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第四十五話 悪魔城の戦い
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マリアガンヌを前後から犯しているのは牛面の鬼人であった。身長は軽くみつもっても二メートルはあるだろう。筋骨隆々のたくましい体躯をしている。
その姿は神話のミノタウロスそのものだ。このアヴァロンにはミノス王はいないが、分かりやいので奴らを牛鬼と呼ぶことにする。
ざっと数えるとその牛鬼は十体ほどいる。奴らはどうやら順番にマリアガンヌを犯しているようだ。
口を犯していた牛鬼はマリアガンヌの亜麻色の髪を乱暴につかむ。子供の腕ほどはある巨大な肉棒を喉奥めがけてうちつける。
「うぐっ……げほっげほっ……」
嗚咽まじりにマリアガンヌは咳き込む。
牛鬼が喉元にうちつけるスピードが増す。
「ぜぇっ……ぜぇっあんっあはんっ……」
マリアガンヌの嗚咽にあえぎ声がまじる。
「ほらまた飲め!!」
牛鬼は喉の奥まで自らのものをくわえさせると射精した。
どくどくと白濁した粘液が注ぎ込まれる。
マリアガンヌはそれを無理矢理飲まされた。
「ほらっこっちにも出してやるぞ!!」
後ろでお尻を犯していた別の牛鬼がマリアガンヌの腰をつかみ、何度も激しく挿入する。びちゃびちゃぬちゃぬちゃと粘液と体液がまじりあう音が大広間に響く。
「だめっだめっもう中に出さないで……」
マリアガンヌは懇願するが、牛鬼は当然のように動きを止めない。
「さあ出してやる!!孕めっ!!」
さらに牛鬼は激しく腰を動かす。
「いやだっいやだっ!!もういきたくないのに、いぐぅいぐぅ……」
マリアガンヌは口から白濁液を吐きながら、恍惚の表情となる。
牛鬼はニヤリと下品な笑みを浮かべて、マリアガンヌの大事なところに大量に射精した。すでに何度も膣内射精されたのだろう。そこからは入りきらなかった白濁の粘液があふれだし、床を汚した。
「いやだぁいやだぁ……孕みたくない……」
泣きながら、マリアガンヌは言った。
その光景を見て、僕は血が沸騰する感覚を覚えた。マリアガンヌは僕を悪魔の子と呼んで侮辱した。だけど、これほどの仕打ちを受けている彼女を見て、ざまあ見ろとは決して思わない。
あまりにもかわいそうだ。
僕はエクスカリバーを抜き放つ。
抜刀し、加速の特技を使い、距離をつめる。
マリアガンヌの口を犯していた牛鬼の首をはねた。
その牛の頭は天井まで跳ね飛び、砕けた。
残った体の首からは噴水のように血を吹き出し、後ろに倒れた。
僕は手を休めずにマリアガンヌを後ろから襲っていた牛鬼に切りかかる。
奴は戦槌を振り上げ、応戦しようとしている。
だが、僕の動きのほうがはるかに速い。
エクスカリバーの斬撃は奴を股間から脳天にかけて、切り裂いた。
牛鬼の体は左右に分かれ、その両方から血を吹き出して倒れた。
僕は床に倒れるマリアガンヌに駆け寄る。彼女の体を抱き上げる。全身が白濁した粘液でべっとりしている。
マリアガンヌが咳き込むたびに白濁液を口から吐き出す。いったいどれほどこの体に無理矢理そそぎこまれたのだろうか。
穴という穴から生臭い白い汚液を垂れ流していた。
マリアガンヌは僕を悪魔の子といって侮辱した張本人だ。星の塔では年端もいかぬ少女を死地に赴かせた人物だ。
だからといってこれはあまりにも無惨すぎる。
ペチペチと頬を叩くとマリアガンヌはゆっくりと呼吸する。どうやら命に別状はなさそうだ。
「お兄ちゃん、上、気をつけて!!」
クロネが叫ぶ。
僕はマリアガンヌのことが気がかりで油断していた。まだ牛鬼を全滅させたわけではなかった。
大剣を頭上にかかげた牛鬼が今まさに僕めがけてそれを振り下ろそうとしていた。
黒豹に変身したロムが牛鬼の首めがけてかぶりつく。ぐにゃりという骨が折れる鈍い音がする。
間髪つけずにクロネも飛びかかり、風の魔法を発動させる。合計六つの風刃を両の手のひらに発生させ、牛鬼にぶつける。風の刃によって牛鬼の体は四分五裂した。
肉片になり、牛鬼は絶命する。
別の牛鬼二体がキネビアめがけて走り出す。
僕は頭に血がのぼり、ギネビアたちのことをほったらかしにしてしまった。彼女たちを守らなくてはいけないのに。
くそっ、僕はそう言いマリアガンヌを抱き抱えたまま駆け出す。
人を抱いたままなので、うまく走れない。
牛鬼二体は左右に分かれ、ギネビアたちに襲いかかる。その二体は棍棒を装備していて、それでギネビアたちを威嚇した。
「おとなしく犯されれば、その間はいかしといてやるぞ」
くぐもった声で牛鬼の一体はそう言った。もう一体は下品な笑みを浮かべている。
「笑止……」
腰の剣を抜き放ち、アヤメ・ランスロットはそう言った。
次の瞬間キラリとそのアヤメの剣が煌めいた。直後牛鬼は百近くの肉片になり、床に散らばった。
「アロンダイトに切れぬ物はない」
ひゅっとアロンダイトの剣をふり、その刃についた血肉を振り落とした。
オリオンは弓を引き絞り、連続射撃を行う。残りの一体は針ネズミのようになり、絶命した。彼女はユリコ並みの弓の名手のようだ。
僕と目があうとにこりと微笑んだ。
僕たちは協力し、牛鬼をすべて倒した。
あたりはまさに死体の山であった。
「かわいそうに……」
キネビアはそう言い、そっとマリアガンヌの汚れた頬を撫でる。
彼女も連れて帰ろう。
こんなところにいてはいけない。
マリアガンヌはゆっくりと目蓋をあける。
かっと眼を見開き、お腹を押さえた。
「い、痛い……」
だらだらと玉のような汗を流している。
マリアガンヌの下腹部を見るとなにやらもぞもぞとうごめいている。
「お兄ちゃん、その人を床に下ろして。気をつけて、なにか埋め込まれたかも知れないよ」
クロネが僕に言う。
クロネの言うとおり、僕は魔銀糸を紡いだマントを床にひき、マリアガンヌを寝かせる。
「はあっ駄目……産まれる……」
じたばたと両手足をふって、マリアガンヌは暴れる。
のそりと黒い塊がマリアガンヌの股間から這い出てきた。
その姿は神話のミノタウロスそのものだ。このアヴァロンにはミノス王はいないが、分かりやいので奴らを牛鬼と呼ぶことにする。
ざっと数えるとその牛鬼は十体ほどいる。奴らはどうやら順番にマリアガンヌを犯しているようだ。
口を犯していた牛鬼はマリアガンヌの亜麻色の髪を乱暴につかむ。子供の腕ほどはある巨大な肉棒を喉奥めがけてうちつける。
「うぐっ……げほっげほっ……」
嗚咽まじりにマリアガンヌは咳き込む。
牛鬼が喉元にうちつけるスピードが増す。
「ぜぇっ……ぜぇっあんっあはんっ……」
マリアガンヌの嗚咽にあえぎ声がまじる。
「ほらまた飲め!!」
牛鬼は喉の奥まで自らのものをくわえさせると射精した。
どくどくと白濁した粘液が注ぎ込まれる。
マリアガンヌはそれを無理矢理飲まされた。
「ほらっこっちにも出してやるぞ!!」
後ろでお尻を犯していた別の牛鬼がマリアガンヌの腰をつかみ、何度も激しく挿入する。びちゃびちゃぬちゃぬちゃと粘液と体液がまじりあう音が大広間に響く。
「だめっだめっもう中に出さないで……」
マリアガンヌは懇願するが、牛鬼は当然のように動きを止めない。
「さあ出してやる!!孕めっ!!」
さらに牛鬼は激しく腰を動かす。
「いやだっいやだっ!!もういきたくないのに、いぐぅいぐぅ……」
マリアガンヌは口から白濁液を吐きながら、恍惚の表情となる。
牛鬼はニヤリと下品な笑みを浮かべて、マリアガンヌの大事なところに大量に射精した。すでに何度も膣内射精されたのだろう。そこからは入りきらなかった白濁の粘液があふれだし、床を汚した。
「いやだぁいやだぁ……孕みたくない……」
泣きながら、マリアガンヌは言った。
その光景を見て、僕は血が沸騰する感覚を覚えた。マリアガンヌは僕を悪魔の子と呼んで侮辱した。だけど、これほどの仕打ちを受けている彼女を見て、ざまあ見ろとは決して思わない。
あまりにもかわいそうだ。
僕はエクスカリバーを抜き放つ。
抜刀し、加速の特技を使い、距離をつめる。
マリアガンヌの口を犯していた牛鬼の首をはねた。
その牛の頭は天井まで跳ね飛び、砕けた。
残った体の首からは噴水のように血を吹き出し、後ろに倒れた。
僕は手を休めずにマリアガンヌを後ろから襲っていた牛鬼に切りかかる。
奴は戦槌を振り上げ、応戦しようとしている。
だが、僕の動きのほうがはるかに速い。
エクスカリバーの斬撃は奴を股間から脳天にかけて、切り裂いた。
牛鬼の体は左右に分かれ、その両方から血を吹き出して倒れた。
僕は床に倒れるマリアガンヌに駆け寄る。彼女の体を抱き上げる。全身が白濁した粘液でべっとりしている。
マリアガンヌが咳き込むたびに白濁液を口から吐き出す。いったいどれほどこの体に無理矢理そそぎこまれたのだろうか。
穴という穴から生臭い白い汚液を垂れ流していた。
マリアガンヌは僕を悪魔の子といって侮辱した張本人だ。星の塔では年端もいかぬ少女を死地に赴かせた人物だ。
だからといってこれはあまりにも無惨すぎる。
ペチペチと頬を叩くとマリアガンヌはゆっくりと呼吸する。どうやら命に別状はなさそうだ。
「お兄ちゃん、上、気をつけて!!」
クロネが叫ぶ。
僕はマリアガンヌのことが気がかりで油断していた。まだ牛鬼を全滅させたわけではなかった。
大剣を頭上にかかげた牛鬼が今まさに僕めがけてそれを振り下ろそうとしていた。
黒豹に変身したロムが牛鬼の首めがけてかぶりつく。ぐにゃりという骨が折れる鈍い音がする。
間髪つけずにクロネも飛びかかり、風の魔法を発動させる。合計六つの風刃を両の手のひらに発生させ、牛鬼にぶつける。風の刃によって牛鬼の体は四分五裂した。
肉片になり、牛鬼は絶命する。
別の牛鬼二体がキネビアめがけて走り出す。
僕は頭に血がのぼり、ギネビアたちのことをほったらかしにしてしまった。彼女たちを守らなくてはいけないのに。
くそっ、僕はそう言いマリアガンヌを抱き抱えたまま駆け出す。
人を抱いたままなので、うまく走れない。
牛鬼二体は左右に分かれ、ギネビアたちに襲いかかる。その二体は棍棒を装備していて、それでギネビアたちを威嚇した。
「おとなしく犯されれば、その間はいかしといてやるぞ」
くぐもった声で牛鬼の一体はそう言った。もう一体は下品な笑みを浮かべている。
「笑止……」
腰の剣を抜き放ち、アヤメ・ランスロットはそう言った。
次の瞬間キラリとそのアヤメの剣が煌めいた。直後牛鬼は百近くの肉片になり、床に散らばった。
「アロンダイトに切れぬ物はない」
ひゅっとアロンダイトの剣をふり、その刃についた血肉を振り落とした。
オリオンは弓を引き絞り、連続射撃を行う。残りの一体は針ネズミのようになり、絶命した。彼女はユリコ並みの弓の名手のようだ。
僕と目があうとにこりと微笑んだ。
僕たちは協力し、牛鬼をすべて倒した。
あたりはまさに死体の山であった。
「かわいそうに……」
キネビアはそう言い、そっとマリアガンヌの汚れた頬を撫でる。
彼女も連れて帰ろう。
こんなところにいてはいけない。
マリアガンヌはゆっくりと目蓋をあける。
かっと眼を見開き、お腹を押さえた。
「い、痛い……」
だらだらと玉のような汗を流している。
マリアガンヌの下腹部を見るとなにやらもぞもぞとうごめいている。
「お兄ちゃん、その人を床に下ろして。気をつけて、なにか埋め込まれたかも知れないよ」
クロネが僕に言う。
クロネの言うとおり、僕は魔銀糸を紡いだマントを床にひき、マリアガンヌを寝かせる。
「はあっ駄目……産まれる……」
じたばたと両手足をふって、マリアガンヌは暴れる。
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