七恋花の紡ぎ手〜記憶喪失のオレが七重人格のキミに惹かれるまで〜

 過去の事故により12歳以前の記憶をほとんど無くした主人公、黒無蒼司(くろなしそうじ)。大学進学を機に上京した彼は変わり映えのしない大学生活を送っていた。過去に自分が住んでいた東京で暮らせば、記憶が戻るかもしれないと思っていた蒼司は同じ大学に通う白神結月(しろかみゆづき)と出会う。

 白神結月との出会いにより強烈な頭痛と共に過去の記憶の一片を思い出した蒼司は、彼女と自分の間に記憶を思い出す鍵があると考える。

 記憶を取り戻すため、白神結月との接触を試みる蒼司は彼女から衝撃の事実を知らされる。
 それは白神結月は多重人格者で、自分の中には七人の少女の心がいるというものだった。

 まったく性格の異なる七人の少女たちに振り回される蒼司はやがて彼女たちに惹かれていく。

◆◇◆◇◆
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