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第10章 紺碧の魔海
第15話 テルキーネスの島
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セアードの内海には多くの島があり、そして目的の島は東部にある。
クロキ達は海の賢神アンモンに教えられてその島へと向かう。
島の名はロドスと言って支配しているのはテルキーネスという種族だ。
テルキーネスは獣と魚と人を合わせたような姿をして、ドワーフやサイクロプスと同じように冶金の技術に優れている。
ただ、数はサイクロプスよりもはるかに少なく、この島にしか生息していない。
つまり、テルキーネスはすぐにも滅びそうな種族なのである。
その技術の喪失を怖れた鍛冶神ヘイボスと海神ダラウゴンは彼らの保護に乗り出した。
テルキーネスに危害を加える者はその2神を敵に回す事になるだろう。
ただ、この島はサイクロプス島と違い、テルキーネスは島の一部を違う種族に解放している。
東部にある街には様々種族が住み、その多くはジプシール出身者だ。
もちろん人間の交易船も寄港する事があり、街にはヘイボス神が送った巨大な人型の銅像が立ち、島の象徴となっていた。
クロキとポレンとトヨティマとプチナはロドスの島へと入る。
「うわ~。すごい大きな銅像だね、ぷーちゃん」
「本当に大きいのさ」
ポレンとプチナは銅像を見上げて言う。
銅像は大きく街の外からでも見る事ができる。
ナルゴルにもこれほど巨大な銅像はないので珍しく、ポレンとプチナはちょっとした観光気分を楽しむ。
特にプチナは陸に上がれてご満悦のようである。
それに対して嫌そうにしているのはトヨティマだ。
陸の上でも活動できるが得意ではない。
霧が濃く湿度が高ければトヨティマも快適かもしれないが、ロドス島の天気は良く空気は乾いている。
トヨティマにとっては不快であった。
「全く、あんな銅像どうでも良いわ、早よ行こうや、確かセアードの額環は島の中央のテルキーネスの住処にあるんやろ。全くお父ちゃんもいけずやわ。こんなん取りに行きにくいわ」
トヨティマは自身の父親のダラウゴンに文句を言う。
ロドス島の中央には湖があり、その水中神殿が目的の場所なのである。
その地はテルキーネスの領域であり、ダラウゴンの許可がなければ神殿に近づくことも不可能らしかった。
湖に行くには陸路を行かねばならない。
湖から海へと川が流れているが、河口には街があり、海から川に侵入できないようにしており、また、途中でも川から行けないように細工がされている。
まさに海の者には行きにくい場所であった。
「おそらく、マーメイド達に取らせないための措置でしょうね。ダラウゴン殿も考えたものです」
クロキはそう言って苦笑する。
マーメイドは人魚の女王メローラに従っている。
川から遡れないのではマーメイド達はセアードの額環を取る事は不可能である。
トリトンなら取りに行けそうだが、セアードの額環を隠した段階ではトリトン族は生まれておらず、想定する事が出来なかったのだろうとクロキは推測する。
「はあ、でもこれは結構しんどいわ。護符もあんまり効かへんみたいやし」
トヨティマは陸上でも水分を得られる魔法の護符を身に着けている。
しかし、海の中で生活する者からしたら、水気が足りなく感じるのだろう。
とても、だるそうであった。
「じゃあやめる? トヨちゃん」
「いやさすがにそれはちょっとなあ……。一度やると言ったのをやめるんは性に合わへん。期限は5日後やけど、何があるかわからんから急いだ方がええやろ」
トヨティマは手を振って答える。
人間等のエリオスの眷属と違い、太陽を嫌う種族は多く、海の種族でもそれは変わらない。
そんな種族は夜になると海面近くへと上がってくる。
その時に潮の流れが下から上へと向かうのだ。
そのため、深海の巨人族の間では夜が来る時を潮が上ると言ったりする。
つまり深海の巨人出身のフェーギルは5回だけ夜を待ってやろうと言っていたことになる。
5日まで時間があるが、何があるかわからないので急いだ方が良いのも確かであった。
「ええ、食事はしないのさ。美味しそうなのに……」
プチナは残念そうに言う。
時刻は昼であり、屋台でもあるのか街から良い匂いが漂っている。
そのためプチナの口から涎が流れている。
「もう、ぷーちゃん。行くよ、時間がないんだから、トヨちゃんが嫌がっているんだから、さっさと用事を済ませるよ」
ポレンはプチナを引っ張る。
湿度の低い陸地をトヨティマは苦手としており、出来る限り早く用事を済ませた方が良いだろう。
ポレンを先頭にクロキ達は進む。
(それにしても、後からつけているみたいだけど、どうするつもりなんだろう)
最後に歩くクロキは街の方を見る。
その街からクロキ達を監視する者がいる。
それが何者かはクロキにはわかる。
しかし、トルキッソスを助けたいのなら手を出してくることはないはずである。
だから、気にしても仕方がない。
先に進むことにするのだった。
◆
ロドスの街の城壁からチユキは遠視の魔法でクロキ達を見る。
彼らは島の奥へと進んだようであった。
レイジとその仲間達はトルキッソスを救うためにクロキ達の動向を監視している最中であり、この島に向かうみたいなので先回りしたのである。
「さて、先に進んだようっすけど、これからどうするっすかチユキさん」
隣で同じように遠くを見ていたナオが聞く。
「本当にどうしようかしら、この島では迂闊な事は出来ないみたいだし……」
チユキは巨大な銅像を見上げて言う。
この巨大な銅像は巨大なタロスだ。
島に相応しくない者がいたら排除するために動き出す。
チユキ達全員でかかれば勝てるだろう。
しかし、争いをするためにこの島に来たのではない。
無意味な事はやめるべきであった。
「やっぱり、合流した方が良かったんじゃないっすか? 目的は一緒っすから」
ナオの言う通り、トルキッソスを救うたい思いは同じである。
出来れば協力すべきであった。
「まあ、そうなんだけど……。一緒じゃないと島の奥に入れないみたいだし。だけど、レイジ君と彼の相性は悪いわ。一緒に行動させてくれるかどうかよね」
チユキは溜息を吐く。
島の奥に入るにはテルキーネス達の許可が必要である。
彼らの保護者であるダラウゴンの娘と一緒でなければテルキーネス達は許可しないだろう。
隠れて後を付ける事は可能だ。
しかし、見つかれば敵対行為をみなされ争いになる。
ナオならともかく、レイジやキョウカはすぐに見つかるだろう。
「確かに相性悪そうっすね。う~ん、それなら出来る事は少なそうっすね。みんなと合流して街の見学をするっすか?」
ナオも諦め気味に言う。
レイジも一緒に行動するのを諦めているのか街の見物に行っている。
ロドスの街は交易都市として珍しいものが多く、観光する場所も多い。
巨大タロスの監視があるためか、争いも少なく、治安も悪くないので大人しくしておけば何もないはずであった。
これ以上島の奥に入れないのでロドスの街で宿を取らなければならないだろう。
「まあ、今はそれしかする事がなさそうだけど、どこかで合流した方が良いわよね。本当にどうしようかしら」
チユキは悩む。
シロネやキョウカにリノは合流する事を望むだろう。
しかし、向こうが良いと言ってくれるかわからない。
そのため、機会を待つしかなく、チユキ達は何もできないのであった。
クロキ達は海の賢神アンモンに教えられてその島へと向かう。
島の名はロドスと言って支配しているのはテルキーネスという種族だ。
テルキーネスは獣と魚と人を合わせたような姿をして、ドワーフやサイクロプスと同じように冶金の技術に優れている。
ただ、数はサイクロプスよりもはるかに少なく、この島にしか生息していない。
つまり、テルキーネスはすぐにも滅びそうな種族なのである。
その技術の喪失を怖れた鍛冶神ヘイボスと海神ダラウゴンは彼らの保護に乗り出した。
テルキーネスに危害を加える者はその2神を敵に回す事になるだろう。
ただ、この島はサイクロプス島と違い、テルキーネスは島の一部を違う種族に解放している。
東部にある街には様々種族が住み、その多くはジプシール出身者だ。
もちろん人間の交易船も寄港する事があり、街にはヘイボス神が送った巨大な人型の銅像が立ち、島の象徴となっていた。
クロキとポレンとトヨティマとプチナはロドスの島へと入る。
「うわ~。すごい大きな銅像だね、ぷーちゃん」
「本当に大きいのさ」
ポレンとプチナは銅像を見上げて言う。
銅像は大きく街の外からでも見る事ができる。
ナルゴルにもこれほど巨大な銅像はないので珍しく、ポレンとプチナはちょっとした観光気分を楽しむ。
特にプチナは陸に上がれてご満悦のようである。
それに対して嫌そうにしているのはトヨティマだ。
陸の上でも活動できるが得意ではない。
霧が濃く湿度が高ければトヨティマも快適かもしれないが、ロドス島の天気は良く空気は乾いている。
トヨティマにとっては不快であった。
「全く、あんな銅像どうでも良いわ、早よ行こうや、確かセアードの額環は島の中央のテルキーネスの住処にあるんやろ。全くお父ちゃんもいけずやわ。こんなん取りに行きにくいわ」
トヨティマは自身の父親のダラウゴンに文句を言う。
ロドス島の中央には湖があり、その水中神殿が目的の場所なのである。
その地はテルキーネスの領域であり、ダラウゴンの許可がなければ神殿に近づくことも不可能らしかった。
湖に行くには陸路を行かねばならない。
湖から海へと川が流れているが、河口には街があり、海から川に侵入できないようにしており、また、途中でも川から行けないように細工がされている。
まさに海の者には行きにくい場所であった。
「おそらく、マーメイド達に取らせないための措置でしょうね。ダラウゴン殿も考えたものです」
クロキはそう言って苦笑する。
マーメイドは人魚の女王メローラに従っている。
川から遡れないのではマーメイド達はセアードの額環を取る事は不可能である。
トリトンなら取りに行けそうだが、セアードの額環を隠した段階ではトリトン族は生まれておらず、想定する事が出来なかったのだろうとクロキは推測する。
「はあ、でもこれは結構しんどいわ。護符もあんまり効かへんみたいやし」
トヨティマは陸上でも水分を得られる魔法の護符を身に着けている。
しかし、海の中で生活する者からしたら、水気が足りなく感じるのだろう。
とても、だるそうであった。
「じゃあやめる? トヨちゃん」
「いやさすがにそれはちょっとなあ……。一度やると言ったのをやめるんは性に合わへん。期限は5日後やけど、何があるかわからんから急いだ方がええやろ」
トヨティマは手を振って答える。
人間等のエリオスの眷属と違い、太陽を嫌う種族は多く、海の種族でもそれは変わらない。
そんな種族は夜になると海面近くへと上がってくる。
その時に潮の流れが下から上へと向かうのだ。
そのため、深海の巨人族の間では夜が来る時を潮が上ると言ったりする。
つまり深海の巨人出身のフェーギルは5回だけ夜を待ってやろうと言っていたことになる。
5日まで時間があるが、何があるかわからないので急いだ方が良いのも確かであった。
「ええ、食事はしないのさ。美味しそうなのに……」
プチナは残念そうに言う。
時刻は昼であり、屋台でもあるのか街から良い匂いが漂っている。
そのためプチナの口から涎が流れている。
「もう、ぷーちゃん。行くよ、時間がないんだから、トヨちゃんが嫌がっているんだから、さっさと用事を済ませるよ」
ポレンはプチナを引っ張る。
湿度の低い陸地をトヨティマは苦手としており、出来る限り早く用事を済ませた方が良いだろう。
ポレンを先頭にクロキ達は進む。
(それにしても、後からつけているみたいだけど、どうするつもりなんだろう)
最後に歩くクロキは街の方を見る。
その街からクロキ達を監視する者がいる。
それが何者かはクロキにはわかる。
しかし、トルキッソスを助けたいのなら手を出してくることはないはずである。
だから、気にしても仕方がない。
先に進むことにするのだった。
◆
ロドスの街の城壁からチユキは遠視の魔法でクロキ達を見る。
彼らは島の奥へと進んだようであった。
レイジとその仲間達はトルキッソスを救うためにクロキ達の動向を監視している最中であり、この島に向かうみたいなので先回りしたのである。
「さて、先に進んだようっすけど、これからどうするっすかチユキさん」
隣で同じように遠くを見ていたナオが聞く。
「本当にどうしようかしら、この島では迂闊な事は出来ないみたいだし……」
チユキは巨大な銅像を見上げて言う。
この巨大な銅像は巨大なタロスだ。
島に相応しくない者がいたら排除するために動き出す。
チユキ達全員でかかれば勝てるだろう。
しかし、争いをするためにこの島に来たのではない。
無意味な事はやめるべきであった。
「やっぱり、合流した方が良かったんじゃないっすか? 目的は一緒っすから」
ナオの言う通り、トルキッソスを救うたい思いは同じである。
出来れば協力すべきであった。
「まあ、そうなんだけど……。一緒じゃないと島の奥に入れないみたいだし。だけど、レイジ君と彼の相性は悪いわ。一緒に行動させてくれるかどうかよね」
チユキは溜息を吐く。
島の奥に入るにはテルキーネス達の許可が必要である。
彼らの保護者であるダラウゴンの娘と一緒でなければテルキーネス達は許可しないだろう。
隠れて後を付ける事は可能だ。
しかし、見つかれば敵対行為をみなされ争いになる。
ナオならともかく、レイジやキョウカはすぐに見つかるだろう。
「確かに相性悪そうっすね。う~ん、それなら出来る事は少なそうっすね。みんなと合流して街の見学をするっすか?」
ナオも諦め気味に言う。
レイジも一緒に行動するのを諦めているのか街の見物に行っている。
ロドスの街は交易都市として珍しいものが多く、観光する場所も多い。
巨大タロスの監視があるためか、争いも少なく、治安も悪くないので大人しくしておけば何もないはずであった。
これ以上島の奥に入れないのでロドスの街で宿を取らなければならないだろう。
「まあ、今はそれしかする事がなさそうだけど、どこかで合流した方が良いわよね。本当にどうしようかしら」
チユキは悩む。
シロネやキョウカにリノは合流する事を望むだろう。
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