2 / 12
え?俺転生したけど?????
て、転生???そんなの聞いてない!!
しおりを挟む
「じゃーな、ばいばーい」
と友達と別れたのが数分前。
帰り道の途中雨が降り出しちょっと焦っていた。
あー、そいやぁ朝午後から雨マークだったなぁ。と思いながら自転車をこいでいたら、ついにゴロゴロ...と雷までなり始めてしまった。
うぉ。マジかよ。
と内心ため息をつき、やっと家の前の坂道まで辿り着きほっと息をついた。
そのちょっとしたきのゆるみがいけなかったんだなぁ。
前から来ている車に俺はきずけなかった。
「キキーー、ドンッ」
あぁ、痛てー。
こんなラノベみたいな展開ほんとにあるんだなー。と、内心笑いそっと重いまぶたを下ろした。
「.........ここどこ?」
俺が起きたのは、真っ白い箱みたいな部屋の中だった。
てかなんか部屋の真ん中らへんにコタツあるし。おじいちゃんなんかニコニコしてぬくぬくしてるし。
「あのぉー。すみません。ここどこですか??」
とりあえず話してみた。
「おぉ。すまんのぉ。きずかんかったわい。気分はどうかのぉ」
と、俺にみかんを差し伸べながら、優しい笑みを浮かべおじいちゃんは喋った。
「はい!全然大丈夫です!!あれ?なんで大丈夫なんだ?おれひかれたよね?」
.........。あれ、全然傷ついてないじゃん。今気ずいたけど、何で喋れるんだ??頭の中がクエスチョンマークで溢れる。
「まぁそう思うのも無理ないのぉ。ここは転生部屋と言ってなお主たちの言う異世界転生をする場所じゃよ。」
「あー。あのね、今人気の異世界転生ね!ってはぃぃぃぃ???!転生ぃぃぃ???!」
マジかよと思いながら頭を抱える。
「すまんのぉ。急な話で。
本当は天国にいって貰うはずだったんじゃけどどうやら、わしの部下が間違えててしまってのぉ。本当はあそこで事故るのはもっと後だったんじゃよ。」
まじかぁ。
今見てる漫画どうやって終わるか見たかったなぁーと悲しんでいると、
「ほんとにすまんのぉ。けどお主には特別に…3つだけ好きなスキルをつけてあげよう!!様態はそのままじゃけど」
「えっほんとですか!!やった!!俺チートなスキル持ってみたかったんです!!」
チートスキルとか、こんなん学生の夢でしょ!!えーと何にしようかなぁー。
と悩んでいると急にジリリリとベルが鳴り響いた。
「あっ。もう時間みたいじゃ!!お主にはもう転生してもらわんとかん!スキルはこっちで適当につけといてあげる!!」
「えっちょっまっt」
俺は突如猛烈な浮遊感に襲われ真っ逆さまに落ちてった。
俺マジでこうゆう系むりなんだよぉぉぉぉぉ。
「目覚めたらステータス見といてのぉー。」
俺が最後に聞いたのはその声だった。
と友達と別れたのが数分前。
帰り道の途中雨が降り出しちょっと焦っていた。
あー、そいやぁ朝午後から雨マークだったなぁ。と思いながら自転車をこいでいたら、ついにゴロゴロ...と雷までなり始めてしまった。
うぉ。マジかよ。
と内心ため息をつき、やっと家の前の坂道まで辿り着きほっと息をついた。
そのちょっとしたきのゆるみがいけなかったんだなぁ。
前から来ている車に俺はきずけなかった。
「キキーー、ドンッ」
あぁ、痛てー。
こんなラノベみたいな展開ほんとにあるんだなー。と、内心笑いそっと重いまぶたを下ろした。
「.........ここどこ?」
俺が起きたのは、真っ白い箱みたいな部屋の中だった。
てかなんか部屋の真ん中らへんにコタツあるし。おじいちゃんなんかニコニコしてぬくぬくしてるし。
「あのぉー。すみません。ここどこですか??」
とりあえず話してみた。
「おぉ。すまんのぉ。きずかんかったわい。気分はどうかのぉ」
と、俺にみかんを差し伸べながら、優しい笑みを浮かべおじいちゃんは喋った。
「はい!全然大丈夫です!!あれ?なんで大丈夫なんだ?おれひかれたよね?」
.........。あれ、全然傷ついてないじゃん。今気ずいたけど、何で喋れるんだ??頭の中がクエスチョンマークで溢れる。
「まぁそう思うのも無理ないのぉ。ここは転生部屋と言ってなお主たちの言う異世界転生をする場所じゃよ。」
「あー。あのね、今人気の異世界転生ね!ってはぃぃぃぃ???!転生ぃぃぃ???!」
マジかよと思いながら頭を抱える。
「すまんのぉ。急な話で。
本当は天国にいって貰うはずだったんじゃけどどうやら、わしの部下が間違えててしまってのぉ。本当はあそこで事故るのはもっと後だったんじゃよ。」
まじかぁ。
今見てる漫画どうやって終わるか見たかったなぁーと悲しんでいると、
「ほんとにすまんのぉ。けどお主には特別に…3つだけ好きなスキルをつけてあげよう!!様態はそのままじゃけど」
「えっほんとですか!!やった!!俺チートなスキル持ってみたかったんです!!」
チートスキルとか、こんなん学生の夢でしょ!!えーと何にしようかなぁー。
と悩んでいると急にジリリリとベルが鳴り響いた。
「あっ。もう時間みたいじゃ!!お主にはもう転生してもらわんとかん!スキルはこっちで適当につけといてあげる!!」
「えっちょっまっt」
俺は突如猛烈な浮遊感に襲われ真っ逆さまに落ちてった。
俺マジでこうゆう系むりなんだよぉぉぉぉぉ。
「目覚めたらステータス見といてのぉー。」
俺が最後に聞いたのはその声だった。
0
お気に入りに追加
764
あなたにおすすめの小説
ある日、義弟に突然「兄ちゃんが主人公で総受けとかウケるwww俺は絶対好きにならn…好き…」…いや、お前もかーい。
彩ノ華
BL
ある日、突然義弟からこの世界はBL小説の世界だと言われ俺はその中の〝主人公〟なのだとか…。
『兄ちゃんが主人公で総受けとかウケるwww俺は絶対好きにならないwww』
と笑っていたお前だが…
いや、お前もやないかい。
イケメン義弟×無自覚たらし兄
※ゆるゆる投稿
※素人作品
平凡な俺、何故かイケメンヤンキーのお気に入りです?!
彩ノ華
BL
ある事がきっかけでヤンキー(イケメン)に目をつけられた俺。
何をしても平凡な俺は、きっとパシリとして使われるのだろうと思っていたけど…!?
俺どうなっちゃうの~~ッ?!
イケメンヤンキー×平凡
転生したら同性から性的な目で見られている俺の冒険紀行
蛍
BL
ある日突然トラックに跳ねられ死んだと思ったら知らない森の中にいた神崎満(かんざきみちる)。異世界への暮らしに心踊らされるも同性から言い寄られるばかりで・・・
主人公チートの総受けストリーです。
【BL】国民的アイドルグループ内でBLなんて勘弁してください。
白猫
BL
国民的アイドルグループ【kasis】のメンバーである、片桐悠真(18)は悩んでいた。
最近どうも自分がおかしい。まさに悪い夢のようだ。ノーマルだったはずのこの自分が。
(同じグループにいる王子様系アイドルに恋をしてしまったかもしれないなんて……!)
(勘違いだよな? そうに決まってる!)
気のせいであることを確認しようとすればするほどドツボにハマっていき……。
転生先がBLの世界とか…俺、聞いてないんですけどぉ〜?
彩ノ華
BL
何も知らないままBLの世界へと転生させられた主人公…。
彼の言動によって知らないうちに皆の好感度を爆上げしていってしまう…。
主人公総受けの話です!((ちなみに無自覚…
転生したら弟がブラコン重傷者でした!!!
Lynne
BL
俺の名前は佐々木塁、元高校生だ。俺は、ある日学校に行く途中、トラックに轢かれて死んでしまった...。
pixivの方でも、作品投稿始めました!
名前やアイコンは変わりません
主にアルファポリスで投稿するため、更新はアルファポリスのほうが早いと思います!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる