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第8章 幽幻の死都
第24話 熱い男達
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クロキは地下室で太った男達を解放するための作業をする。
「ぶひぃ!」
尻の穴が丸出しの男を解放するために、縄を引っ張ると体のどこかが刺激されたのか変な声を上げる。
その声を聴いてクロキはげんなりする。
アンデッドが徘徊する城だ。
グロい場面を想像していたが、これは違うのではないだろうかと思う。
しかし、我慢してクロキは全員を助け出す。
「助かりました。クロキ殿。神王は我らを見捨てられてはいなかったようです」
脚をV字にされていたフルティンが感謝をする。
「ええ、フルチ……フルティン殿。まさか、こんな所で再会するとは」
クロキは顔を引きつらせながら言うと、フルティンを助けた時の姿を何とか脳裏からかき消す。
「そういえば、戦乙女様はどうされたのです? ご一緒なのですか?」
「えっと、クー……。戦乙女様は別行動をされています。ですので、ここには自分だけです」
「そうですか。まあでも、助かりました。まさか、助けに来ていただけるとは思いませんでした。わはははは」
フルティンはそう言って笑う。
「ええと……。ちょっと違うのです」
クロキはそれを見て苦笑いを浮かべる。
はっきり言うとクロキはフルティンを助けに来たわけではない。
そもそも、この城に捕らえられているとは思っていなかった。
「助かったぜ、クロキ殿。俺達も礼を言うぜ。ありがとう」
拘束を解かれたマルダスとその仲間達が近づく。
マルダスと彼の仲間達も捕らえられていて、たった今、解放されたのだ。
体が毛むくじゃらだった男達が喜びの声を出す。
何故か全員、太った男達だ。
クロキの周囲が汗臭くなる。
「ところで、どうして皆さんは捕えられていたのですか?」
クロキが聞くとフルティン達はそれぞれ顔を見合わせる。
普通なら、殺されているはずだ。
しかし、辱めを受けただけで、特に命に別状はない。
魔物が化ける理由も特にない。
フルティン達は本物だろう。
だから、捕らえられた理由があるはずだった。
しかし、フルティンの様子から、理由は特にわからないようであった。
「それが、わからないのです。どうやら死の君主の命令で私のように太った男を捕えているようです」
フルティンが説明する。
(死の君主とはザルキシスの事に違いない。なぜ太った男だけを捕えるのだろう? 本当に訳がわからない。
なぜ、太った男だけを捕え、裸にして縛っていたのだろう?)
クロキはそこまで考えて大変な事に気付く。
「まさか…。ザルキシスにそんな趣味が……」
クロキは真実に気付く。
ザルキシスは太った脂ぎった男が好みだったのだ。
クロキは言い知れぬ恐怖に襲われる。
ある意味、死よりも怖い真実であった。
「どうしたんだ! クロキ殿。吐きそうな顔をして!」
マルダスが不思議そうな顔でクロキを見る。
そして、想像してしまう。
毛むくじゃらの男にのしかかるザルキシス。
正直あまり見たくない光景だ。
「いえ、何でもないです。さて、それでは皆さん助かった事ですし、自分は行きます」
おぞましい光景を打消し、クロキは天井を見上げる。
ここにはウェンディ達はいなかった。
ならば上の階にいるかもしれない。
だから、行かなくてはならない。
「目的があるみたいですね。どうしたのですか?」
フルティンがクロキに聞く。
クロキは迷う。
理由を話せば手伝ってくれるかもしれないが、しかし、危険である。
折角助かったのに死ぬかもしれなかった。
「遠慮はしねえでくれ! クロキ殿! 元々死んでもおかしくなかった! 俺達は戦士だクロキ殿を手伝わせてくれ!」
マルダスが言うとフルティンが頷き、戦士達も同意の声を出す。
その顔を見て、クロキはこの城に来た目的を話す事にする。
彼らは戦士だ。
ならば、手伝ってもらおうと思う。
それに、ウェンディや子供達を連れて脱出させるには人手が多い方が良いかもしれない。
「なるほど、わかりました。それでは協力をお願いします」
クロキはこの城に来た目的を話す。
「なんと!? この城に吸血鬼に捕らわれた子ども達が!? これも神の御導き。助けに行きましょうぞ、マルダス殿!」
「ああ、もちろんだ! フルティン殿! こいつは助けに行かねえとな! 行くぞお前達!」
マルダスの掛け声で全裸の戦士達が雄叫びを上げる。
クロキは男達の熱気が部屋に広がるのを感じるのだった。
◆
ジュシオ達はカルンスタイン城から幽霊空船に乗り空を行く。
空は灰色の雲がかかり、薄暗い。
少し離れた場所で戦闘が繰り広げられている。
下位吸血鬼が率いるスケルトンの戦士の軍団と北から来た人間の戦士団との戦いだ。
人間の戦士達が侵入してくるのは、いつもの事だ。
エリオスの神々に仕える者共はこの地を浄化するために侵入してくる。
スケルトン達の方が圧倒的に多い。しかし人間の戦士団の方が押している。
そもそもスケルトンは命令を聞くだけで、考える事をしない。
人間のように臨機応変に戦う事ができないので、熟練の戦士が相手だと分が悪い。
「何を見ているのかい? ジュシオ卿」
「いえ、ザシャ公子様。近くで戦いが繰り広げられているようです。ただ、見たところ、ブタのような男はいないようです」
「なるほどね。確かにそのようだね。姉上も面白くないだろう」
そう言うとザシャはザファラーダが座っている方を見る。
「そう。面白くないわね。良い男もいないのなら、なおさらだわ」
ザファラーダは少しだけ見た後、つまらそうな顔をする。
ザファラーダは側近の吸血鬼騎士が減った事を嘆いている。
吸血鬼騎士に選ばれるには強く、顔が良くなくてはならない。
そのため、補充が難しい。
「全くですね。あの銀髪の娘でもいたら良かったのですが……。いないようですし」
ザシャは残念そうに言う。
ジュシオ達がブリュンド王国で出会った銀髪の娘は戦乙女ではなく、暗黒騎士の仲間のようであった。
暗黒騎士が逃げる時に現れた青白く光る蝶を使っていた所から間違いないだろう。
その銀髪の娘は見つかったらしいが既に取り逃がしている。
その時に暗黒騎士らしき者は見つかっていなので、まだワルキアに残っているはずであった。
ザファラーダ達はその暗黒騎士を捜索中である。
ただ、各方面から天使や人間達がワルキアに侵入しているので、その対応もしなくてはいけない。
「本当に面白くないわ。うん、どうやら天使達が侵入している現場に出会ったみたいね。ジュシオ、用意をしなさい」
「はい姫様」
ジュシオ達が空船で進んでいる時だった。戦闘が繰り広げられている空域へとたどり着く。
そこでは、戦乙女達と吸血鬼騎士が戦っている。
戦乙女は女神レーナに仕える女性天使達だ。
天使達はアンデッドの弱点である光の魔法を使う。
そのため、天使達の方が優勢に戦っている。
「いいようにやられているみたいね。ジュシオ」
空船の甲板で戦場を見ていたザファラーダは不機嫌そうに言う。
「はい。姫様。そのようです。しかし、我々が来た以上は好きにはさせません」
「そう、期待しているわ、ジュシオ。何しろ貴方は光の魔法に耐性があるのだから」
ジュシオはアンデッドでありながら、光の魔法に耐性を持っている。
それはジュシオの特異な体質によるものだ。
どうやら、ジュシオには天使の血が混じっているようであった。
天使はその特性からアンデッドになる事ができない。
しかし、血を引くだけの人間なら、光の魔法に耐性を残したまま吸血鬼になる事もできる。
「では行きます姫様」
ジュシオは甲板から飛び出すと背中から羽を出す。
飛びながら剣を抜くと天使に向かう。
光の魔法がなくても天使は吸血鬼よりも強い。
まともに戦う事は出来ない。
しかし、天使達はアンデッドに対してはまず光の魔法を使おうとする。
それは間違いではないが、ジュシオに対しては間違いだ。
初手で間違い、隙を作り、討たれる事になる。
戦乙女達はジュシオが近づいて来た事に気付く。
「鮮血の姫達だわ! 全員撤収よ!」
しかし、戦いになる前に戦乙女の隊長らしき者が号令をかけると、あっさりと撤退する。
その逃げ足は速く、ジュシオの羽では追いつけなさそうだった。
やむなく、ジュシオは船へと戻る。
「全く嫌がらせね。相手にしていられないわ」
ザファラーダは悔しそうに言う。
「確かにそうですね……。全く奴らは何が狙いなのでしょう? うん? はっ!?」
突然、ザシャが変な声を出す。
「どうしたの? ザシャ?」
「大変です! 姉上! たった今、反応がありました! 捕えた豚顔の男達が逃げ出したそうです!」
ザシャは豚顔の男達を捕らえた部屋に魔法の警報装置を設置していた。
その警報装置に反応があったのである。
「豚顔の男が? 急いで戻るわよ?」
ザファラーダの言葉でジュシオ達はカルンスタイン城へと引き返すのだった。
「ぶひぃ!」
尻の穴が丸出しの男を解放するために、縄を引っ張ると体のどこかが刺激されたのか変な声を上げる。
その声を聴いてクロキはげんなりする。
アンデッドが徘徊する城だ。
グロい場面を想像していたが、これは違うのではないだろうかと思う。
しかし、我慢してクロキは全員を助け出す。
「助かりました。クロキ殿。神王は我らを見捨てられてはいなかったようです」
脚をV字にされていたフルティンが感謝をする。
「ええ、フルチ……フルティン殿。まさか、こんな所で再会するとは」
クロキは顔を引きつらせながら言うと、フルティンを助けた時の姿を何とか脳裏からかき消す。
「そういえば、戦乙女様はどうされたのです? ご一緒なのですか?」
「えっと、クー……。戦乙女様は別行動をされています。ですので、ここには自分だけです」
「そうですか。まあでも、助かりました。まさか、助けに来ていただけるとは思いませんでした。わはははは」
フルティンはそう言って笑う。
「ええと……。ちょっと違うのです」
クロキはそれを見て苦笑いを浮かべる。
はっきり言うとクロキはフルティンを助けに来たわけではない。
そもそも、この城に捕らえられているとは思っていなかった。
「助かったぜ、クロキ殿。俺達も礼を言うぜ。ありがとう」
拘束を解かれたマルダスとその仲間達が近づく。
マルダスと彼の仲間達も捕らえられていて、たった今、解放されたのだ。
体が毛むくじゃらだった男達が喜びの声を出す。
何故か全員、太った男達だ。
クロキの周囲が汗臭くなる。
「ところで、どうして皆さんは捕えられていたのですか?」
クロキが聞くとフルティン達はそれぞれ顔を見合わせる。
普通なら、殺されているはずだ。
しかし、辱めを受けただけで、特に命に別状はない。
魔物が化ける理由も特にない。
フルティン達は本物だろう。
だから、捕らえられた理由があるはずだった。
しかし、フルティンの様子から、理由は特にわからないようであった。
「それが、わからないのです。どうやら死の君主の命令で私のように太った男を捕えているようです」
フルティンが説明する。
(死の君主とはザルキシスの事に違いない。なぜ太った男だけを捕えるのだろう? 本当に訳がわからない。
なぜ、太った男だけを捕え、裸にして縛っていたのだろう?)
クロキはそこまで考えて大変な事に気付く。
「まさか…。ザルキシスにそんな趣味が……」
クロキは真実に気付く。
ザルキシスは太った脂ぎった男が好みだったのだ。
クロキは言い知れぬ恐怖に襲われる。
ある意味、死よりも怖い真実であった。
「どうしたんだ! クロキ殿。吐きそうな顔をして!」
マルダスが不思議そうな顔でクロキを見る。
そして、想像してしまう。
毛むくじゃらの男にのしかかるザルキシス。
正直あまり見たくない光景だ。
「いえ、何でもないです。さて、それでは皆さん助かった事ですし、自分は行きます」
おぞましい光景を打消し、クロキは天井を見上げる。
ここにはウェンディ達はいなかった。
ならば上の階にいるかもしれない。
だから、行かなくてはならない。
「目的があるみたいですね。どうしたのですか?」
フルティンがクロキに聞く。
クロキは迷う。
理由を話せば手伝ってくれるかもしれないが、しかし、危険である。
折角助かったのに死ぬかもしれなかった。
「遠慮はしねえでくれ! クロキ殿! 元々死んでもおかしくなかった! 俺達は戦士だクロキ殿を手伝わせてくれ!」
マルダスが言うとフルティンが頷き、戦士達も同意の声を出す。
その顔を見て、クロキはこの城に来た目的を話す事にする。
彼らは戦士だ。
ならば、手伝ってもらおうと思う。
それに、ウェンディや子供達を連れて脱出させるには人手が多い方が良いかもしれない。
「なるほど、わかりました。それでは協力をお願いします」
クロキはこの城に来た目的を話す。
「なんと!? この城に吸血鬼に捕らわれた子ども達が!? これも神の御導き。助けに行きましょうぞ、マルダス殿!」
「ああ、もちろんだ! フルティン殿! こいつは助けに行かねえとな! 行くぞお前達!」
マルダスの掛け声で全裸の戦士達が雄叫びを上げる。
クロキは男達の熱気が部屋に広がるのを感じるのだった。
◆
ジュシオ達はカルンスタイン城から幽霊空船に乗り空を行く。
空は灰色の雲がかかり、薄暗い。
少し離れた場所で戦闘が繰り広げられている。
下位吸血鬼が率いるスケルトンの戦士の軍団と北から来た人間の戦士団との戦いだ。
人間の戦士達が侵入してくるのは、いつもの事だ。
エリオスの神々に仕える者共はこの地を浄化するために侵入してくる。
スケルトン達の方が圧倒的に多い。しかし人間の戦士団の方が押している。
そもそもスケルトンは命令を聞くだけで、考える事をしない。
人間のように臨機応変に戦う事ができないので、熟練の戦士が相手だと分が悪い。
「何を見ているのかい? ジュシオ卿」
「いえ、ザシャ公子様。近くで戦いが繰り広げられているようです。ただ、見たところ、ブタのような男はいないようです」
「なるほどね。確かにそのようだね。姉上も面白くないだろう」
そう言うとザシャはザファラーダが座っている方を見る。
「そう。面白くないわね。良い男もいないのなら、なおさらだわ」
ザファラーダは少しだけ見た後、つまらそうな顔をする。
ザファラーダは側近の吸血鬼騎士が減った事を嘆いている。
吸血鬼騎士に選ばれるには強く、顔が良くなくてはならない。
そのため、補充が難しい。
「全くですね。あの銀髪の娘でもいたら良かったのですが……。いないようですし」
ザシャは残念そうに言う。
ジュシオ達がブリュンド王国で出会った銀髪の娘は戦乙女ではなく、暗黒騎士の仲間のようであった。
暗黒騎士が逃げる時に現れた青白く光る蝶を使っていた所から間違いないだろう。
その銀髪の娘は見つかったらしいが既に取り逃がしている。
その時に暗黒騎士らしき者は見つかっていなので、まだワルキアに残っているはずであった。
ザファラーダ達はその暗黒騎士を捜索中である。
ただ、各方面から天使や人間達がワルキアに侵入しているので、その対応もしなくてはいけない。
「本当に面白くないわ。うん、どうやら天使達が侵入している現場に出会ったみたいね。ジュシオ、用意をしなさい」
「はい姫様」
ジュシオ達が空船で進んでいる時だった。戦闘が繰り広げられている空域へとたどり着く。
そこでは、戦乙女達と吸血鬼騎士が戦っている。
戦乙女は女神レーナに仕える女性天使達だ。
天使達はアンデッドの弱点である光の魔法を使う。
そのため、天使達の方が優勢に戦っている。
「いいようにやられているみたいね。ジュシオ」
空船の甲板で戦場を見ていたザファラーダは不機嫌そうに言う。
「はい。姫様。そのようです。しかし、我々が来た以上は好きにはさせません」
「そう、期待しているわ、ジュシオ。何しろ貴方は光の魔法に耐性があるのだから」
ジュシオはアンデッドでありながら、光の魔法に耐性を持っている。
それはジュシオの特異な体質によるものだ。
どうやら、ジュシオには天使の血が混じっているようであった。
天使はその特性からアンデッドになる事ができない。
しかし、血を引くだけの人間なら、光の魔法に耐性を残したまま吸血鬼になる事もできる。
「では行きます姫様」
ジュシオは甲板から飛び出すと背中から羽を出す。
飛びながら剣を抜くと天使に向かう。
光の魔法がなくても天使は吸血鬼よりも強い。
まともに戦う事は出来ない。
しかし、天使達はアンデッドに対してはまず光の魔法を使おうとする。
それは間違いではないが、ジュシオに対しては間違いだ。
初手で間違い、隙を作り、討たれる事になる。
戦乙女達はジュシオが近づいて来た事に気付く。
「鮮血の姫達だわ! 全員撤収よ!」
しかし、戦いになる前に戦乙女の隊長らしき者が号令をかけると、あっさりと撤退する。
その逃げ足は速く、ジュシオの羽では追いつけなさそうだった。
やむなく、ジュシオは船へと戻る。
「全く嫌がらせね。相手にしていられないわ」
ザファラーダは悔しそうに言う。
「確かにそうですね……。全く奴らは何が狙いなのでしょう? うん? はっ!?」
突然、ザシャが変な声を出す。
「どうしたの? ザシャ?」
「大変です! 姉上! たった今、反応がありました! 捕えた豚顔の男達が逃げ出したそうです!」
ザシャは豚顔の男達を捕らえた部屋に魔法の警報装置を設置していた。
その警報装置に反応があったのである。
「豚顔の男が? 急いで戻るわよ?」
ザファラーダの言葉でジュシオ達はカルンスタイン城へと引き返すのだった。
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