以上」が あるのか どうかは。

 まだ これから。


試   す   いや   試すのか

   いやいやいや  ???





「ん? 終わったか?」

「え」

あれ?

どうやら私の「回想待ち」だったらしい 彼

しかし私達は 今 「繋がった状態」では ある。


「ぇっ」

いつから??

どっから  回想 に ???


「しからば。」

「  っ」

動き始めた彼に、文句を言うことは できない。


なにしろ私の目下の「課題?」は

 「感じること」「受け入れること」

 「感じきる こと」「受け取る こと」。


きっと 骨の髄まで 満たされれば。

また 知れる事が あるのだろう。

なんだか、そんな気が する。



「余裕であるな?」

しかし、気付かれた 「よそ見」

ニヤリとした 「わるい色」は

 私の「苦手な最高にいい」場所に。

 全ての 触手を這わせ

 陥落へ向かい動いていたので ある。





































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