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第1章 勇者を倒すために魔王に召喚されました
第1話 勇者を倒すために魔王に召喚されました
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薄暗い闇の中、クロキは目を覚ます。
(ここはどこだろう?)
考えるが、前後の記憶がはっきりとしない。
(自分の部屋じゃない事だけは、確かだよな……)
床が固く、石畳のようだった。
クロキはその石畳の上で寝かされているようだった。
背中にあたる石が少し冷たい。そこで、クロキは気付く。
(えっ? 裸になっている?)
胸と股間を触ると服の感触がない。
クロキは何と裸になっていた。
(いつの間に脱いだんだ!)
クロキは裸族になったつもりはない。それとも目覚めてしまったのだろうか?
クロキはそんな事を考える。
薄暗い上空を見ると、天井は高く、部屋が広い事がわかる。
クロキは上体を起こす。
顔を下に向けると床には薄く光る円や図形が書かれ、クロキはそこに寝かされていた。
そして、周りを見た時だった。
(えっ!?)
クロキは思わず声が出そうになる。
部屋は暗いが周りに何者かがいるのが見えたのである。しかも、その姿は人間ではなかった。
犬の顔をした化け物、鳥のような姿をした者、触手が生えた者、大きな目だけの者。人間に近いような恰好をした者も少数いたが大半は人間からかけ離れた姿をしている。
どれも、醜くて怖ろしい外見であった。
だからこそ、クロキは声が出そうになってしまったのである。
(こういう時、映画とかだったら恐怖のあまり絶叫とかするのだろうか?)
クロキはそんな事を考える。
しかし、実際にそういった状態に置かれると、どうして良いかわからず、固まってしまう。
(本当に何がどうなっているんだ!?)
クロキはあまりにありえない光景に脳がショートしてしまいそうだった。
化け物達を見る。
遠巻きに見ているだけで近づいてくる気配はない。
もし、そのまま包囲をせばめてきたら、今度こそさすがに絶叫しただろう。
しかし、近づいてこないことで、クロキは少しだけ思考を取り戻す。
(どうして、こうなったのだろう? これは、夢なのだろか……?)
しかし、冷たい床の感触が、クロキにこれが夢ではないことを教えてくれる。
(夢でないならここはなんだ、地獄なのか? だとしたら自分は死んでしまったのだろうか?)
様々な考えがクロキの頭をよぎる。
「よくぞ来られた! 我が救世主よ!」
突然ななめ上の頭上から声がする。
その声は明らかにクロキに投げかけられていた。
(救世主? 自分の事なのか?)
クロキは声のした方に顔を向ける。周りを取り囲む化け物達、その中で化け物がいない隙間があった。
クロキは暗がりの奥に何かがいるのを感じる。
そして、目を凝らして見ると、そこには巨大な化け物がいる事に気付く。
闇の中であるにもかかわらず、なぜかはっきりと見ることができた。
その巨大な化け物は直立に立った豚のような姿をして、頭には巨大な角、口には逆さに生えた牙。巨大な鼻からは黒い炎のようなものを吹いている。
漆黒の上品なローブを着こんでいるが、その身から発する暴力的な気配は隠しようもない。
その巨大な化け物がクロキの方へと近づいてくる。
巨大な化け物が通ると、クロキを取り囲んでいた化け物達が頭を下げる。
そして、巨大な化け物はクロキの目の前まで来ると頭を下げる。
「我が名はモデス。魔王と呼ばれる者である。そして、このナルゴルの地を治める者。救世主殿、名前を聞いて良いですかな?」
魔王を名乗る化け物がクロキに顔を寄せる。
「あっ……はい……クロキ。行崎黒樹で……す」
クロキは魔王の迫力に負けて馬鹿正直に答えてしまう。
「おお、クロキ殿と申されるのか! どうかクロキ殿! このモデスをどうかお助けくだされ!」
モデスと名乗った化け物が、さらに頭を下げる。
クロキを簡単に殺せてしまえそうな巨大な化け物が、クロキに対して頭を下げる。
クロキはますます訳がわからなくなる。
「あの、すみません……、意味が良くわからないのですが……、なぜ自分の助けが必要なのですか?」
クロキはおそるおそる尋ねる。
「おお、そうですな……。いきなり召喚されて助けてくれと言われても訳がわかりませんでしょうな」
モデスは頭を上げ、少し顔をそらし説明を始める。
「実は今現在、このモデスの治めるナルゴルは侵略を受けているのですよ」
「侵略?」
「そう、侵略です。エリオスの女神アルレーナ、通称レーナが異界より召喚した勇者によって……。このモデスをエリオスの地から追放しただけにあきたらず我が宝までも奪おうと……」
モデスは顔に哀しみの表情を浮かべる。
そして、再びクロキを見て不気味な笑みを浮かべる。
「クロキ殿には、その勇者と戦っていただきたいのです」
モデスはクロキを指差し宣告する。
(勇者だって? ゲームやマンガでしか聞いたことのない単語だ)
まるで、ゲームの世界に入ったようだとクロキは思う。
「勇者ですか……」
「そう勇者です。この世界の勇者や英雄ではこのモデスには敵わない。だからレーナは異界の地から勇者を召喚したのです」
クロキはモデスの話を聞き、なんじゃそりゃと声を出しそうになる。
(異世界から勇者、まるで昔読んだファンタジー小説だ! 確か、現代の日本に住む少年が女神に召喚されて魔王を倒しに行く話だったはずだ)
ただし、クロキの置かれた状況はそれとはまったく逆。
(どうやら自分は勇者と戦うために、この魔王を名乗るモデスによって、この世界に召喚されたようだ。魔王に召喚され勇者と戦う……。これじゃ悪役じゃないか!)
クロキは頭を抱える。そして、これが夢なら、早く覚めて欲しいと願う。
「クロキ殿、その勇者の姿をお見せしましょう。モーナ!」
「はい、あなた」
モデスの呼び声で一人の女性が化け物達の中から出てくる。
クロキは声の主を見た時、世界が止まったような気がした。それは、とても美しい女性だった。
黒絹のような艶をもった腰まである美しい髪。
横を向いた非常に整った美しい顔。目を奪われる胸の豊かなふくらみ、
白いローブにうっすら透けたシルエットは、彼女のスタイルが良いことをしらしめている。
クロキはあまりの美しさに目が離せなくなる
(すごい、なんて美しいんだ!)
醜い化け物の中、その女性の周りだけ光輝いて見えた。
クロキは急いで股間を隠す。
見苦しいモノを美女に見せるわけにはいかない。
「どうです、クロキ殿、美しいでしょう。彼女の名はモーナ。私の最愛の妻でございます。モーナ、クロキ殿に挨拶をなさい」
クロキの様子を気にせず、モデスが自慢げにモーナと呼ばれた女性を紹介する。
クロキはかなりの衝撃を受けていた。
(こんなものすごい美女がモデスの奥さんだなんて! モデスと彼女では完全に美女と野獣だ。正直うらやましい!)
怖ろしい外見をしたモデスはモーナの前でデレデレしている。
(外見と違って、そんなに怖くないのかも)
モデス達の様子を見て、クロキは自分の中で恐怖が和らいでいくのを感じた。
「初めましてクロキ様、モーナと申します。以後お見知りおきを」
モーナが挨拶し、微笑む。
その笑顔はまるで桜の花が咲いたようだった。クロキは思わず見惚れてしまう。
「モーナ、君の魔力でクロキ殿に勇者の姿を見せるのだ」
「はい、あなた」
モーナは両手を広げ何かをつぶやく。すると頭上が光り輝きどこかの映像が映し出される。
その映像の中で、戦いが繰り広げられていた。
化け物の大群がたった数人の人間に襲い掛かっている。
しかし、少数にもかかわらず、優勢なのは人間の方だ。
よく見ると自分と大体同じ年齢の男女だ。どう見ても二十代よりも年上ということはないだろう。
男が一人に女が五人という構成である。
男は光輝く剣を振り、化け物達と戦っている。その恰好はファンタジー小説に出てくる騎士のような恰好だ。
その後に続く女達の恰好も、またファンタジーであった。
女の恰好は剣士のようなのが一人、魔法使いのような恰好が三人、忍者のようなのが一人だ。
その彼らは男を先頭に化け物達を相手に獅子奮迅の戦いぶりを見せている。
「クロキ殿、あれが勇者レイジとその仲間の女達でございますぞ」
モデスはその人間の中心で戦っている一人の男を指す。すると、その男を中心に画像が拡大されていく。
「なっ? あれ、あいつは? それにレイジって……」
その男を見た瞬間思わず声が出る。
クロキの知っている顔だった。そしてその名前にも聞き覚えがあった。
美堂怜侍。通称レイジ。
それが、魔王が勇者と呼ぶ者の名だ。
クロキにとって、あまり思い出したくない人間だった。
後ろにいる女性達の顔も見るが、いずれも知った顔である。
クロキの覚えている記憶の中の姿と少々変わっているが、間違いはなかった。
長く美しい黒髪が特徴の魔法使いのような恰好をしている、水王寺千雪。
その後ろにいる、白いローブを着たあま色の髪の少女は、吉野沙穂子。
髪をツインテールにして手から炎を出している少女、佐々木理乃。
小柄でショートカットの髪で、元気にはねて小剣を振るっているのは、轟奈緒美。
そして最後に長い髪をポニーテールにした女剣士は、クロキの幼馴染の赤峰白音。
いずれもクロキが通う学園で有名な美少女達だ。
そんな彼らが映像の中で戦っていた。
(ここはどこだろう?)
考えるが、前後の記憶がはっきりとしない。
(自分の部屋じゃない事だけは、確かだよな……)
床が固く、石畳のようだった。
クロキはその石畳の上で寝かされているようだった。
背中にあたる石が少し冷たい。そこで、クロキは気付く。
(えっ? 裸になっている?)
胸と股間を触ると服の感触がない。
クロキは何と裸になっていた。
(いつの間に脱いだんだ!)
クロキは裸族になったつもりはない。それとも目覚めてしまったのだろうか?
クロキはそんな事を考える。
薄暗い上空を見ると、天井は高く、部屋が広い事がわかる。
クロキは上体を起こす。
顔を下に向けると床には薄く光る円や図形が書かれ、クロキはそこに寝かされていた。
そして、周りを見た時だった。
(えっ!?)
クロキは思わず声が出そうになる。
部屋は暗いが周りに何者かがいるのが見えたのである。しかも、その姿は人間ではなかった。
犬の顔をした化け物、鳥のような姿をした者、触手が生えた者、大きな目だけの者。人間に近いような恰好をした者も少数いたが大半は人間からかけ離れた姿をしている。
どれも、醜くて怖ろしい外見であった。
だからこそ、クロキは声が出そうになってしまったのである。
(こういう時、映画とかだったら恐怖のあまり絶叫とかするのだろうか?)
クロキはそんな事を考える。
しかし、実際にそういった状態に置かれると、どうして良いかわからず、固まってしまう。
(本当に何がどうなっているんだ!?)
クロキはあまりにありえない光景に脳がショートしてしまいそうだった。
化け物達を見る。
遠巻きに見ているだけで近づいてくる気配はない。
もし、そのまま包囲をせばめてきたら、今度こそさすがに絶叫しただろう。
しかし、近づいてこないことで、クロキは少しだけ思考を取り戻す。
(どうして、こうなったのだろう? これは、夢なのだろか……?)
しかし、冷たい床の感触が、クロキにこれが夢ではないことを教えてくれる。
(夢でないならここはなんだ、地獄なのか? だとしたら自分は死んでしまったのだろうか?)
様々な考えがクロキの頭をよぎる。
「よくぞ来られた! 我が救世主よ!」
突然ななめ上の頭上から声がする。
その声は明らかにクロキに投げかけられていた。
(救世主? 自分の事なのか?)
クロキは声のした方に顔を向ける。周りを取り囲む化け物達、その中で化け物がいない隙間があった。
クロキは暗がりの奥に何かがいるのを感じる。
そして、目を凝らして見ると、そこには巨大な化け物がいる事に気付く。
闇の中であるにもかかわらず、なぜかはっきりと見ることができた。
その巨大な化け物は直立に立った豚のような姿をして、頭には巨大な角、口には逆さに生えた牙。巨大な鼻からは黒い炎のようなものを吹いている。
漆黒の上品なローブを着こんでいるが、その身から発する暴力的な気配は隠しようもない。
その巨大な化け物がクロキの方へと近づいてくる。
巨大な化け物が通ると、クロキを取り囲んでいた化け物達が頭を下げる。
そして、巨大な化け物はクロキの目の前まで来ると頭を下げる。
「我が名はモデス。魔王と呼ばれる者である。そして、このナルゴルの地を治める者。救世主殿、名前を聞いて良いですかな?」
魔王を名乗る化け物がクロキに顔を寄せる。
「あっ……はい……クロキ。行崎黒樹で……す」
クロキは魔王の迫力に負けて馬鹿正直に答えてしまう。
「おお、クロキ殿と申されるのか! どうかクロキ殿! このモデスをどうかお助けくだされ!」
モデスと名乗った化け物が、さらに頭を下げる。
クロキを簡単に殺せてしまえそうな巨大な化け物が、クロキに対して頭を下げる。
クロキはますます訳がわからなくなる。
「あの、すみません……、意味が良くわからないのですが……、なぜ自分の助けが必要なのですか?」
クロキはおそるおそる尋ねる。
「おお、そうですな……。いきなり召喚されて助けてくれと言われても訳がわかりませんでしょうな」
モデスは頭を上げ、少し顔をそらし説明を始める。
「実は今現在、このモデスの治めるナルゴルは侵略を受けているのですよ」
「侵略?」
「そう、侵略です。エリオスの女神アルレーナ、通称レーナが異界より召喚した勇者によって……。このモデスをエリオスの地から追放しただけにあきたらず我が宝までも奪おうと……」
モデスは顔に哀しみの表情を浮かべる。
そして、再びクロキを見て不気味な笑みを浮かべる。
「クロキ殿には、その勇者と戦っていただきたいのです」
モデスはクロキを指差し宣告する。
(勇者だって? ゲームやマンガでしか聞いたことのない単語だ)
まるで、ゲームの世界に入ったようだとクロキは思う。
「勇者ですか……」
「そう勇者です。この世界の勇者や英雄ではこのモデスには敵わない。だからレーナは異界の地から勇者を召喚したのです」
クロキはモデスの話を聞き、なんじゃそりゃと声を出しそうになる。
(異世界から勇者、まるで昔読んだファンタジー小説だ! 確か、現代の日本に住む少年が女神に召喚されて魔王を倒しに行く話だったはずだ)
ただし、クロキの置かれた状況はそれとはまったく逆。
(どうやら自分は勇者と戦うために、この魔王を名乗るモデスによって、この世界に召喚されたようだ。魔王に召喚され勇者と戦う……。これじゃ悪役じゃないか!)
クロキは頭を抱える。そして、これが夢なら、早く覚めて欲しいと願う。
「クロキ殿、その勇者の姿をお見せしましょう。モーナ!」
「はい、あなた」
モデスの呼び声で一人の女性が化け物達の中から出てくる。
クロキは声の主を見た時、世界が止まったような気がした。それは、とても美しい女性だった。
黒絹のような艶をもった腰まである美しい髪。
横を向いた非常に整った美しい顔。目を奪われる胸の豊かなふくらみ、
白いローブにうっすら透けたシルエットは、彼女のスタイルが良いことをしらしめている。
クロキはあまりの美しさに目が離せなくなる
(すごい、なんて美しいんだ!)
醜い化け物の中、その女性の周りだけ光輝いて見えた。
クロキは急いで股間を隠す。
見苦しいモノを美女に見せるわけにはいかない。
「どうです、クロキ殿、美しいでしょう。彼女の名はモーナ。私の最愛の妻でございます。モーナ、クロキ殿に挨拶をなさい」
クロキの様子を気にせず、モデスが自慢げにモーナと呼ばれた女性を紹介する。
クロキはかなりの衝撃を受けていた。
(こんなものすごい美女がモデスの奥さんだなんて! モデスと彼女では完全に美女と野獣だ。正直うらやましい!)
怖ろしい外見をしたモデスはモーナの前でデレデレしている。
(外見と違って、そんなに怖くないのかも)
モデス達の様子を見て、クロキは自分の中で恐怖が和らいでいくのを感じた。
「初めましてクロキ様、モーナと申します。以後お見知りおきを」
モーナが挨拶し、微笑む。
その笑顔はまるで桜の花が咲いたようだった。クロキは思わず見惚れてしまう。
「モーナ、君の魔力でクロキ殿に勇者の姿を見せるのだ」
「はい、あなた」
モーナは両手を広げ何かをつぶやく。すると頭上が光り輝きどこかの映像が映し出される。
その映像の中で、戦いが繰り広げられていた。
化け物の大群がたった数人の人間に襲い掛かっている。
しかし、少数にもかかわらず、優勢なのは人間の方だ。
よく見ると自分と大体同じ年齢の男女だ。どう見ても二十代よりも年上ということはないだろう。
男が一人に女が五人という構成である。
男は光輝く剣を振り、化け物達と戦っている。その恰好はファンタジー小説に出てくる騎士のような恰好だ。
その後に続く女達の恰好も、またファンタジーであった。
女の恰好は剣士のようなのが一人、魔法使いのような恰好が三人、忍者のようなのが一人だ。
その彼らは男を先頭に化け物達を相手に獅子奮迅の戦いぶりを見せている。
「クロキ殿、あれが勇者レイジとその仲間の女達でございますぞ」
モデスはその人間の中心で戦っている一人の男を指す。すると、その男を中心に画像が拡大されていく。
「なっ? あれ、あいつは? それにレイジって……」
その男を見た瞬間思わず声が出る。
クロキの知っている顔だった。そしてその名前にも聞き覚えがあった。
美堂怜侍。通称レイジ。
それが、魔王が勇者と呼ぶ者の名だ。
クロキにとって、あまり思い出したくない人間だった。
後ろにいる女性達の顔も見るが、いずれも知った顔である。
クロキの覚えている記憶の中の姿と少々変わっているが、間違いはなかった。
長く美しい黒髪が特徴の魔法使いのような恰好をしている、水王寺千雪。
その後ろにいる、白いローブを着たあま色の髪の少女は、吉野沙穂子。
髪をツインテールにして手から炎を出している少女、佐々木理乃。
小柄でショートカットの髪で、元気にはねて小剣を振るっているのは、轟奈緒美。
そして最後に長い髪をポニーテールにした女剣士は、クロキの幼馴染の赤峰白音。
いずれもクロキが通う学園で有名な美少女達だ。
そんな彼らが映像の中で戦っていた。
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