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第五十六話 嬉しい報せ

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十一月になり、各地での冬支度が終わりつつあるという報告がザンザからなされた。
僕は新たにサーシャ、ザンザ、リオを巡行士に任命した。サーシャとリオは主に教皇領内の情報収集をつとめ、ザンザは僕の支配地域の情報収集及び各地の領主たちとの連絡係をやってもらっている。
「今年の冬、各地の村は余裕をもって越せるとのことです」
僕はザンザの報告を受けながら、各地の村の収穫量が記された書類を確認する。
特にヨーク村では豊作のようだ。
「ありがとう、ザンザ。こっちにおいで」
僕はザンザを手招きする。
何かをしてもらったらそれに見合う報酬を与えないといけない。
それをケチった僕の前の勤め先はほんとうに最悪だ。こんな簡単なこともできないなんて。

僕は崩し気味の正座をする。
顔を真っ赤にしたザンザが僕の膝に頭を乗せ、かわいい耳を向ける。
「あーまたこんなにためて」
ザンザの耳はけっこう汚れている。
「はい、このためにとっておきました」
すでにザンザははあっはあっと息を荒くしている。
「ザンザは良く働いてくれるからご褒美をあげよう」
僕はザンザの感度を三千倍にする。
とたんに熱い吐息をさらに熱くする。
まったく調教済みの人間はイクのが速いな。良い傾向だ。
濡れたタオルでまずはふいてあげる。耳たぶや耳の裏側、耳孔付近を丁寧にふいてあげる。
その度にびくびくとザンザは体をふるわせる。
ザンザもけっこう良い巨乳なのでもんであげる。うん、このふわふわ加減はいい。
「はあっはあっ♡♡ひ、気持ちいい♡♡」
どうやらおっぱいを揉んだだけで絶頂に達したようだ。おもらししたみたいに股間が濡れている。

耳かきを使い鼓膜近くまで掃除をしてあげる。
あはっけっこうとれた。
この耳垢をとるのは快感だ。
きれいになったザンザの耳孔を舌先を使いなめてあげる。
「あんっはあっ♡♡またイクッ♡♡」
よほど気持ちよかったのか、ザンザは白目をむいて気絶してしまった。


翌日、僕はクロネ、アルタイルそれにザンザを伴いカーナボン城に向かった。
聖剣エクスカリバーの転移能力を使えば一瞬だ。
転移ポイントには戦艦ウロボロス、コンウィ城、シャーウッドの館、カーナボン城、リーズ城を設定してある。
こうすることによって円卓の騎士たちにすぐに会うことができる。

僕たちはカーナボン城で盛大な歓待を受けた。
ライとリンの双子が円卓に料理とお酒を次々と置いていく。
ユリコの領内でも余裕をもって冬を越せるとのことだ。
リリィ・ガラハット辺境伯との戦いが終わったこともその要因の一つだ。
リリィとの仲をとりもった僕へは感謝してもしきれないとユリコは言った。

宴会の後、僕はユリコの自室に招かれた。
もちろん断る理由などどこにもない。
部屋にはいるとなんとユリコはバニーガールの姿で立っていた。
身長175センチメートルでEカップのユリコにはバニーガールの衣装がめちゃめちゃ似合う。
スタイルが良いいユリコだから似合う姿だ。
「どうかしら」
そう言い、ユリコはくるりと回る。
なんとお尻には白いボンボンの尻尾がついていた。ウサギ耳がキュートだ。
思わず僕の分身は熱く、固くなる。
「すごくかわいい」
僕の言葉を聞き、ユリコは嬉しそうに微笑む。

「私、コスプレ好きなのよね。生前はコミケにいったりしてたのよね。アーサーのお陰でようやくこういうのをする余裕ができたわ」
ふふっと微笑み、ユリコは僕の前に跪く。
ゆっくりと僕のズボンを下ろす。
「あらっまあっ」
直角にそそり立つ僕のものを見て、ユリコはうっとりする。
白い手でしごかれるとすぐにねとねとの先走りが溢れる。
「とても苦しそうね。私が楽にしてあげるわ」
パクリとちゅうちょなくユリコは僕のガチガチの鉄棒をくわえた。
「アーサーのエクスカリバーとても美味しいわ♡♡」
じゅるじゅるといやらしい音をたてて、吸いだした。

これはたまらない。
ユリコは僕のハーレム騎士団の中でも断トツの美人だ。
顔面強度でいえば一位といってもいいだろう。クロネもかわいいけどロリ系だからね。
ユリコは大人のお姉さんといった感じだ。
そのモデル顔負けの美女ユリコが嬉しそうに僕のものを咥えて、しゃぶっているのは感動すら覚える。
さらにユリコは舌を使い、先っぽやその穴、二つの大事な宝玉まで吸いあげる。
この刺激はたまらない。
「はあっだ、ダメだ……」
むくむくと快感が下腹部からこみあげる。
「いいよ、口の中に出して」
器用にユリコはくわえたまま言った。
頬をすぼめて強く吸われる。
いわゆるひょっとこ顔をして、僕のものを強く吸う。
ユリコのような秀麗な顔をした女の子がこんな顔をしてまで奉仕してくれるのは、最高に興奮する。

ユリコの執拗な攻めに僕はついに果てた。
体が勝手に快感をむさぼり、子種をユリコの口に注いでいく。
放出される気持ち良さに膝が震える。
どくどくどぴゅどぴゅと流されるその粘液をユリコは喉をならして、飲みほした。
「アーサーの赤ちゃんのもと、とても美味しいわ」
ユリコは舌なめずりした。

ユリコはぼくの手を握り、ベッドに押し倒した。彼女はどちらかといえばSっ気があると言っていた。男を無理矢理いかせたいらしい。前にそんなことを言っていた。
でもこのアヴァロンには男性がいなかったので常に欲求不満であったという。

仰向けに寝ころがらされた僕にユリコはまたがる。
しかし、ユリコのバニーガール姿はたまらない。下から衣装をずらすと丼サイズのおっぱいが姿をあらわす。
かわいいピンクの乳首をつまむとウサギはあんっと鳴いた。
「あんっ♡♡また固くなってる♡♡」
ユリコは手で股間部分の衣装をずらし、下の口で僕のものをくわえこむ。
ユリコの内は無数のつぶつぶがあるような感覚だ。その大小さまざまなつぶつぶが僕のものをこれでもかとこすりあげる。

この快感に僕はすぐに果てそうになるが、そこはぐっと我慢だ。バニーガールでぼくを楽しませてくれたユリコを満足させてあげないと。
僕の上で腰をふり続けるユリコから与えられる快感にぐっと耐える。
僕が耐えているとユリコの方が何度も絶頂に達した。
「はあっ♡♡らめっ気持ち良すぎて腰を動かすのを止められない♡♡こんなにイッてるのにまたいきたい♡♡」
僕とつながるユリコはかわいいアへ顔になっている。
十分にユリコを絶頂に導いたあと、僕も彼女の中に赤ちゃんのもとを注ぎいれた。
白くて大事な粘液がユリコの内からあふれだしていた。
その流れ行く様を満足そうにユリコは見ていた。



十二月の初め、嬉しい報せがザンザから知らされた。なんとリリィとジョシュアさんが妊娠したのだ。
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