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第十一話 騙し討ち②
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僕の住むマンションの最寄り駅についた時にはもう夕暮れとなっていた。
夕日がアスファルトの道路を赤く照らしている。
僕と一ノ瀬美華は駅近くのスーパーにより、食材を購入した。
鶏肉に人参、じゃがいも、玉ねぎと福神漬けを購入した。そう、今日の晩御飯は僕の好物のチキンカレーだ。あの鬼上司だった一ノ瀬美華が僕のために晩御飯をつくってくれるなんて、いまだに信じられない。
こうして一緒に買物をしていると新婚気分をあじわえてむちゃくちゃ楽しい。
一ノ瀬美華はアラサーとはいえ、超がつく美人だからね。
普通に考えれば陰キャオタクの僕と釣り合いはとれない。
その一ノ瀬美華は左手にレジ袋を持ち、右腕を僕の腕にからめている。女肉の柔らかさと温かさが腕につたわる。
彼女のおっぱいの感触を楽しんでいるとあっという間に自宅に着いた。
僕は一ノ瀬美華をキッチンに案内した。
一ノ瀬美華は冷蔵庫を確認する。
そこにはミネラルウォーターと冷凍食品しかはいっていない。
それを見て、彼女はもうだめねと言い、くすくすと笑う。
一ノ瀬美華は手を洗い、さっそく料理をはじめる。
手際よく食材をカットし、調理していく。
僕はそんな一ノ瀬美華の後ろ姿をじっとながめる。
おおきなお尻が動くたびにぷりぷりと揺れる。あんなにおっぱいもお尻も大きいのにウエストだけは僕の頭なみに細さなんだよな。
料理をしている一ノ瀬美華の後ろ姿を見ているとおもわず裸エプロンの彼女を想像してしまう。
サキュバスになれば淫夢王の命令には逆らえないと梨々花は言っていた。
まずは裸エプロンでもしてもらおうかな。
むふふっなことを考えているとカレーのいい匂いがしてきた。
「もうすぐできるわよ」
にこやかな笑顔で一ノ瀬美華は僕をみる。
「どうしたのにやけた顔して?」
「えっだって係長がまさかこうして僕の家で料理しているなんて夢みたいだなって」
「あらっ口がうまくなったわね。その調子で仕事こなしてね」
「はーい」
僕は間の抜けた返事をする。
一ノ瀬美華は目を細めて微笑む。
「それとね会社以外では係長はやめてほしいかな」
人差し指をたて、一ノ瀬美華は怒ってみせる。ミスをしたときの叱責ではなくふざけているように見える。この数日で一ノ瀬美華の印象はおおきく変わった。どこか母性のようなものを感じるようになった。
「それじゃあなんて呼べばいいんですか?」
「まかせるわ」
「じゃ、じゃあみ、美華……」
僕は恐る恐る言ってみた。
まさかあの一ノ瀬美華を下の名で呼ぶ日がくるなんて。
一瞬怒られるかなとおもったけど、一ノ瀬美華は今まで見たことのない綺麗な笑顔を見せた。
僕たちは同じテーブルでカレーを食べた。
このチキンカレーめちゃくちゃ美味いぞ。お店でだしてもいいぐらいに美味しい。思わずお代わりしてしまった。美味しそうに食べる僕をみて、一ノ瀬美華は嬉しそうだ。
「そうして美味しそうに食べてくれたら、つくったかいがあるわ」
その笑顔は母さんをおもいださせるものだった。
年上の彼女に母性をかんじるのは当たり前かな。
「それじゃあ、残りは明日食べてね」
食事を終えた美華は帰り支度をはじめる。
おっとここで帰してはいけない。
美華をエロサキュバスにして、梨々花の魔力を回復させないといけない。
梨々花は僕にセックスの素晴らしさを教えてくれたからね。
ジャケットを着て部屋を出ようとする美華の右手を僕は掴む。
すっとこちらに引き寄せると抵抗することなく美華は僕の方に歩み寄る。
「どうしたの夢野君……」
僕は美華の大きな瞳を見る。
美華のアーモンド型の瞳が潤んでいる。
「あらっ奇遇ね。私も本当は帰りたくないの」
僕が美華の豊かな体を抱きしめると彼女も両手を僕の背にまわした。
美華の体から花のようないい匂いがする。ずっと嗅いでいたいいい匂いだ。
美華のほうが背がったかいので僕は見上げる形になる。
自分の胸にあたる巨乳の感触が気持ちいい。それだけで下半身に熱が集まる。
「まえに美華の夢を見たんだ……」
「そうなの。私も夢の君の夢を見たのよ」
僕達はしばらくみつめあった。
美華はそっと目を閉じる。
僕は美華にキスをした。
美華の厚い唇は心地良い。
そっと舌で美華の唇をこじあけると簡単に彼女は受け入れた。
僕達はねちゃねちゃと舌を絡め合う。美華の唾液は美味しい。僕は貪るように美華の唾液を飲んだ。美華もためらうことなく僕の唾液をうけいれた。
僕は美華の巨乳を揉む。布地の上からでもとんでもなくやわらかい。指が沈む感覚が気持ちいい。
「うっあんっ……」
おっぱいを揉まれただけで美華はあえいでいる。
どうやら感じてくれているようだ。
ポケットから血のタブレットを取り出し、噛み砕く。僕は少し乱暴に美華の舌に自分の舌をからめる。
美華の口内にさらに唾液を注ぎ込む。
ごくりと美華はためらいもなく飲み込む。
「な、何をのませたの……」
わかりやすい驚きの表情で美華は僕を見ている。
美華は両手で自分の白い喉をおさえる。
「サキュバスになる薬だよ」
僕は正直に答えた。
直後、美華は四つん這いになり、はあっはあっと喘ぎだした。汗とよだれをたらし、フローリングの床が濡れる。
美華は僕の顔を見上げる。
「ら、らめえっ体が熱い……」
ばたりと美華は床に倒れた。
夕日がアスファルトの道路を赤く照らしている。
僕と一ノ瀬美華は駅近くのスーパーにより、食材を購入した。
鶏肉に人参、じゃがいも、玉ねぎと福神漬けを購入した。そう、今日の晩御飯は僕の好物のチキンカレーだ。あの鬼上司だった一ノ瀬美華が僕のために晩御飯をつくってくれるなんて、いまだに信じられない。
こうして一緒に買物をしていると新婚気分をあじわえてむちゃくちゃ楽しい。
一ノ瀬美華はアラサーとはいえ、超がつく美人だからね。
普通に考えれば陰キャオタクの僕と釣り合いはとれない。
その一ノ瀬美華は左手にレジ袋を持ち、右腕を僕の腕にからめている。女肉の柔らかさと温かさが腕につたわる。
彼女のおっぱいの感触を楽しんでいるとあっという間に自宅に着いた。
僕は一ノ瀬美華をキッチンに案内した。
一ノ瀬美華は冷蔵庫を確認する。
そこにはミネラルウォーターと冷凍食品しかはいっていない。
それを見て、彼女はもうだめねと言い、くすくすと笑う。
一ノ瀬美華は手を洗い、さっそく料理をはじめる。
手際よく食材をカットし、調理していく。
僕はそんな一ノ瀬美華の後ろ姿をじっとながめる。
おおきなお尻が動くたびにぷりぷりと揺れる。あんなにおっぱいもお尻も大きいのにウエストだけは僕の頭なみに細さなんだよな。
料理をしている一ノ瀬美華の後ろ姿を見ているとおもわず裸エプロンの彼女を想像してしまう。
サキュバスになれば淫夢王の命令には逆らえないと梨々花は言っていた。
まずは裸エプロンでもしてもらおうかな。
むふふっなことを考えているとカレーのいい匂いがしてきた。
「もうすぐできるわよ」
にこやかな笑顔で一ノ瀬美華は僕をみる。
「どうしたのにやけた顔して?」
「えっだって係長がまさかこうして僕の家で料理しているなんて夢みたいだなって」
「あらっ口がうまくなったわね。その調子で仕事こなしてね」
「はーい」
僕は間の抜けた返事をする。
一ノ瀬美華は目を細めて微笑む。
「それとね会社以外では係長はやめてほしいかな」
人差し指をたて、一ノ瀬美華は怒ってみせる。ミスをしたときの叱責ではなくふざけているように見える。この数日で一ノ瀬美華の印象はおおきく変わった。どこか母性のようなものを感じるようになった。
「それじゃあなんて呼べばいいんですか?」
「まかせるわ」
「じゃ、じゃあみ、美華……」
僕は恐る恐る言ってみた。
まさかあの一ノ瀬美華を下の名で呼ぶ日がくるなんて。
一瞬怒られるかなとおもったけど、一ノ瀬美華は今まで見たことのない綺麗な笑顔を見せた。
僕たちは同じテーブルでカレーを食べた。
このチキンカレーめちゃくちゃ美味いぞ。お店でだしてもいいぐらいに美味しい。思わずお代わりしてしまった。美味しそうに食べる僕をみて、一ノ瀬美華は嬉しそうだ。
「そうして美味しそうに食べてくれたら、つくったかいがあるわ」
その笑顔は母さんをおもいださせるものだった。
年上の彼女に母性をかんじるのは当たり前かな。
「それじゃあ、残りは明日食べてね」
食事を終えた美華は帰り支度をはじめる。
おっとここで帰してはいけない。
美華をエロサキュバスにして、梨々花の魔力を回復させないといけない。
梨々花は僕にセックスの素晴らしさを教えてくれたからね。
ジャケットを着て部屋を出ようとする美華の右手を僕は掴む。
すっとこちらに引き寄せると抵抗することなく美華は僕の方に歩み寄る。
「どうしたの夢野君……」
僕は美華の大きな瞳を見る。
美華のアーモンド型の瞳が潤んでいる。
「あらっ奇遇ね。私も本当は帰りたくないの」
僕が美華の豊かな体を抱きしめると彼女も両手を僕の背にまわした。
美華の体から花のようないい匂いがする。ずっと嗅いでいたいいい匂いだ。
美華のほうが背がったかいので僕は見上げる形になる。
自分の胸にあたる巨乳の感触が気持ちいい。それだけで下半身に熱が集まる。
「まえに美華の夢を見たんだ……」
「そうなの。私も夢の君の夢を見たのよ」
僕達はしばらくみつめあった。
美華はそっと目を閉じる。
僕は美華にキスをした。
美華の厚い唇は心地良い。
そっと舌で美華の唇をこじあけると簡単に彼女は受け入れた。
僕達はねちゃねちゃと舌を絡め合う。美華の唾液は美味しい。僕は貪るように美華の唾液を飲んだ。美華もためらうことなく僕の唾液をうけいれた。
僕は美華の巨乳を揉む。布地の上からでもとんでもなくやわらかい。指が沈む感覚が気持ちいい。
「うっあんっ……」
おっぱいを揉まれただけで美華はあえいでいる。
どうやら感じてくれているようだ。
ポケットから血のタブレットを取り出し、噛み砕く。僕は少し乱暴に美華の舌に自分の舌をからめる。
美華の口内にさらに唾液を注ぎ込む。
ごくりと美華はためらいもなく飲み込む。
「な、何をのませたの……」
わかりやすい驚きの表情で美華は僕を見ている。
美華は両手で自分の白い喉をおさえる。
「サキュバスになる薬だよ」
僕は正直に答えた。
直後、美華は四つん這いになり、はあっはあっと喘ぎだした。汗とよだれをたらし、フローリングの床が濡れる。
美華は僕の顔を見上げる。
「ら、らめえっ体が熱い……」
ばたりと美華は床に倒れた。
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