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2部
まずは1部のあらすじを(1/2)
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今回は本編はお休み。
主人公である私、睦月 唯花が『あなたが落としたのはイケメンに「溺愛される人生」それとも「執着される人生」ですか? (正直に答えたら異世界で毎日キスする運命が待っていました) 』1部のあらすじを語るね。
あらすじとしては長めだから2回にわけるよ。
私は現代日本に暮らす、ごく普通の二十代女性……のはずが、ある日突然、異世界トリップしてしまい――。
くわしくは下を読んでね! (1/2)
会社帰りに地元の公園に寄った私は、バナナを踏んで池に落ちてしまう。
すると目のまえに、池の精霊だと名のる女性があらわれ、私に2択クイズをだす。
クイズに答えた私を精霊さんは異世界に とばした。
「今度こそ、しあわせになるのよ~」と言いながら。
気がつくと、私は西洋風の館の中庭にある泉のそばにいた。
異世界トリップしたばかりの私に声をかけてきたのは、なんと うさぎさん!
不思議なうさぎ、ティコティスは日本語が話せた。 (英語も話せる!)
どうやら私がトリップしたのは、ノイーレ王国という国らしい。
異世界の言葉を話せない私にティコティスはチョーカーをくれる。
中央にオレンジ色の石がついた、金属製の可愛いチョーカーだ。
このチョーカーをつけると、チョーカーに はめ込まれた『コトノハの魔石』と呼ばれる、意思を持った魔法の石が同時通訳してくれるんだって!
(なんて便利なアイテムなんだ。ありがとう、ティコティス!)
もっとティコティスにこの世界について聞きたかったんだけど、ティコティスはノイーレ王国とは また別の異世界からやってきた存在。
自分の世界で仲間がピンチなことを知り、帰還しなくちゃいけなくなる。
そのとき、ティコティスを『聖兎さま』と あがめる黒ずくめの服を身にまとった5人の集団があらわれた。
彼らはティコティスをノイーレ王国にとどめようと画策しはじめる。
私はなんとかティコティスが自分の世界に戻れるように、ティコティスの帰還を手伝うものの……。
黒ずくめの人たちに、私は「聖域であるこの中庭に勝手に入った」ことで囲まれてしまう。
1対5の非常に不利な状況。
おまけに ここは右も左もわからぬ異世界。
危機感をおぼえる私のまえに、ひとりの青年が颯爽《さっそう》とあらわれた。
彼の名はロエル。この館の主だ。
ロエルは、会ったばかりの私を自分の婚約者だと言い、だからこの中庭に入る権利はあると、黒ずくめの団体を納得させようとした。
黒ずくめ集団は、私が本当にロエルの婚約者なのか、うたがっている。
(まあ、うたがうも何も、私とロエルは会ったばかり。ロエルは私の名前も知らないはず)
ロエルは私にも自分の婚約者のフリをすることを持ちかけ、『婚約者同士の甘いくちづけ』をする。
熱いキスのおかげなのかは、わからないけど、黒ずくめの人々は中庭から去っていった。
とはいうものの――。
私、これからどうなっちゃうの!?
主人公である私、睦月 唯花が『あなたが落としたのはイケメンに「溺愛される人生」それとも「執着される人生」ですか? (正直に答えたら異世界で毎日キスする運命が待っていました) 』1部のあらすじを語るね。
あらすじとしては長めだから2回にわけるよ。
私は現代日本に暮らす、ごく普通の二十代女性……のはずが、ある日突然、異世界トリップしてしまい――。
くわしくは下を読んでね! (1/2)
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すると目のまえに、池の精霊だと名のる女性があらわれ、私に2択クイズをだす。
クイズに答えた私を精霊さんは異世界に とばした。
「今度こそ、しあわせになるのよ~」と言いながら。
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異世界トリップしたばかりの私に声をかけてきたのは、なんと うさぎさん!
不思議なうさぎ、ティコティスは日本語が話せた。 (英語も話せる!)
どうやら私がトリップしたのは、ノイーレ王国という国らしい。
異世界の言葉を話せない私にティコティスはチョーカーをくれる。
中央にオレンジ色の石がついた、金属製の可愛いチョーカーだ。
このチョーカーをつけると、チョーカーに はめ込まれた『コトノハの魔石』と呼ばれる、意思を持った魔法の石が同時通訳してくれるんだって!
(なんて便利なアイテムなんだ。ありがとう、ティコティス!)
もっとティコティスにこの世界について聞きたかったんだけど、ティコティスはノイーレ王国とは また別の異世界からやってきた存在。
自分の世界で仲間がピンチなことを知り、帰還しなくちゃいけなくなる。
そのとき、ティコティスを『聖兎さま』と あがめる黒ずくめの服を身にまとった5人の集団があらわれた。
彼らはティコティスをノイーレ王国にとどめようと画策しはじめる。
私はなんとかティコティスが自分の世界に戻れるように、ティコティスの帰還を手伝うものの……。
黒ずくめの人たちに、私は「聖域であるこの中庭に勝手に入った」ことで囲まれてしまう。
1対5の非常に不利な状況。
おまけに ここは右も左もわからぬ異世界。
危機感をおぼえる私のまえに、ひとりの青年が颯爽《さっそう》とあらわれた。
彼の名はロエル。この館の主だ。
ロエルは、会ったばかりの私を自分の婚約者だと言い、だからこの中庭に入る権利はあると、黒ずくめの団体を納得させようとした。
黒ずくめ集団は、私が本当にロエルの婚約者なのか、うたがっている。
(まあ、うたがうも何も、私とロエルは会ったばかり。ロエルは私の名前も知らないはず)
ロエルは私にも自分の婚約者のフリをすることを持ちかけ、『婚約者同士の甘いくちづけ』をする。
熱いキスのおかげなのかは、わからないけど、黒ずくめの人々は中庭から去っていった。
とはいうものの――。
私、これからどうなっちゃうの!?
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