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本編
7話 そんな性癖はない、断じて
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カーソン薬屋に居候をし始めてから、しばらくが経った。オレは相変わらずジュードの玩具にされつつ、時おり、薬の材料採取へと連れ回されている。
魔物がよく出る場所にある品は、購入すると高価なので自力で採ってくる――ということで、今日も魔物がうじゃうじゃいる森へと放り込まれていた。
「もう、やだ!」
斬っても斬っても再生するスライムの群れが追いかけてくる。
遠くの方から、薬草をカバンに詰めたジュードが声をかけてきた。
「おーい、帰るぞ。戻ってこい」
「無理だよ! お前が囮になれって言ったんだろ!」
振り向いたせいで、木の根に足を取られて転倒した。
「うっわ!?」
すぐさま群がってくるスライム。ぬるぬるしたものが体にまとわりついて、繋がって、完全に飲み込まれる。
「――!?」
鼻やら耳やら、穴という穴から体内に侵入しようとしてくる。
「おい、リヒト……!」
水音の向こうでジュードの声が聞こえる。すぐさま、手首をつかんで力任せに引き抜かれた。
脱出成功。脱臼するかと思ったけど。引っ張られて空中に浮くこととかある?
スライムが再びこちらへ襲いかかろうとするのを、ジュードは氷魔法で凍らせて完全に動きを封じた。そして、ぬるぬるのどろどろで咳き込んでいるオレを残念そうな顔で見る。
「やっぱり、触らないと解呪できないのは不便すぎるな。魔法も使えない」
「オレのせいじゃないだろぉ! うぇ~ぬるぬるする、気持ち悪い~! 耳にも入ったぁ……!」
「ああ? 見せてみろ」
「え――わっ……!?」
ジュードが、オレの耳をつまんで軽く引っ張ったり、入口に指を出し入れして中を掻き出そうとする。体温と、にちにちという音が伝わって、思わず変な声が出そうだった。耳の閉塞感はなくならないけど、さっきまで不快感だったものの「不」の字がなくなる。
ぎゅっと目をつむって声を押し殺していると「駄目だな」と諦められた。
「えっ、そんなあ」
「吸い出すしかない」
「へっ?」
目を開ける。
耳にやわらかいものが触れる。
ちゅる、という音がして、耳の閉塞感がなくなった。
オレの耳に口を押し当てていたジュードが、体を離して、吸い出したものを地面に吐き捨てる。
「――ったく、なんで俺がこんなことを……。ほら、反対側は?」
「へ……は、はぁ……!? えっ、なに!? いやっ、そんなことしなくていいからぁ!」
「いいのか? 固まって取れなくなるぞ」
「ひぃ……」
仕方なく、反対側の耳を差し出す。
ジュードの吐息が耳にかかって、唇の濡れたところが密着して、ちゅるりと中を吸い出される。
「んっ……う……」
二回目だから、何をされているか鮮明にわかってしまって、身構えたのも虚しく高い声が漏れた。
顔が熱い。ジュードの顔をまともに見られない。なんだこの特殊なシチュエーションは。こんなの、泣き言も出る。
「も……もう嫌だ、帰りたい。田舎に帰りたい……」
「そんなこと言っても、呪いを解く方法すらわからない状況じゃ――。……いや、調べる方法ならあるな」
「えっ、そうなの!?」
「ああ。一度断念したやつだが、お前なら出来るだろ」
「オレなら出来ること? なに?」
一体どんな特殊な方法かと思ったら、
「王立図書館で調べる」
と言われた。
「え……なにそれ、自分で出来ないの?」
「あそこは身分証の提示が必須だからな」
「持ってないの? なんで?」
視線を逸らしてため息をつかれる。気軽に触れていい話題ではなかったかもしれない。
しかし、オレが謝る前に、答えは返ってきた。
「俺は、死んだことになってる」
思いがけない返答に「そっか……」しか言えなかった。
◇◇◇
それで、オレはいま、単身で王立図書館の膨大な蔵書を前に立ち尽くしている。広大な敷地面積の、壁までずらりと本、本、本。
――これを、調べる……? 単に面倒だからオレに押し付けただけなんじゃ? だってそうだよな、ジュード自身がどうあれ、エマはさすがに身分証持ってるだろうし。ジュードの親だって……。
そこまで考えて、はたと気づく。
――そういえば、ジュードの親の話って全然聞いてないな。どんな人なんだろう。
呪いについて記述がある本を片っ端から調べつつ、合間合間に頭に浮かぶのは全てジュードのことだった。
――というか、死んだことになってるってなに……? やっぱり生きてますって申請すればいいだけなのに。今のままの方が、都合がいいとか? ……犯罪者とかだったら、どうしよう……。
実は人を殺しました、と言われても、なんだかしっくりきてしまう。というか、エマに手を出したら殺すと宣言されている。
「なんなの、あいつ……」
考えても考えても、わからない。
――聞いたら教えてくれるかな。でも、未だに情報を出し渋ってる感じがあるよな。……オレ、まだ信用されてないのか。
事情の説明もなく、ただ都合の良いように扱われている気がする。悔しい。
――いや、オレはあいつに何を求めてるんだ……。ちょっと休憩して、気分を切り替えよう。
端っこの方に、申し訳程度に設置された椅子に腰掛ける。近くには、新聞のバックナンバーが並んでいた。
そういえば、アンテルたちはどうなったんだろう。新聞を手に取って斜め読みしながらめくっていると、ごく最近のものに事件の顛末が書かれていた。
殺人未遂により、当該探索パーティーは解散され投獄。首謀者であるアンテルは、公爵家である生家から勘当され家督は弟へ――。
――なんか、思ったより、しっかり事件になってるな……。オレをダンジョンに置き去りにしただけじゃ、こうはならなかっただろうに。
でも、本当に、死ぬかと思った。二回も。
――ジュードが助けてくれたから、いま、こうしていられるんだよな……。
顔を思い出すと、落ち着かない。胸の辺りが、そわそわ、むずむず、なんだか変な感じがする。
愛憎入り混じって、悲喜こもごもだ。
――はあ、頭の中ぐちゃぐちゃだよ……。今まで、地元のみんなと、なんとなく楽しくやってきただけだったから……。こんなの、はじめてだ……。
結局、呪いについては、一般的な知識――どの魔物が、どんな種類の呪いをかけてくるとか、そういった情報しか得られなかった。
――本が多すぎるんだよな……。また明日、調べてみるか。
夕暮れ時の道を帰っていると、カーソン薬屋のすぐ近くで、向こうからジュードが歩いてくるのが見えた。
「あっ――」
声をかけようとして、やめる。隣にはエマがいた。しかも、二人で手を繋いでいる。買い出しの帰りのようだった。
――え……やっぱり、付き合ってる……のかな。いや、エマが補助してるだけかも。ジュード、平衡感覚ないから勘で歩いてるって言ってたし。うん、あいつがチンピラとかにぶつかったら、目も当てられない騒ぎになりそうだしな……。
自分を納得させるための理由付け。
でも――ジュードが、エマに向けて笑った。オレに見せたことのない、屈託のない笑顔だった。
胸が、締め付けられる。
――ああ。オレは、なにを期待してたんだろう。もう、とっくに、わかってたはずじゃないか。……ジュードが本当に触れ合いたい相手は、オレじゃないって。
二人がこちらに気付く。エマが小さく手を振って微笑む。
この厄介な感情を知られないように、オレはとびきりの笑顔で蓋をして二人に駆け寄った。
魔物がよく出る場所にある品は、購入すると高価なので自力で採ってくる――ということで、今日も魔物がうじゃうじゃいる森へと放り込まれていた。
「もう、やだ!」
斬っても斬っても再生するスライムの群れが追いかけてくる。
遠くの方から、薬草をカバンに詰めたジュードが声をかけてきた。
「おーい、帰るぞ。戻ってこい」
「無理だよ! お前が囮になれって言ったんだろ!」
振り向いたせいで、木の根に足を取られて転倒した。
「うっわ!?」
すぐさま群がってくるスライム。ぬるぬるしたものが体にまとわりついて、繋がって、完全に飲み込まれる。
「――!?」
鼻やら耳やら、穴という穴から体内に侵入しようとしてくる。
「おい、リヒト……!」
水音の向こうでジュードの声が聞こえる。すぐさま、手首をつかんで力任せに引き抜かれた。
脱出成功。脱臼するかと思ったけど。引っ張られて空中に浮くこととかある?
スライムが再びこちらへ襲いかかろうとするのを、ジュードは氷魔法で凍らせて完全に動きを封じた。そして、ぬるぬるのどろどろで咳き込んでいるオレを残念そうな顔で見る。
「やっぱり、触らないと解呪できないのは不便すぎるな。魔法も使えない」
「オレのせいじゃないだろぉ! うぇ~ぬるぬるする、気持ち悪い~! 耳にも入ったぁ……!」
「ああ? 見せてみろ」
「え――わっ……!?」
ジュードが、オレの耳をつまんで軽く引っ張ったり、入口に指を出し入れして中を掻き出そうとする。体温と、にちにちという音が伝わって、思わず変な声が出そうだった。耳の閉塞感はなくならないけど、さっきまで不快感だったものの「不」の字がなくなる。
ぎゅっと目をつむって声を押し殺していると「駄目だな」と諦められた。
「えっ、そんなあ」
「吸い出すしかない」
「へっ?」
目を開ける。
耳にやわらかいものが触れる。
ちゅる、という音がして、耳の閉塞感がなくなった。
オレの耳に口を押し当てていたジュードが、体を離して、吸い出したものを地面に吐き捨てる。
「――ったく、なんで俺がこんなことを……。ほら、反対側は?」
「へ……は、はぁ……!? えっ、なに!? いやっ、そんなことしなくていいからぁ!」
「いいのか? 固まって取れなくなるぞ」
「ひぃ……」
仕方なく、反対側の耳を差し出す。
ジュードの吐息が耳にかかって、唇の濡れたところが密着して、ちゅるりと中を吸い出される。
「んっ……う……」
二回目だから、何をされているか鮮明にわかってしまって、身構えたのも虚しく高い声が漏れた。
顔が熱い。ジュードの顔をまともに見られない。なんだこの特殊なシチュエーションは。こんなの、泣き言も出る。
「も……もう嫌だ、帰りたい。田舎に帰りたい……」
「そんなこと言っても、呪いを解く方法すらわからない状況じゃ――。……いや、調べる方法ならあるな」
「えっ、そうなの!?」
「ああ。一度断念したやつだが、お前なら出来るだろ」
「オレなら出来ること? なに?」
一体どんな特殊な方法かと思ったら、
「王立図書館で調べる」
と言われた。
「え……なにそれ、自分で出来ないの?」
「あそこは身分証の提示が必須だからな」
「持ってないの? なんで?」
視線を逸らしてため息をつかれる。気軽に触れていい話題ではなかったかもしれない。
しかし、オレが謝る前に、答えは返ってきた。
「俺は、死んだことになってる」
思いがけない返答に「そっか……」しか言えなかった。
◇◇◇
それで、オレはいま、単身で王立図書館の膨大な蔵書を前に立ち尽くしている。広大な敷地面積の、壁までずらりと本、本、本。
――これを、調べる……? 単に面倒だからオレに押し付けただけなんじゃ? だってそうだよな、ジュード自身がどうあれ、エマはさすがに身分証持ってるだろうし。ジュードの親だって……。
そこまで考えて、はたと気づく。
――そういえば、ジュードの親の話って全然聞いてないな。どんな人なんだろう。
呪いについて記述がある本を片っ端から調べつつ、合間合間に頭に浮かぶのは全てジュードのことだった。
――というか、死んだことになってるってなに……? やっぱり生きてますって申請すればいいだけなのに。今のままの方が、都合がいいとか? ……犯罪者とかだったら、どうしよう……。
実は人を殺しました、と言われても、なんだかしっくりきてしまう。というか、エマに手を出したら殺すと宣言されている。
「なんなの、あいつ……」
考えても考えても、わからない。
――聞いたら教えてくれるかな。でも、未だに情報を出し渋ってる感じがあるよな。……オレ、まだ信用されてないのか。
事情の説明もなく、ただ都合の良いように扱われている気がする。悔しい。
――いや、オレはあいつに何を求めてるんだ……。ちょっと休憩して、気分を切り替えよう。
端っこの方に、申し訳程度に設置された椅子に腰掛ける。近くには、新聞のバックナンバーが並んでいた。
そういえば、アンテルたちはどうなったんだろう。新聞を手に取って斜め読みしながらめくっていると、ごく最近のものに事件の顛末が書かれていた。
殺人未遂により、当該探索パーティーは解散され投獄。首謀者であるアンテルは、公爵家である生家から勘当され家督は弟へ――。
――なんか、思ったより、しっかり事件になってるな……。オレをダンジョンに置き去りにしただけじゃ、こうはならなかっただろうに。
でも、本当に、死ぬかと思った。二回も。
――ジュードが助けてくれたから、いま、こうしていられるんだよな……。
顔を思い出すと、落ち着かない。胸の辺りが、そわそわ、むずむず、なんだか変な感じがする。
愛憎入り混じって、悲喜こもごもだ。
――はあ、頭の中ぐちゃぐちゃだよ……。今まで、地元のみんなと、なんとなく楽しくやってきただけだったから……。こんなの、はじめてだ……。
結局、呪いについては、一般的な知識――どの魔物が、どんな種類の呪いをかけてくるとか、そういった情報しか得られなかった。
――本が多すぎるんだよな……。また明日、調べてみるか。
夕暮れ時の道を帰っていると、カーソン薬屋のすぐ近くで、向こうからジュードが歩いてくるのが見えた。
「あっ――」
声をかけようとして、やめる。隣にはエマがいた。しかも、二人で手を繋いでいる。買い出しの帰りのようだった。
――え……やっぱり、付き合ってる……のかな。いや、エマが補助してるだけかも。ジュード、平衡感覚ないから勘で歩いてるって言ってたし。うん、あいつがチンピラとかにぶつかったら、目も当てられない騒ぎになりそうだしな……。
自分を納得させるための理由付け。
でも――ジュードが、エマに向けて笑った。オレに見せたことのない、屈託のない笑顔だった。
胸が、締め付けられる。
――ああ。オレは、なにを期待してたんだろう。もう、とっくに、わかってたはずじゃないか。……ジュードが本当に触れ合いたい相手は、オレじゃないって。
二人がこちらに気付く。エマが小さく手を振って微笑む。
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