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第七十二話 皇帝ルキウス
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ノルマンディー海岸に上陸した僕たちは、近くの街リーンを目指すことにした。ベアトリクスは戦艦ウロボロスに残ることになった。
万が一危機的状況になったとき、聖剣エクスカリバーの能力を使いいつでも撤退できるようにだ。
このアルガルド大陸は僕たちにとって初めての地だ。何があるか分からない。
貿易の街リーンはノルマンディー海岸から歩いて数時間の所にあるという。運良く近くの漁村で僕たちは乗り合い馬車に乗ることができたので、時間が大幅に短縮できた。これはウィリアム・アダムスの交渉力のおかげだ。
「この漁村では八年ほど前に人魚が揚がったらしいのです。その人魚は助けた漁師とともにどこかへと消えたらしいのです」
ウィリアムがその漁村に伝わる不思議な話を語った。その人魚は黒髪のとても美しい容姿をしていたが、言葉は何を言っているか分からなかった。
ただその人魚は男の生命力を吸い取る力があったようで、漁村の男が何人か犠牲になったということだ。
漁村の人間は人魚を排除しようとしたが、その時にはすでにいなくなっていたという。
そんな話を聞きながら、僕たちはリーンの街に到着した。そこは一言で言うならば、賑やかな街だった。アヴァロン王国にない雑多な活気に満ち溢れていた。
大通りには様々な商品を売る露店がひしめきあっていた。
かつての大航海時代のヨーロッパの街がまさにこのような感じだったのではないかと思う。
リーンの街の商館を僕たちは訪れた。
その商館の主はウィリアム・アダムスの親友であるという。
アヤメなんかは初めて見る異国の街に興味津々といった感じだ。興奮して頰が赤くなっている。
アルも同じようだ。話しかけられた露店の主の言葉におろおろしていた。当たり前だけどこの街には大勢の男たちがいる。アヴァロン王国の女性たちにとっては新鮮であり、驚きでもあっただろう。
「リスボンとかバルセロナの街見たいね。昔ネットでしか見たことないけど」
マーリンの感想は割合淡白だ。
クロネは屋台で焼き魚を買って、美味しそうに食べていた。
僕たちはその商館の大広間に通される。
「本当にウィリアムなのか。やつはあの嵐で死んだのではなかったのか」
大きな男の声が聞こえる。
やがて細身の目の鋭い男が、この大広間に入ってきた。
その男は僕たちを見て、ウィリアムの姿を見つけ、表情を驚愕に変えた。急ぎ歩みより、ウィリアムに抱きついた。
「まさか、まさか生きていたとは。よかった、よかったよウィリアム」
その男はウィリアム・アダムスの背中をどんどんと強く叩く。
「ああっクリストフ、運良く生きていたのだよ。こちらのアーサー様に助けていただいたのだよ」
再会を祝しながら、ウィリアムは僕たちのことを紹介する。
「私はクリストフ・マゼラン。このリーンの街の交易商の一人だ。我が親友を助けていただき、まことに感謝いたします」
クリストフは右拳を心臓にあて、軽く頭を下げる。たしかラーマ帝国の挨拶だったな。
「ていねいな挨拶いたみいる」
アヤメが会釈する。
僕は王様なのであまり頭を下げるのはよくないというアヤメの意見だ。アヤメのアルガルド語は流暢なものだった。
マーリンがアルやクロネ、リオに状況を説明していた。
僕たちがアヴァロン王国から来たことを告げるとクリストフはさらに顔を驚愕に変えていた。ちょっと変顔みたいになっている。おっと笑ったら失礼だ。
「それは本当のことなのですか」
額に浮かぶ汗をぬぐいながら、クリストフは言った。
「事実だ」
短くウィリアムは答える。
クリストフはウィリアムが嘘をついていないと理解したようだ。真剣な眼差しで僕たちを見る。
「まさかあの北の死海の向こうに国があるとは……」
クリストフは言葉をつまらせる。
女給が水を持ってきたのでそれを一気に飲みほす。
「これは国が判断することだな」
口ひげを撫でながら、クリストフは言った。
その日はウィリアムの無事を祝うということで、この商館で歓待を受けた。かなり豪華な料理が振る舞われる。
商館の男たちがアルにお酒を次々とすすめる。
アルはそのすべての酒を受け、飲み干した。けろりとした顔をしている。進めてきた男たちのほうが酔いつぶれていた。アルがこんなに酒に強いとは知らなかった。ベアトリクスなみだ。
僕たちはリーンの街に二日ほど滞在した。
この異国情緒あふれる街を楽しんでいた。
そんな僕たちのところにクリストフがやって来る。
「皇帝陛下が会われるそうだ」
息を切らしながら、クリストフは言った。
やはりこの国のトップと会わないといけないだろう。これからの付き合いをどのようにするかを決めなければいけない。それは国王たる者の務めだ。
皇帝の名はルキウスと言うそうだ。正式にはルキウス・アレクシウス・ラーマというらしい。
帝都バルバロッサまではこのリーンの街から馬で五日ほどかかるということだ。
馬車はクリストフが用意してくれた。どうやら彼はけっこうな豪商らしい。リーンの街を牛耳るものの一人だった。商人ながら法的には彼一代にかぎり貴族の扱いを受けているのだという。
帝都までの旅で僕たちはラーマ帝国のことをできるだけ調査した。アルガルド大陸の人間は僕たちのように魔法や特技を持つものはいないようだ。国土はアヴァロン王国の約十倍はある。人口は三千万人ほど。貨幣経済が発展している。アヴァロン王国は物々交換なので、経済的にはラーマ帝国のほうが進んでいるのかも知れない。
五日の旅はあっという間に過ぎ、百万人都市とも呼ばれる帝都バルバロッサに到着した。
僕たちはこの大都市のほぼ中央にあるひときわ豪華な宮殿に案内される。
そこで僕たちは皇帝ルキウスに会う。
しかしこの出会いは必ずしも良いものではなかった。
玉座の間に通された僕たちはいきなり大声で、怒鳴られた。
いきなり大声で叫ばれたので驚いた。
槍を持った兵士が僕たちに何やら命令している。
「皇帝陛下の御前である、貴様ら頭をさげよ!!」
殺気のこもった声で彼らは槍を僕たちに向ける。
これは交渉どころではない。
冷静なアヤメも頰を紅潮させて、怒っている。
アルは今にもその兵士につかみかかりそうだ。
僕は玉座に足をくみ、こちらを見る男を睨みかえす。短い金髪の端正な顔立ちの男だ。
そのかたわらに黒髪の豊満な身体をした女性が立っていた。その女性は僕たちを見ると不敵に微笑んでいた。
万が一危機的状況になったとき、聖剣エクスカリバーの能力を使いいつでも撤退できるようにだ。
このアルガルド大陸は僕たちにとって初めての地だ。何があるか分からない。
貿易の街リーンはノルマンディー海岸から歩いて数時間の所にあるという。運良く近くの漁村で僕たちは乗り合い馬車に乗ることができたので、時間が大幅に短縮できた。これはウィリアム・アダムスの交渉力のおかげだ。
「この漁村では八年ほど前に人魚が揚がったらしいのです。その人魚は助けた漁師とともにどこかへと消えたらしいのです」
ウィリアムがその漁村に伝わる不思議な話を語った。その人魚は黒髪のとても美しい容姿をしていたが、言葉は何を言っているか分からなかった。
ただその人魚は男の生命力を吸い取る力があったようで、漁村の男が何人か犠牲になったということだ。
漁村の人間は人魚を排除しようとしたが、その時にはすでにいなくなっていたという。
そんな話を聞きながら、僕たちはリーンの街に到着した。そこは一言で言うならば、賑やかな街だった。アヴァロン王国にない雑多な活気に満ち溢れていた。
大通りには様々な商品を売る露店がひしめきあっていた。
かつての大航海時代のヨーロッパの街がまさにこのような感じだったのではないかと思う。
リーンの街の商館を僕たちは訪れた。
その商館の主はウィリアム・アダムスの親友であるという。
アヤメなんかは初めて見る異国の街に興味津々といった感じだ。興奮して頰が赤くなっている。
アルも同じようだ。話しかけられた露店の主の言葉におろおろしていた。当たり前だけどこの街には大勢の男たちがいる。アヴァロン王国の女性たちにとっては新鮮であり、驚きでもあっただろう。
「リスボンとかバルセロナの街見たいね。昔ネットでしか見たことないけど」
マーリンの感想は割合淡白だ。
クロネは屋台で焼き魚を買って、美味しそうに食べていた。
僕たちはその商館の大広間に通される。
「本当にウィリアムなのか。やつはあの嵐で死んだのではなかったのか」
大きな男の声が聞こえる。
やがて細身の目の鋭い男が、この大広間に入ってきた。
その男は僕たちを見て、ウィリアムの姿を見つけ、表情を驚愕に変えた。急ぎ歩みより、ウィリアムに抱きついた。
「まさか、まさか生きていたとは。よかった、よかったよウィリアム」
その男はウィリアム・アダムスの背中をどんどんと強く叩く。
「ああっクリストフ、運良く生きていたのだよ。こちらのアーサー様に助けていただいたのだよ」
再会を祝しながら、ウィリアムは僕たちのことを紹介する。
「私はクリストフ・マゼラン。このリーンの街の交易商の一人だ。我が親友を助けていただき、まことに感謝いたします」
クリストフは右拳を心臓にあて、軽く頭を下げる。たしかラーマ帝国の挨拶だったな。
「ていねいな挨拶いたみいる」
アヤメが会釈する。
僕は王様なのであまり頭を下げるのはよくないというアヤメの意見だ。アヤメのアルガルド語は流暢なものだった。
マーリンがアルやクロネ、リオに状況を説明していた。
僕たちがアヴァロン王国から来たことを告げるとクリストフはさらに顔を驚愕に変えていた。ちょっと変顔みたいになっている。おっと笑ったら失礼だ。
「それは本当のことなのですか」
額に浮かぶ汗をぬぐいながら、クリストフは言った。
「事実だ」
短くウィリアムは答える。
クリストフはウィリアムが嘘をついていないと理解したようだ。真剣な眼差しで僕たちを見る。
「まさかあの北の死海の向こうに国があるとは……」
クリストフは言葉をつまらせる。
女給が水を持ってきたのでそれを一気に飲みほす。
「これは国が判断することだな」
口ひげを撫でながら、クリストフは言った。
その日はウィリアムの無事を祝うということで、この商館で歓待を受けた。かなり豪華な料理が振る舞われる。
商館の男たちがアルにお酒を次々とすすめる。
アルはそのすべての酒を受け、飲み干した。けろりとした顔をしている。進めてきた男たちのほうが酔いつぶれていた。アルがこんなに酒に強いとは知らなかった。ベアトリクスなみだ。
僕たちはリーンの街に二日ほど滞在した。
この異国情緒あふれる街を楽しんでいた。
そんな僕たちのところにクリストフがやって来る。
「皇帝陛下が会われるそうだ」
息を切らしながら、クリストフは言った。
やはりこの国のトップと会わないといけないだろう。これからの付き合いをどのようにするかを決めなければいけない。それは国王たる者の務めだ。
皇帝の名はルキウスと言うそうだ。正式にはルキウス・アレクシウス・ラーマというらしい。
帝都バルバロッサまではこのリーンの街から馬で五日ほどかかるということだ。
馬車はクリストフが用意してくれた。どうやら彼はけっこうな豪商らしい。リーンの街を牛耳るものの一人だった。商人ながら法的には彼一代にかぎり貴族の扱いを受けているのだという。
帝都までの旅で僕たちはラーマ帝国のことをできるだけ調査した。アルガルド大陸の人間は僕たちのように魔法や特技を持つものはいないようだ。国土はアヴァロン王国の約十倍はある。人口は三千万人ほど。貨幣経済が発展している。アヴァロン王国は物々交換なので、経済的にはラーマ帝国のほうが進んでいるのかも知れない。
五日の旅はあっという間に過ぎ、百万人都市とも呼ばれる帝都バルバロッサに到着した。
僕たちはこの大都市のほぼ中央にあるひときわ豪華な宮殿に案内される。
そこで僕たちは皇帝ルキウスに会う。
しかしこの出会いは必ずしも良いものではなかった。
玉座の間に通された僕たちはいきなり大声で、怒鳴られた。
いきなり大声で叫ばれたので驚いた。
槍を持った兵士が僕たちに何やら命令している。
「皇帝陛下の御前である、貴様ら頭をさげよ!!」
殺気のこもった声で彼らは槍を僕たちに向ける。
これは交渉どころではない。
冷静なアヤメも頰を紅潮させて、怒っている。
アルは今にもその兵士につかみかかりそうだ。
僕は玉座に足をくみ、こちらを見る男を睨みかえす。短い金髪の端正な顔立ちの男だ。
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