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第14章 草原の風
第11話 単騎奮闘
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一斉にケンタウロス達がスタートするのをチユキは見守る。
大柄なケンタウロスに囲まれた華奢なコウキはすぐにもへし折られてしまいそうであった。
レースが始まった以後はコウキを手伝う事はできない。
見守るしかない。
コウキはケンタウロス達を巧みに避けながら前に出ようとしているのが見える。
「あれ? 何か変だよ? コウキ君が列から離れているよ」
異変に気付いたリノが声を上げる。
リノの言う通り、コウキはケンタウロスの集団から離れ始めている。
「ケンタウロス達は真っすぐ行かないつもりみたいね。何かあるのかな?」
シロネが言う通り、ケンタウロス達は目的の場所へと真っすぐ行かないつもりのようであった。
キソニアはほとんどがただ広いだけの草原であるが、川や小さな岩山等があり、簡単には進めない場所もある。
ケンタウロス達はもっとも早く進めるルートを知っている可能性もあった。
「確かに何かあるんでしょうね。ここは先頭の集団について行って、最後に追い抜くのが一番かもしれないわ」
チユキはそう冷静に分析する。
だが、そう言った時だった。
離れたコウキに向かって集団のケンタウロス達から複数の矢が放たれる。
「「「なっ!?」」」
それを見たチユキ達は思わず声を出す。
ケンタウロスは弓に長けた種族であり、その弓は小ぶりだが、様々な材料を使っていて、強力な矢を放てる。
力が弱い一般的な人間では扱えない武器だ。
そのケンタウロス達が放った矢がコウキに降り注ぐ。
「コウを狙うなんて許せない……」
「そうね、サーナさんの言う通りですわ。寄ってたかって卑怯ですわね」
キョウカとサーナが怒りの声を出す。
「そうね。ふうん、いい度胸じゃない」
チユキは杖を構える。
あの連中に爆裂魔法を叩き込もうと思ったのだ。
「ちょ!? ちょっと待つっすよ! ここで攻撃したら後で難癖をつけられるかもしれないっすよ!」
ナオが慌てて止める。
このレースは出場者限定で妨害も許される。
だから、特定の者を狙うこともあるのだ。
そして、出場者以外の者は関与を許されない。
ケンタウロスでない者であっても、関与したときは不正を疑われる事になるだろう。
ナオはそれを危惧したのである。
「ナオの言う通りだ。それに、あんな矢ぐらいじゃやられるような奴じゃないだろう。大丈夫だ」
レイジは冷静な声で言う。
確かにそのとおりだった。
コウキは持っている剣で巧みに矢を叩き落している。
「確かに大丈夫みたいね。でも、まだ妨害は続きそう……。コウキ君、大丈夫かしら?」
サホコは心配そうに言う。
コウキは先ほどの矢で集団から距離を離されてしまった。
付いてこさせないつもりなのだろう。
「そうですね。レースは始まったばかり、妨害は続くかもしれません」
カヤがサホコの言葉に頷く。
「手が出せないのが歯痒いわね。まあ、戻ったら矢を放ったケンタウロスには制裁を加えましょう。今はコウキ君を信じるしかないわ」
最後にチユキがそう言うと全員が同意するのだった。
◆
「ふっ、引き離したか。良くやったぞ」
先頭を行くバサーシはすぐ後ろを走る同じ部族の者に言う。
あの小さな人間は警戒しておくべきであった。
バサーシは後ろ髪を触る。
そこにはコウキによって引きちぎられた跡があった。
鬣を引きちぎる行為はケンタウロスに対する侮辱行為である。
バサーシの方から喧嘩を売ったのだが、そんな事は考えない。
必ず報いを与えてやろうと思ったのだ。
このキソニアは広く、ケンタウロスが大部分を支配しているが、中にはケンタウロスが立ち入れないような危険な場所もある。
この先には大河であるヴォルジャ河があり、渡河できる場所は限られていて、真っすぐ進んでも渡れない。
このキソニアに詳しくないコウキは知らないだろう。
引き離してしまえば渡河できず、迷うだけだ。
また、渡る事が出来てもその先にはヒュドラが住む岩山があり、さらにその先には凶悪な狼の聖地ネウロイがある。
そのため、迂回しながら進まなければならないのである。
「さて、もはや付いて来れまい」
バサーシは呟き、速度を上げる。
後ろを走るケンタウロス達は追いつけない。
バサーシは勝利を確信するのであった。
◆
コウキは飛んできた矢を何とか叩き落す。
「いつもよりも動きが鈍い……。やりづらい」
コウキはいつもより動きが鈍っていることを感じていた。
理由は簡単だ。
下半身が馬になった事でいまいち感覚がつかめないのだ。
直線を早く走れるようになったが、小回りが利かないのである。
戦闘はできる限り避けた方が良いだろう。
「さて、どうしよう? 追いかけようか?」
コウキは迷う。
他の走者は一団となって行ってしまった。
おそらく真っすぐ進むよりも早いのだろう。
追いかけて最後に追い抜いた方が良いかもしれない。
とりあえずコウキは追いかける事にする。
そして、ある程度進んだ時だった。
再び矢が飛んでくる。
飛んできた矢は2本、コウキは剣を振り、その矢を叩き落す。
コウキは矢の飛んできた方向を見る。
そこにはケンタウロスが2名待ち構えていた。
それぞれ弓を構えている。
「ほう、やるな。人間が我らの矢を受けるとはな」
「確かにな。バサーシの兄貴が警戒するわけだ……。だが、ここまでだ! 我が名はサーク! そしてこちらは弟のラナベ! ここから先には通さぬ!」
サーク、ラナベのケンタウロスの兄弟がそれぞれ弓を構える。
コウキも武器を構え相手を見る。
バサーシ程ではないがかなり強そうであった。
(どうしよう。かなり出遅れてしまった……。何とかしないと)
コウキはサークとラナベを見る。
両者は互いに離れコウキを挟むように移動する。
あくまで時間稼ぎに徹するつもりなのだ。
弓で付かず離れずコウキの行く手を妨害する。
対してコウキは飛び道具を持っていない。
離れられると攻撃する手段がなかったりする。
(あーっ! もう! どうしようもない!)
コウキはサークとラナベから目を離し真っすぐ目的地がある方角を見る。
このまま進んでも妨害されるだろう。
早く行ける道もわからない。
ならば、真っすぐ先に進もうと思ったのだ。
「「何!?」」
サークとラナベが同時に驚きの声を出す。
コウキはケンタウロスの兄弟に構わず目的地に向かって駆け出したのだ。
(できると言ってくれたリノ様を信じる!)
リノはコウキがナオと同じように進めると言ってくれた。
ナオならば真っすぐ進むだろう。
だからコウキも真っすぐ目的地へと向かう。
途中で何が待っているかわからない。
だが、それを乗り越えて行く。
後ろからサークとラナベが追いかけてくるのを感じる。
レースは始まったばかりであった。
大柄なケンタウロスに囲まれた華奢なコウキはすぐにもへし折られてしまいそうであった。
レースが始まった以後はコウキを手伝う事はできない。
見守るしかない。
コウキはケンタウロス達を巧みに避けながら前に出ようとしているのが見える。
「あれ? 何か変だよ? コウキ君が列から離れているよ」
異変に気付いたリノが声を上げる。
リノの言う通り、コウキはケンタウロスの集団から離れ始めている。
「ケンタウロス達は真っすぐ行かないつもりみたいね。何かあるのかな?」
シロネが言う通り、ケンタウロス達は目的の場所へと真っすぐ行かないつもりのようであった。
キソニアはほとんどがただ広いだけの草原であるが、川や小さな岩山等があり、簡単には進めない場所もある。
ケンタウロス達はもっとも早く進めるルートを知っている可能性もあった。
「確かに何かあるんでしょうね。ここは先頭の集団について行って、最後に追い抜くのが一番かもしれないわ」
チユキはそう冷静に分析する。
だが、そう言った時だった。
離れたコウキに向かって集団のケンタウロス達から複数の矢が放たれる。
「「「なっ!?」」」
それを見たチユキ達は思わず声を出す。
ケンタウロスは弓に長けた種族であり、その弓は小ぶりだが、様々な材料を使っていて、強力な矢を放てる。
力が弱い一般的な人間では扱えない武器だ。
そのケンタウロス達が放った矢がコウキに降り注ぐ。
「コウを狙うなんて許せない……」
「そうね、サーナさんの言う通りですわ。寄ってたかって卑怯ですわね」
キョウカとサーナが怒りの声を出す。
「そうね。ふうん、いい度胸じゃない」
チユキは杖を構える。
あの連中に爆裂魔法を叩き込もうと思ったのだ。
「ちょ!? ちょっと待つっすよ! ここで攻撃したら後で難癖をつけられるかもしれないっすよ!」
ナオが慌てて止める。
このレースは出場者限定で妨害も許される。
だから、特定の者を狙うこともあるのだ。
そして、出場者以外の者は関与を許されない。
ケンタウロスでない者であっても、関与したときは不正を疑われる事になるだろう。
ナオはそれを危惧したのである。
「ナオの言う通りだ。それに、あんな矢ぐらいじゃやられるような奴じゃないだろう。大丈夫だ」
レイジは冷静な声で言う。
確かにそのとおりだった。
コウキは持っている剣で巧みに矢を叩き落している。
「確かに大丈夫みたいね。でも、まだ妨害は続きそう……。コウキ君、大丈夫かしら?」
サホコは心配そうに言う。
コウキは先ほどの矢で集団から距離を離されてしまった。
付いてこさせないつもりなのだろう。
「そうですね。レースは始まったばかり、妨害は続くかもしれません」
カヤがサホコの言葉に頷く。
「手が出せないのが歯痒いわね。まあ、戻ったら矢を放ったケンタウロスには制裁を加えましょう。今はコウキ君を信じるしかないわ」
最後にチユキがそう言うと全員が同意するのだった。
◆
「ふっ、引き離したか。良くやったぞ」
先頭を行くバサーシはすぐ後ろを走る同じ部族の者に言う。
あの小さな人間は警戒しておくべきであった。
バサーシは後ろ髪を触る。
そこにはコウキによって引きちぎられた跡があった。
鬣を引きちぎる行為はケンタウロスに対する侮辱行為である。
バサーシの方から喧嘩を売ったのだが、そんな事は考えない。
必ず報いを与えてやろうと思ったのだ。
このキソニアは広く、ケンタウロスが大部分を支配しているが、中にはケンタウロスが立ち入れないような危険な場所もある。
この先には大河であるヴォルジャ河があり、渡河できる場所は限られていて、真っすぐ進んでも渡れない。
このキソニアに詳しくないコウキは知らないだろう。
引き離してしまえば渡河できず、迷うだけだ。
また、渡る事が出来てもその先にはヒュドラが住む岩山があり、さらにその先には凶悪な狼の聖地ネウロイがある。
そのため、迂回しながら進まなければならないのである。
「さて、もはや付いて来れまい」
バサーシは呟き、速度を上げる。
後ろを走るケンタウロス達は追いつけない。
バサーシは勝利を確信するのであった。
◆
コウキは飛んできた矢を何とか叩き落す。
「いつもよりも動きが鈍い……。やりづらい」
コウキはいつもより動きが鈍っていることを感じていた。
理由は簡単だ。
下半身が馬になった事でいまいち感覚がつかめないのだ。
直線を早く走れるようになったが、小回りが利かないのである。
戦闘はできる限り避けた方が良いだろう。
「さて、どうしよう? 追いかけようか?」
コウキは迷う。
他の走者は一団となって行ってしまった。
おそらく真っすぐ進むよりも早いのだろう。
追いかけて最後に追い抜いた方が良いかもしれない。
とりあえずコウキは追いかける事にする。
そして、ある程度進んだ時だった。
再び矢が飛んでくる。
飛んできた矢は2本、コウキは剣を振り、その矢を叩き落す。
コウキは矢の飛んできた方向を見る。
そこにはケンタウロスが2名待ち構えていた。
それぞれ弓を構えている。
「ほう、やるな。人間が我らの矢を受けるとはな」
「確かにな。バサーシの兄貴が警戒するわけだ……。だが、ここまでだ! 我が名はサーク! そしてこちらは弟のラナベ! ここから先には通さぬ!」
サーク、ラナベのケンタウロスの兄弟がそれぞれ弓を構える。
コウキも武器を構え相手を見る。
バサーシ程ではないがかなり強そうであった。
(どうしよう。かなり出遅れてしまった……。何とかしないと)
コウキはサークとラナベを見る。
両者は互いに離れコウキを挟むように移動する。
あくまで時間稼ぎに徹するつもりなのだ。
弓で付かず離れずコウキの行く手を妨害する。
対してコウキは飛び道具を持っていない。
離れられると攻撃する手段がなかったりする。
(あーっ! もう! どうしようもない!)
コウキはサークとラナベから目を離し真っすぐ目的地がある方角を見る。
このまま進んでも妨害されるだろう。
早く行ける道もわからない。
ならば、真っすぐ先に進もうと思ったのだ。
「「何!?」」
サークとラナベが同時に驚きの声を出す。
コウキはケンタウロスの兄弟に構わず目的地に向かって駆け出したのだ。
(できると言ってくれたリノ様を信じる!)
リノはコウキがナオと同じように進めると言ってくれた。
ナオならば真っすぐ進むだろう。
だからコウキも真っすぐ目的地へと向かう。
途中で何が待っているかわからない。
だが、それを乗り越えて行く。
後ろからサークとラナベが追いかけてくるのを感じる。
レースは始まったばかりであった。
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