黒猫を助けたら、貞操逆転男女比1対100万の世界に行けました。女の子といちゃラブしてたらスキルもゲットして英雄王になります。

白鷺雨月

文字の大きさ
上 下
32 / 75

第三十一話 星の塔へ

しおりを挟む
ベアトリクス・ユーウェインを新たに仲間にくわえた僕たちは明日の朝、ドーバーの岬へと出発することにした。

ベアトリクスの話ではこのカーナボンの港町からドーバーの岬にいたる旅程はわずか三時間ほどだという。アヴァロン王国で常用している帆船のスピードと比べると脅威的な速さだとユリコが説明した。

この日の夜はカーナボンの港でとれた魚介類がテーブルに並んだ。僕の好物のパエリアにタコのマリネ、鯖や鯵の焼きもの、海老フライなどがテーブルにところ狭しと置かれる。
クロネなどは舌なめずりして、豪勢な料理にがっついた。
ベアトリクスのエネルギー源はアルコールだということでワインや蜂蜜酒をグビグビ飲んでいる。

「私はウロボロスを管理するための人工知能搭載アンドロイドなんだよ」
ぷるんぷるんと巨乳を揺らして、ベアトリクスは言った。
どうやら話すたびに乳揺れさせるのがベアトリクスの癖のようだ。うん、グッドな癖だ。
「セックス機能もあるから安心してね、提督アドミラル
ウインクして、ベアトリクスは僕の耳元でささやく。
おっとこれはまた楽しみが増えたな。
僕の仲間ではアンナさんの推定Iカップが最大の巨乳だったけど、ベアトリクスはJカップはあると思われるからそれを越えてきたな。
どうして女性のバストサイズがわかるか。
それは鑑定スキルの応用なんだよね。
ちなみにクロネのシンデレラバストも僕は大好きだよ。
やっぱり初めての女の子は特別なんだよね。

夕食を食べてお腹いっぱいになった僕は食欲の次は性欲とばかりにユリコを誘い、ベッドに赴いた。
大人のキスをして、ユリコの感度を三千倍にあげる。どんぶりサイズのEカップおっぱいの先端を吸うとそれだけでユリコは絶頂に到達した。
「くっ♡♡はあっはあっ♡♡」
熱い息を吐き、ユリコは快楽に身を委ねているようだ。
僕たちは一つになり、深く深く、体の奥底でつながる。
「あ、明日、私もつれていってもらうわね♡♡」
ユリコは星の搭への同行を求めた。
もちろん、断る理由はない。
心強い仲間だからね。
「あ、ああっいいよ」
僕はユリコの体に何度も何度も愛情を注ぎ入れた。それはもう溢れるほどにだ。
ユリコは愛情を入れられ、歓喜の声を上げて僕を抱きしめる。
僕たちはぴったりと抱きしめあいながら、眠りについた。


翌朝、数日分の水や食料を戦艦ウロボロスに運びいれ、僕たちはドーバーの岬へと向けて出発した。
ベアトリクスの話では正午前には到着するだろうということだ。
数日分の食料を持っていくのは念のためだ。
これはユリコの提案である。
備えあれば憂いなしね、とユリコはきれいな顔に笑顔を浮かべた。

戦艦ウロボロスはアヴァロン王国の海岸線にそって南下する。
甲板の上に出ると潮風が心地よい。
リリィは早くも船酔いで寝込んでいるらしい。
ヒメノ姉さんにアルタイルと一緒に僕は流れていく景色を見た。
「すごい速さね」
アルタイルは少女のようにはしゃいでいる。
「ドーバーの岬は断崖絶壁なので近くの海岸に上陸しないといけないの」
と姉さんは海岸線を見ながら言った。

ドーバーの岬付近は教皇の直轄領なので気を付けないとねと、姉さんはつけ足した。
僕はそれよりもエルフだという魔術師マーリンに会うのが楽しみであった。


ほどなくして、ベアトリクスがドーバー岬に一番近い砂浜に到着したと連絡があった。
戦艦ウロボロスに備え付けられていた小型ボートで砂浜に上陸する。
ベアトリクスはここで戦艦ウロボロスと共に僕たちの帰りを待っていてもらうことにした。
聖剣エクスカリバーのポータル能力を使い、この戦艦ウロボロスをポイントの一つにした。
これで緊急避難用のルートは確立した。

ヒメノ姉さんの話ではここから海岸線にそって西に一時間ほど歩くとその星の搭に到着できるという。
視界の地図を確認すると確かに西の方角に人工物が見える。
オリオンがいたらもっと早くつけるのにな。
まあ仕方ないか。
通常の帆船ならもっと時間がかかったことだろうしね。

僕たちは一路西に向けて歩みだす。梅雨の季節だけど、この日は晴れていて良かった。
皆と歩くとピクニック気分で楽しかった。
リリィは陸に上がると船酔いが治ったようで笑顔を取り戻していた。

歩いていくと視界にひときわ巨大な搭が見えてくる。
それを見て僕とユリコは思わず声をあげてしまった。
「あれが星の搭よ」
ヒメノが西にある人工物を指差す。

星の搭はSF映画などでよく見る宇宙船の姿をしていた。それが船首を下にわずかに傾いて地面に突き刺さっている。
かなり巨大で細長い宇宙船であった。全長はおよそ千メートルといったところか。
「まるで猿が支配していた映画のラストみたいね」
ユリコは古い映画でこの景色の感想をいった。
僕も同じ感想だ。

星の搭に接近するとその搭付近から何者かがあらわれた。
その人はいわゆる修道女の衣服を着ていた。
修道女の頭巾の隙間からは桃色の髪が見える。丸いサングラスをかけている。ゆったりとした修道女の衣服の上からでもよくわかる巨乳であった。アンナさんと同じぐらいかな。
「えっ嘘、人が来たわ。一年ぶりに人が来たわ」
飛びあがってそのシスターは僕を見た。
「えっまさか男がいる。あ、悪魔の子がいる」
その修道女は鉄球が二つついたモーニングスターを僕の方にむける。

僕は鑑定スキルで彼女のステータスを読みとる。
修道女サラ・ボールス レベル62
体力も魔力もかなり高い。
好感度は15とめちゃくちゃ低い。
予測だけど聖杯教会の信徒だと思われる。
「どうやら星の搭の守り人のようね」
リリィが愛用の斧槍ハルバートを握りしめる。

「いかにも私は星の搭の守護者にして聖杯教会の使徒サラ・ボールスよ」
ぶんぶんと凶悪なモーニングスターを振り回している。

僕は戦闘よりも対話を優先している。
魅了と交渉術のスキルを最大に活用すべきだ。
「ねえ、サラちゃん。女の子がそんなのを振り回したらいけないよ。僕と友だちになろうよ」
僕はじっとサラの青色の瞳を見る。

サラはピタリとモーニングスターを振り回すのを止めた。
「そ、そうなの。そうね、戦うなんて野蛮だわね」
サラが顔を赤くしている。
好感度は一気に60まではねあがった。

僕はサラに近づき、彼女の頬に触る。
近づきながらサラの感度を淫魔スキルで三千倍にあげる。
「ひっ気持ちいい♡♡」
サラは膝をガクガクと震わせて、僕にしがみついた。
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜

水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。 その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。 危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。 彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。 初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。 そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。 警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。 これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

Hしてレベルアップ ~可愛い女の子とHして強くなれるなんて、この世は最高じゃないか~

トモ治太郎
ファンタジー
孤児院で育った少年ユキャール、この孤児院では15歳になると1人立ちしなければいけない。 旅立ちの朝に初めて夢精したユキャール。それが原因なのか『異性性交』と言うスキルを得る。『相手に精子を与えることでより多くの経験値を得る。』女性経験のないユキャールはまだこのスキルのすごさを知らなかった。 この日の為に準備してきたユキャール。しかし旅立つ直前、一緒に育った少女スピカが一緒にいくと言い出す。本来ならおいしい場面だが、スピカは何も準備していないので俺の負担は最初から2倍増だ。 こんな感じで2人で旅立ち、共に戦い、時にはHして強くなっていくお話しです。

貞操観念逆転世界におけるニートの日常

猫丸
恋愛
男女比1:100。 女性の価値が著しく低下した世界へやってきた【大鳥奏】という一人の少年。 夢のような世界で彼が望んだのは、ラブコメでも、ハーレムでもなく、男の希少性を利用した引き籠り生活だった。 ネトゲは楽しいし、一人は気楽だし、学校行かなくてもいいとか最高だし。 しかし、男女の比率が大きく偏った逆転世界は、そんな彼を放っておくはずもなく…… 『カナデさんってもしかして男なんじゃ……?』 『ないでしょw』 『ないと思うけど……え、マジ?』 これは貞操観念逆転世界にやってきた大鳥奏という少年が世界との関わりを断ち自宅からほとんど出ない物語。 貞操観念逆転世界のハーレム主人公を拒んだ一人のネットゲーマーの引き籠り譚である。

欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します

ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!! カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。

貞操観念が逆転した世界に転生した俺が全部活の共有マネージャーになるようです

.
恋愛
少子化により男女比が変わって貞操概念が逆転した世界で俺「佐川幸太郎」は通っている高校、東昴女子高等学校で部活共有のマネージャーをする話

処理中です...