黒猫を助けたら、貞操逆転男女比1対100万の世界に行けました。女の子といちゃラブしてたらスキルもゲットして英雄王になります。

白鷺雨月

文字の大きさ
上 下
24 / 75

第二十四話 あの夜空は前に見たものとは違う

しおりを挟む
お腹いっぱいになった僕は周囲を見渡す。
リリィとアルタイルが背中をあわせて眠っていた。二人とも飲み過ぎだよ。
クロネはシーアの膝枕で顔を赤くしている。シーアはそのクロネの黒髪を黙って撫でていた。

ユリコの顔は平然そのものだ。彼女はかなり酒に強いようだ。うらやましいかぎりだ。

「なあアーサー、酔いざましに砦の上に行かないか?」
とユリコはボクを誘う。
ユリコのような美女に誘われて断る理由はない。
僕が承諾するとユリコは嬉しそうに微笑む。やばい、笑顔めちゃくちゃかわいい。

ユリコは僕の手をつかみ、砦の上に連れていく。春とはいえ、夜は冷え込む。
ユリコは酔った体を冷やせて気持ち良さそうだが、僕は正直寒かった。
「アーサー寒いのか?」
ユリコが訊くので僕は頷く。
「なら温めてあげるよ」
そう言い、ユリコは長い手を伸ばし、僕を抱きしめた。彼女の体温が伝わり、たしかに温かい。
「なあ、あの月が見えるか?」
ユリコが言う。
ユリコの言う通り、僕は夜空を見上げる。
「月の模様が違うと思わないか?」
たしかにユリコの言う通り、前の世界で見た月とは違うような気がする。
ここが異世界という証拠だろう。
「ああ、ここは元の世界じゃないんだと私は思ったよ。前の世界で死んで、天国にいかなかったのは何故だろうか。私はどうしてこのアヴァロンにきたのだろうか?」
ユリコも月を見ながら、そう尋ねた。
「あんたと出会うためだったんだな。やっとわかったよ。前の世界で私はあんたと縁を結んでいたんだね」
ユリコは僕に顔を近づける。
間近でみるユリコの顔は本当にきれいだ。
そのきれいな顔を見ていたら、キスしたくなったので僕は唇を重ねた。
ユリコはまったく抵抗することなく、僕のキスを受け入れた。
服の上から胸を揉んでも、ユリコは文句一つ言わない。むしろ彼女から僕の口に舌を入れて、十分に蹂躙する。僕はされるがままにそのねっとりした舌を受け入れた。
「酔いを冷ましに来たのに体が熱くなってしまったよ。なあ、アーサー抱いてくれないか?」
ユリコは僕を誘う。
そう言われて断る理由はない。

僕はユリコに連れられて、彼女の自室に入る。
ベッドとランプだけが置かれたシンプルな部屋だった。
僕たちは抱きしめあいながら、ベッドにた倒れ込む。こういうの海外ドラマとかで見て、憧れていたんだよな。
その間も僕たちはずっとキスをしている。
「男に抱かれるのは久しぶりだな。アーサー、あんた気持ち良くする特技スキルをもっているんだろう。使ってくれよ。どうせなら、いっぱい気持ちよくなりたい」
ユリコは言い、僕の股間に手をあてる。
にやにやと笑いを浮かべていた。

ユリコも鑑定スキルをもっているということだろうか。それで僕が持つスキルをしったのだろうか。
「うれしいよ、私でこんなに興奮してくれて」
ユリコは僕のものをつかみ、口にふくむ。
たっぷりとねっとりと奉仕してくれた。
これは気持ちいい。ユリコのような美人に奉仕してもらって僕の自尊心はおおいに満足であった。
執拗な攻めに僕は一度果ててしまう。
ユリコは僕が吐き出したものをすべて受け入れ、体の中に取り入れた。
上下する白い喉を僕はじっと見てしまう。
「気持ち良かったかい?」
ユリコは訊く。
これが大人の舌技なのかと僕は感心してしまう。
「うん、とても……」
気持ちよすぎて頭がぼうっとする。

「それじゃあ、お返しするよ」
僕は言い、ユリコの形のいい乳房を鷲掴みにする。手のひらよりやや大きいぐらいのおっぱいだ。指に吸い付く感覚が心地よい。
リクエスト通りに僕はユリコの感度を三千倍にあげる。
「うっあんっ♡♡」
我慢できずにユリコは声をあげる。
「すごいな、こ、これが君からもたらされる快感なのか……」
ユリコは目を見開く。
「こっちに生まれ変わって良かったよ」
にこりと微笑み、ユリコは僕を抱きしめる。

早くも復活した僕はユリコと一つになる。
絶倫スキルがあって本当に良かった。それほどユリコの体はすばらしかった。
柔らかく、温かいユリコの体の内側はゆっくりと確実に僕を快楽へと導く。
僕は夢中になり、体を動かした。

「生まれ変わって、生きていて本当に良かった。アーサー、あんたのおかけで生きる喜びを知ることができてよ。ああっ♡♡気持ちいい♡♡もう何回も何回も私は絶頂をむかえているよ♡♡」
ユリコは僕の腕の中で何度もけいれんし、その度に泣くような喘ぎ声をだす。
僕もユリコの細い腰をつかみ、何度も何度も愛情を注ぎ入れた。
愛情を注ぐ度に僕の体は快感を覚える。意識を保つのがやっとの状態だ。
数えきれないほど僕たちは同時に絶頂を味わい、やがてこと切れるように眠りについた。

レベルが35に上がりました。
特技スキル火魔法 太陽の加護 弓術 百発百中 連射 速射を獲得しました。
称号「弓兵」「ロビン・フッド」「森の管理者の主」「太陽の騎士団長」を獲得しました。
依頼クエストガヴェイン子爵との休戦をクリアしました。
森の管理者の好感度が上がりました。
太陽の騎士団の好感度が上がりました。
ガヴェイン子爵領の領民の好感度が上がりました。
視界にテキストが浮かんでは消えていく。
思ったより早く、しかも犠牲者もださずにクエストをクリアできてよかった。
眠りにつく寸前、僕は思った。


「アーサー、アーサー起きてくれ。大変なんだ」
もっと眠りたいのに、誰かが僕の体を揺らす。
僕が目を覚ますと目が覚めるような美女がいた。
ユリコ・ガヴェインだ。
「近くの集落が魔物たちに襲われている。助けに行かないと」
ユリコは言った。
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜

水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。 その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。 危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。 彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。 初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。 そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。 警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。 これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

Hしてレベルアップ ~可愛い女の子とHして強くなれるなんて、この世は最高じゃないか~

トモ治太郎
ファンタジー
孤児院で育った少年ユキャール、この孤児院では15歳になると1人立ちしなければいけない。 旅立ちの朝に初めて夢精したユキャール。それが原因なのか『異性性交』と言うスキルを得る。『相手に精子を与えることでより多くの経験値を得る。』女性経験のないユキャールはまだこのスキルのすごさを知らなかった。 この日の為に準備してきたユキャール。しかし旅立つ直前、一緒に育った少女スピカが一緒にいくと言い出す。本来ならおいしい場面だが、スピカは何も準備していないので俺の負担は最初から2倍増だ。 こんな感じで2人で旅立ち、共に戦い、時にはHして強くなっていくお話しです。

貞操観念逆転世界におけるニートの日常

猫丸
恋愛
男女比1:100。 女性の価値が著しく低下した世界へやってきた【大鳥奏】という一人の少年。 夢のような世界で彼が望んだのは、ラブコメでも、ハーレムでもなく、男の希少性を利用した引き籠り生活だった。 ネトゲは楽しいし、一人は気楽だし、学校行かなくてもいいとか最高だし。 しかし、男女の比率が大きく偏った逆転世界は、そんな彼を放っておくはずもなく…… 『カナデさんってもしかして男なんじゃ……?』 『ないでしょw』 『ないと思うけど……え、マジ?』 これは貞操観念逆転世界にやってきた大鳥奏という少年が世界との関わりを断ち自宅からほとんど出ない物語。 貞操観念逆転世界のハーレム主人公を拒んだ一人のネットゲーマーの引き籠り譚である。

欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します

ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!! カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。

貞操観念が逆転した世界に転生した俺が全部活の共有マネージャーになるようです

.
恋愛
少子化により男女比が変わって貞操概念が逆転した世界で俺「佐川幸太郎」は通っている高校、東昴女子高等学校で部活共有のマネージャーをする話

処理中です...