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第4章 邪神の迷宮
第37話 迷宮都市ラヴュリュントス12 迷宮のミノタウロス
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大ムカデこと巨大ムカデを倒したクロキ達は下の階層へと行く。
そして、下の階層へと続く階段を降りるとアントライオンの群れに出くわす。
またの名をミルメコレオと呼ばれるアントライオンは、上半身がライオンで下半身が蟻の魔法生物だ。
蟻の卵とライオンのオスの因子を使って生み出されたアントライオンは、侵入して来たクロキ達に襲いかかる。
アントライオンは肉食のライオンと草食の蟻を合わせた魔物だから、何も食べられずに死ぬと言う俗説があるが、蟻は別に草食というわけではないから肉を食べて生きる事ができる。
「はあっ!!」
シロネは剣を振るいアントライオン達を斬り裂いていく。
クロキはその動きに見惚れる。
シロネが剣を振るう姿は舞うようでとても美しかった。
特にミニスカートから伸びる剥き出しのすらりとした太ももがすごく良い。思わず太ももを凝視してしまう。
シロネは軽くステップを踏んで回転しながら剣を振るう。やがてアントライオンは全て倒されてしまう。
アントライオンを倒したシロネは剣を仕舞うとジト目でクロキを見る。
その顔は少し怒っている。
「さっきからいやらしい視線を感じるんだけど……」
「べっ……別に見てないよ!!」
クロキは思わず声が裏返る。
(なぜわかった!!)
実際にクロキがシロネの足を見ていたのは事実である。
あっさり気付かれたので狼狽する。
「いや、バレバレなんだけど……」
「…………」
「…………」
沈黙が場を支配する。
「ごめんなさい」
クロキは素直に謝る。
「もうどこ見てんのよ、クロキ……」
シロネは呆れた顔をする。
「申し訳ございません……」
「そもそもスカートの下は短パンなんだけど。見てて楽しいの?」
シロネはスカートをめくる。
スカートの下には短パンを履いているため下着は見えない。
少なくともシロネはそう思っている。
「それなんだけど、シロネ……」
「何よ?」
「跳びはねている時に短パンの隙間から……その……下着が見えてるから気を付けた方が良いよ」
「なっ!!!?」
クロキは言いにくそうに言うとシロネがスカートを押さえて睨む。
「ちょっと! 見たの?」
「いやでも……見えたと言うか何と言うか……」
しかし、これは言っておかないと永遠に気付かないままだ。
「むー! 勝手に見ないでよね!!」
シロネは睨みながら唸る。
「うう、ごめん……。自分が前を歩いて戦うよ。そうすれば見えないから」
クロキはシロネを追い抜き前を歩く。
女の子は好きな相手以外から見られるのを嫌がる。
とは言ってもクロキも男だ。つい見てしまう事もある。
シロネの嫌がる事をしたくはない。
だから、クロキは前を歩く。視界に入れなければそういう目で見る事はない。
「もう、クロキのバカ……。いっつも私のおしりばかり見てるんだから」
背中からシロネが文句を言うのが聞こえる。
なぜかクロキは少し笑っているような気がした。
本気で怒っているわけではないようだ。
その事に安堵する。
「いや、もうホント御免……。もう絶対見ないから」
クロキはシロネの方を見ずに謝る。
そう、もう見る事はない。シロネにはもう良い人がいるのだから。
シロネも好きでもない人から見られたくないだろう。だからもう見ない。
「それじゃあ行こうか」
クロキはシロネを背に先に進むと新手のアントライオンが姿を現す。
「悪いけどどいてもらうよ!!」
剣を振るいアントライオンを倒しクロキ達は迷宮の奥へと進む。
◆
「レイジ君! 先に進み過ぎよ! ナオさんはサホコさんとリノさんを守って!!」
チユキはレイジとナオにそう言いながら爆裂弾の魔法を唱える。
爆風で数匹のミノタウロスの戦士を吹き飛ばす。
第12階層に降りるとミノタウロスの戦士達が行く手を阻んで来た。
おそらく最後の防衛部隊だろう。
彼らは防衛用のゴーレムを引き連れているからやっかいだ。
だけどこの程度の相手はチユキ達の敵ではない。
次々とミノタウロスとゴーレムを倒して行く。
そして、第5階層のような閉じ込めるための結界はもうないようであった。
だから、行く手を阻むものは何もない。
「これで終わりかな?」
リノは倒れたミノタウロスを見て言う。
「だと良いわね。さっさと邪神の所に行きたいわ」
「いや……。リノ、チユキまだだ」
レイジは通路の奥を見る。
そこには一匹のミノタウロスが立っていた。
そのミノタウロスは他のミノタウロスよりも遥かに小さく武器を持っていない様子であった。
「あなたは……ズーン?」
チユキはミノタウロスに見覚えがあった。第5階層で出会い、そして、裏切ったズーンである。
「よく俺達の前に顔を出せたな」
レイジは剣を構える。
「まって、レイジ君! 私に話をさせて!!」
チユキはレイジを止める。
「チユキ。奴は俺達を裏切った。今更何を話す?」
「気になる事があるの。お願い、レイジ君」
チユキがそう言うとレイジは剣を下す。
「わかったよ、チユキ。でも手短にな」
「ありがとう、レイジ君」
チユキは前に出てズーンに向かう。
「チユキ様……ブモ」
ズーンは悲しそうな顔でチユキを見る。
「ズーン……。私はあなたに優しく接したつもりだったのだけど……」
チユキもまた悲しそうな表情でズーンを見る。
ズーンはおそらくこの迷宮都市で一番弱いミノタウロスなのだろう。
他のミノタウロスから奴隷のように扱われていた。
チユキはそんな彼に優しく接したつもりだった。
「ズーンにはこうするしかなかったブモ……。チユキ様がいなくなったらズーンはどうなるブモ……」
「それは……」
チユキは言葉に詰まる。
邪神を倒した後、ズーンをどうするのか考えていなかったからだ。
ズーンの立場を考えればチユキ達がいなくなれば他のミノタウロスに殺されるだろう。
「えっと……。私達と一緒に地上に連れて行って上げる。きっとやっていけるわ」
チユキは取りあえず思いついた事を言う。
だけどズーンは首を振る。
「人を食べたズーンを人が受け入れるはずがないブモ……。そう言われたブモ」
「えっと……」
チユキはその言葉に衝撃を受ける。
ズーンはミノタウロスなのだから人間を食べていてもおかしくない。
その事実に今更ながら気付いた。
「ズーンはここでしか生きていけないブモ……。チユキ様達を逃がさないようにすれば命は助けてもらえるブモ……」
「ズーン、あなた……」
チユキは目の前のミノタウロスが少し可哀そうになってきた。
ミノタウロスの神話を思いだす。
ミノス王の妃と牛の間に生まれたミノタウロスは人食いの性質があったために迷宮に閉じ込められた。
ミノタウロスは生まれたこと自体が罪悪だったのだ。
ズーンも神話と同じようにこの迷宮でしか生きていけないと言う。
そう誰かに吹き込まれた。
そして、チユキは気付く。
エウリアを攫う事を考えたのはズーンではない。
何者かがズーンの背後にいる。
「でも……やっぱりチユキ様が酷い目に会うのは嫌だブモ。だからチユキ様……。行ってはいけないブモ。ラヴュリュス様は強いブモ。敵わないブモ。だから逃げるブモ……。今ならまだ間に会うブモ!!」
ズーンは力を込めて言う。
「ありがとう、ズーン。でも私達が逃げたら、あなたはどうなるの?」
「…………」
ズーンは何も答えない。
そのズーンは表情にはあきらかに迷いがあった。
迷いながらもチユキ達を助けるために来たのだ。
「それにエウリア姫を助けないといけないわ」
チユキがそう言うとズーンは首を振る。
「姫様を助ける必要はないブモ……。あの方はラヴュリュス様の……。ブモオオオオオオオオオ!!」
何かを答えようとした時だった。突然ズーンの体が炎に包まれる。
「ズーン!?!!!」
チユキは駆け寄るが、間に合わずズーンは炎によって消えて行く。
「ズーン……どうして……」
チユキは跪いて塵となってしまったズーンをすくいあげる。
還るべき肉体がここまで崩れてしまったら魔法で蘇生する事もできない。
「チユキ……」
「チユキさん」
仲間達がチユキの所に来る。
「裏切り者には死んでもらわないとな!!」
突然、頭上から声が聞こえる。野太い声だ。
「誰!?」
チユキは上を見るが誰もいない。
「降りて来なレーナの勇者! 逃げるんじゃねえぞ!!」
頭上の声はそう言うとそれっきり聞こえなくなる。
「行こう、チユキ!!」
レイジはチユキに手を差し出す。
「うん……レイジ君」
チユキは手を取り立ち上がる。
「大丈夫、チユキさん?」
「大丈夫よサホコさん。それよりも先に進みましょう。邪神をブッ飛ばさないと気が済まないわ」
ぎゅっと唇をかみしめるとチユキは邪神が待っている第13階層へと先に進むのだった。
そして、下の階層へと続く階段を降りるとアントライオンの群れに出くわす。
またの名をミルメコレオと呼ばれるアントライオンは、上半身がライオンで下半身が蟻の魔法生物だ。
蟻の卵とライオンのオスの因子を使って生み出されたアントライオンは、侵入して来たクロキ達に襲いかかる。
アントライオンは肉食のライオンと草食の蟻を合わせた魔物だから、何も食べられずに死ぬと言う俗説があるが、蟻は別に草食というわけではないから肉を食べて生きる事ができる。
「はあっ!!」
シロネは剣を振るいアントライオン達を斬り裂いていく。
クロキはその動きに見惚れる。
シロネが剣を振るう姿は舞うようでとても美しかった。
特にミニスカートから伸びる剥き出しのすらりとした太ももがすごく良い。思わず太ももを凝視してしまう。
シロネは軽くステップを踏んで回転しながら剣を振るう。やがてアントライオンは全て倒されてしまう。
アントライオンを倒したシロネは剣を仕舞うとジト目でクロキを見る。
その顔は少し怒っている。
「さっきからいやらしい視線を感じるんだけど……」
「べっ……別に見てないよ!!」
クロキは思わず声が裏返る。
(なぜわかった!!)
実際にクロキがシロネの足を見ていたのは事実である。
あっさり気付かれたので狼狽する。
「いや、バレバレなんだけど……」
「…………」
「…………」
沈黙が場を支配する。
「ごめんなさい」
クロキは素直に謝る。
「もうどこ見てんのよ、クロキ……」
シロネは呆れた顔をする。
「申し訳ございません……」
「そもそもスカートの下は短パンなんだけど。見てて楽しいの?」
シロネはスカートをめくる。
スカートの下には短パンを履いているため下着は見えない。
少なくともシロネはそう思っている。
「それなんだけど、シロネ……」
「何よ?」
「跳びはねている時に短パンの隙間から……その……下着が見えてるから気を付けた方が良いよ」
「なっ!!!?」
クロキは言いにくそうに言うとシロネがスカートを押さえて睨む。
「ちょっと! 見たの?」
「いやでも……見えたと言うか何と言うか……」
しかし、これは言っておかないと永遠に気付かないままだ。
「むー! 勝手に見ないでよね!!」
シロネは睨みながら唸る。
「うう、ごめん……。自分が前を歩いて戦うよ。そうすれば見えないから」
クロキはシロネを追い抜き前を歩く。
女の子は好きな相手以外から見られるのを嫌がる。
とは言ってもクロキも男だ。つい見てしまう事もある。
シロネの嫌がる事をしたくはない。
だから、クロキは前を歩く。視界に入れなければそういう目で見る事はない。
「もう、クロキのバカ……。いっつも私のおしりばかり見てるんだから」
背中からシロネが文句を言うのが聞こえる。
なぜかクロキは少し笑っているような気がした。
本気で怒っているわけではないようだ。
その事に安堵する。
「いや、もうホント御免……。もう絶対見ないから」
クロキはシロネの方を見ずに謝る。
そう、もう見る事はない。シロネにはもう良い人がいるのだから。
シロネも好きでもない人から見られたくないだろう。だからもう見ない。
「それじゃあ行こうか」
クロキはシロネを背に先に進むと新手のアントライオンが姿を現す。
「悪いけどどいてもらうよ!!」
剣を振るいアントライオンを倒しクロキ達は迷宮の奥へと進む。
◆
「レイジ君! 先に進み過ぎよ! ナオさんはサホコさんとリノさんを守って!!」
チユキはレイジとナオにそう言いながら爆裂弾の魔法を唱える。
爆風で数匹のミノタウロスの戦士を吹き飛ばす。
第12階層に降りるとミノタウロスの戦士達が行く手を阻んで来た。
おそらく最後の防衛部隊だろう。
彼らは防衛用のゴーレムを引き連れているからやっかいだ。
だけどこの程度の相手はチユキ達の敵ではない。
次々とミノタウロスとゴーレムを倒して行く。
そして、第5階層のような閉じ込めるための結界はもうないようであった。
だから、行く手を阻むものは何もない。
「これで終わりかな?」
リノは倒れたミノタウロスを見て言う。
「だと良いわね。さっさと邪神の所に行きたいわ」
「いや……。リノ、チユキまだだ」
レイジは通路の奥を見る。
そこには一匹のミノタウロスが立っていた。
そのミノタウロスは他のミノタウロスよりも遥かに小さく武器を持っていない様子であった。
「あなたは……ズーン?」
チユキはミノタウロスに見覚えがあった。第5階層で出会い、そして、裏切ったズーンである。
「よく俺達の前に顔を出せたな」
レイジは剣を構える。
「まって、レイジ君! 私に話をさせて!!」
チユキはレイジを止める。
「チユキ。奴は俺達を裏切った。今更何を話す?」
「気になる事があるの。お願い、レイジ君」
チユキがそう言うとレイジは剣を下す。
「わかったよ、チユキ。でも手短にな」
「ありがとう、レイジ君」
チユキは前に出てズーンに向かう。
「チユキ様……ブモ」
ズーンは悲しそうな顔でチユキを見る。
「ズーン……。私はあなたに優しく接したつもりだったのだけど……」
チユキもまた悲しそうな表情でズーンを見る。
ズーンはおそらくこの迷宮都市で一番弱いミノタウロスなのだろう。
他のミノタウロスから奴隷のように扱われていた。
チユキはそんな彼に優しく接したつもりだった。
「ズーンにはこうするしかなかったブモ……。チユキ様がいなくなったらズーンはどうなるブモ……」
「それは……」
チユキは言葉に詰まる。
邪神を倒した後、ズーンをどうするのか考えていなかったからだ。
ズーンの立場を考えればチユキ達がいなくなれば他のミノタウロスに殺されるだろう。
「えっと……。私達と一緒に地上に連れて行って上げる。きっとやっていけるわ」
チユキは取りあえず思いついた事を言う。
だけどズーンは首を振る。
「人を食べたズーンを人が受け入れるはずがないブモ……。そう言われたブモ」
「えっと……」
チユキはその言葉に衝撃を受ける。
ズーンはミノタウロスなのだから人間を食べていてもおかしくない。
その事実に今更ながら気付いた。
「ズーンはここでしか生きていけないブモ……。チユキ様達を逃がさないようにすれば命は助けてもらえるブモ……」
「ズーン、あなた……」
チユキは目の前のミノタウロスが少し可哀そうになってきた。
ミノタウロスの神話を思いだす。
ミノス王の妃と牛の間に生まれたミノタウロスは人食いの性質があったために迷宮に閉じ込められた。
ミノタウロスは生まれたこと自体が罪悪だったのだ。
ズーンも神話と同じようにこの迷宮でしか生きていけないと言う。
そう誰かに吹き込まれた。
そして、チユキは気付く。
エウリアを攫う事を考えたのはズーンではない。
何者かがズーンの背後にいる。
「でも……やっぱりチユキ様が酷い目に会うのは嫌だブモ。だからチユキ様……。行ってはいけないブモ。ラヴュリュス様は強いブモ。敵わないブモ。だから逃げるブモ……。今ならまだ間に会うブモ!!」
ズーンは力を込めて言う。
「ありがとう、ズーン。でも私達が逃げたら、あなたはどうなるの?」
「…………」
ズーンは何も答えない。
そのズーンは表情にはあきらかに迷いがあった。
迷いながらもチユキ達を助けるために来たのだ。
「それにエウリア姫を助けないといけないわ」
チユキがそう言うとズーンは首を振る。
「姫様を助ける必要はないブモ……。あの方はラヴュリュス様の……。ブモオオオオオオオオオ!!」
何かを答えようとした時だった。突然ズーンの体が炎に包まれる。
「ズーン!?!!!」
チユキは駆け寄るが、間に合わずズーンは炎によって消えて行く。
「ズーン……どうして……」
チユキは跪いて塵となってしまったズーンをすくいあげる。
還るべき肉体がここまで崩れてしまったら魔法で蘇生する事もできない。
「チユキ……」
「チユキさん」
仲間達がチユキの所に来る。
「裏切り者には死んでもらわないとな!!」
突然、頭上から声が聞こえる。野太い声だ。
「誰!?」
チユキは上を見るが誰もいない。
「降りて来なレーナの勇者! 逃げるんじゃねえぞ!!」
頭上の声はそう言うとそれっきり聞こえなくなる。
「行こう、チユキ!!」
レイジはチユキに手を差し出す。
「うん……レイジ君」
チユキは手を取り立ち上がる。
「大丈夫、チユキさん?」
「大丈夫よサホコさん。それよりも先に進みましょう。邪神をブッ飛ばさないと気が済まないわ」
ぎゅっと唇をかみしめるとチユキは邪神が待っている第13階層へと先に進むのだった。
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