依存の飴玉

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「……っ……、幸っ」
「ん~? もうイきそうなの? 最近どんどん早くなってきてない? 毎日してるんだから、そろそろ慣れてもいいんじゃないの、日高」
「む、無理を……言わな、で……下、さ……、あっ」
「はいダメー。まだイッちゃダメ~」
「ぁ、ひど……」
「酷い? 俺が? ……本気で酷いことして虐める気ならどれだけ俺が意地悪になるか、教えてあげよっか?」

 風呂場の中で全身泡だらけの俺を抱えた幸が、後ろから耳朶を噛んでくる。
 それすら気持ち良くて身体を跳ねさせるのに、陰茎の根元はきつく握り込まれ、後ろの孔に挿された指も浅い所から入ってきてくれない。

「幸……、幸っ」
「可愛いね、日高」

 新居で再び同居を始めた幸は、せっかく広いリビング以外にも二部屋あって、そのどちらにもエアコンが付いているのに、俺と一緒に寝たがった。
 寝る時だけではない。起きている時も仕事以外の時間は常に隣にいるし、風呂も一緒に入ると言い出した。絶対反応してしまうから嫌だと拒否しようとしたのだけど、「俺がしたいことは何でもさせてくれるんじゃなかったの」と言われてしまってはどうしようもない。
 初めて一緒に浸かった湯の中で俺はやはり勃起してしまって、せめて幸に見せまいと背中を向けていたら幸に抱き付かれ、悪戯するようにそこに触れられて湯を汚してしまった。
 一緒に入るのはやはり無理だと平身低頭頼んだのだけれど、幸は「お湯汚すのが申し訳ないなら、先に出してから入ればいいんじゃない?」などと見当違いのことを言いだし、翌日からは幸の前で自分で陰茎を擦って出せと強要させられた。
 そんな恥ずかしいことは出来ないと言ったら「俺がした方が早そうだね」と幸の手に握られ──思い出すだけでどうしてこうなった、と言う他ない。
 一ヶ月ほど経った今では身体を洗うついでとばかりに陰茎だけでなく穴の中まで弄り責められるようになっていて、けれど幸が「したい」と言い出せば俺に拒否権は無くなってしまう。

「っ、こ、幸、だめ、そこ、ばっかり……っ」

 陰茎から出せないように絞ったまま後孔に入れた指を抜き挿しされ、指先に一定間隔で内側の気持ちいい所を叩かれて腰がぶるぶると震える。
 尻の中に気持ち良くなる場所があると教えられてから、まだそれほど経っていない。なのに俺の身体は本来何も入れるべきじゃない所に指を入れられて感じるようになり、焦らされれば尻を振ってしまうように躾けられていた。
 執拗にそこばかり叩かれていると、どんどん息が上がって心臓が苦しくなる。下肢が勝手に小さく痙攣して、指を強請るように脚が開いていくのがはしたなくて恥ずかしい。

「……ぁ、は……っ、あ、ぁ、あぅぅ……っ」

 何分もそればかり続けられていると次第に思考がぼやけてきて、射精する直前みたいな感覚になって何度も腰が跳ねる。イッた、と思った直後にはまた次の波がきて、また押し上げられて、延々と狂いそうな快感に晒され続けてぼろぼろと涙を溢した。

「可愛い、日高……。気持ちいい? まだ指一本しか入れてないのにそんなにイきまくって……俺のちんちん入れたらどうなっちゃうのかな。頭おかしくなって戻ってこれないかもね?」
「ひっ……あ、やぁっ、だめ、激しく、しな、でぇっ」

 俺がイき始めると待っていたみたいに幸は指を激しく抜き挿しし始めて、陰茎を堰き止める手も外す。出口が開いた陰茎からは噴水みたいに何度も精液が飛んで、けれどそれ以上の回数、尻の中が達して何度も痙攣する。
 どれだけ俺がやめてと喚こうが幸は指を止めず、どころかもっと深くまで暴こうと指を増やして奥まで抉ってきた。俺の腹の中はもう、幸の支配下だ。幸が望むままにイかされ、喘がされ、狂わされる。
 いっそそのまま本当に狂ってしまえたら楽なのに、分厚い靄に覆われた思考にいつもの舌打ちが聞こえて喉が苦しくなった。

「クソッ……」

 小さな悪態は、俺に聞かせようとは思っていないのだろう。もしくは、これだけ乱れた俺になら聞こえないと思っているか。
 後ろから俺を抱える幸の股間は変わらず萎えたままだ。
 好き放題俺の身体を弄っているように見せかけて、微塵も興奮していない。
 どうしてこんなことをするのか皆目見当が付かないが、だからといって俺が彼に「したくないなら」と言おうものなら平手打ちが飛んでくる。
 幸を心配する俺の気持ちは、幸にとって不要なものなのだ。だから、聞かない。俺はただ、されるがままに幸の指に惑わされていればいい。
 身体の水分が全て精液になって出てしまったんじゃないかというほど長い時間苛まれた後、シャワーで洗い流され、そして最後に水分補給みたいに幸の小便を飲まされる。
 俺が笑って嚥下すると必ず幸も嬉しそうに笑ってくれて、ご褒美みたいにキスをくれた。
 








 ある日の帰りの電車内で、なんともなしに位置情報共有するという例のアプリを開いたら、幸が駅に居るのが分かった。
 いつも通り帰宅のメッセージを入れてから、『おつかれさまー』と返事がきている。今日はもうバイトの時間は過ぎているはずだ。迎えに来てくれたのだろうか。
 新居に越してから、幸はたまにこうして駅まで来てくれることがある。
 部屋で待っていればいいのに、と気遣う気持ちはもちろんあるが、それは結局建前。想い人と少しでも長い時間一緒にいられることが嬉しくないわけがない。
 今日は金曜日だから、時間的にもまだ駅前広場に出店が並んでいるだろう。地元活性化のナンタラ企画で普段は駅から遠い場所に店舗を構えている居酒屋や食事処が、金曜だけは持ち回りで露店を出すのだ。
 先週なんとなく寄って買った焼売が仰天するほど美味く、今日も寄っていくつもりだった。幸を連れていけば喜ぶだろうし、ついでに夕飯のおかずもゲット出来る。
 迎えに行く、というメッセージが来ていないということは、俺を驚かせたいのだろう。俺を待って物陰に隠れているだろう幸に、そっと近付いて逆に驚かせたらどんな顔をするだろうか。
 頬を膨らませて拗ねる幸を想像し、悪戯を実行するべく、電車を降りてからいつもは使わない一番端の階段から構内へ上がる。
 アプリのGPSでは駅に着いているかもしれないが、あえて改札から出ずに物陰から様子を窺っていると、数分もしないうちにキョロキョロと辺りを見回しながら幸が姿を現した。
 もう到着している筈の俺が、改札から出てこない。不思議がるように首を傾げた幸は、俺を見逃したと思ったのかスマホ片手に改札に背を向けて出口の方へ歩いて行く。
 予想通り、俺を待っていた。それだけで俺の中が満たされていく。こんな簡単なことで潤っていくなんて、半年前の俺が聞いたら驚くだろう。
 温かい気持ちになりながら、俺を探す幸を静かに追い掛ける。
 そろそろ駅舎を出る、という頃合いで声を掛けようと近寄ろうとしたら、その前に一人の女が幸に寄っていった。

「幸! 幸よね?」
「…………夏実さん?」

 一瞬不審そうに視線を向けて無視しようとした幸は、けれど女が誰か分かると笑顔を浮かべて足を止めた。
 ナツミ。
 脳内からその名前の付いた引き出しを開け、『幸が飼い主と呼ばなかった女』という付箋が付いているのを思い出し、咄嗟に柱の陰に隠れた。

「懐かしいわ。まだ生きてたのね」
「相変わらず辛辣~」
「その綺麗な顔、まだ保ってるのね、憎らしい」
「夏実さんこそ、歳の割にスタイル良いのは相変わらずだね」
「殴るわよ」
「検事さんが暴行罪で捕まっちゃダメでしょー」

 行き交う人は少なくなく、だから柱に寄り掛かってスマホを見るフリをすれば誰も俺を不審に思う人はいない。
 和気藹々と話す二人の会話の内容から久々に会う様子なのを感じ、彼女と待ち合わせしていたのではなく偶然会っただけだと判断して少しホッとした。

「今の飼い主は外に出してくれる人なのね」

 すらっとした長身に三センチヒール、白のブラウスと杢灰色のフレアパンツ。ややカジュアル色の強いオフィススタイルの夏実という女も会社帰りなのか、重そうな革のトートバッグをパンプスの爪先の上に置きながらそう訊ねた。

「なんと今は自立してまーす。今日もバイトでした~」
「えぇ?」

 自慢げにする幸に、夏実が驚いて、それから手を叩いて笑い出す。

「嘘でしょ、すごいじゃない!」
「そーでしょ、すごいでしょ。もっと褒めて」
「まあ貴方の歳なら当たり前だけど」
「上げて落とすまでが短すぎる!」

 二人の笑い声に、ユキトと居る時の幸を連想した。
 俺と居る時の幸と、彼らと居る時の幸は違う。彼らと話す幸はいつでも笑っていて、気が抜けているように見える。
 ずきずきと胸が痛む。俺と居る時の幸は俺に気を遣うことは無いが、あんな風に無防備になってくれることはない。俺が幸を好きだから、だろうか。幸は、いつ俺に傷付けられるか、いまだに警戒しながら一緒に居るのだろうか。

「冗談よ。……本当に、すごいわ。頑張ってるのね」
「うん」

 夏実は茶化しつつも幸を労う言葉を掛けた。幸もそれを噛み締めるように頷いている。
 二人の関係がどんなものか、俺は知らない。けれど、浅くないものであるのは察せられた。
 しばらく彼らが互いの近況を話しているのを盗み聞きながら、完全に出るタイミングを失ったな、と途方に暮れた。この駅は西口と東口の二カ所しか出入り口が無く、いつも使う西口ではなく東口から出てしまうとかなり遠回りしないと線路を渡って帰ってこられなくなる。
 こうなったら幸が駅から出るのを待って、駅ビルにでも寄ってから時間差で帰るしかない。

「最後に一つ、きっとびっくりする報告があるよ」

 幸の言葉に、自然と耳が向く。雑踏のざわめきの中でも、幸の声だけは特別よく聞こえるのが不思議だ。
 ペットをしていた男が自活している、それ以上の驚きの報告とはなんだろう。

「びっくり? 何かしら」
「あのね、俺、好きな人が出来た」

 聞こえた瞬間、キーンと耳鳴りがして立ちくらみがした。

「あらあら! あんなに頑なに「俺を好きにならないで! そういうの分かんないから!」なんて言ってた貴方が、ねぇ」
「えへへ、ね? 驚きでしょ?」
「ええ、びっくり」
「しかも相手は男です」
「わーお」
「今はね、その人と毎日会えるから頑張って働けてるんだ~」
「ああ、あるわね、そういうの。原動力になる恋、いいわね」
「でしょ~」

 二人の声が脳内でぐるぐると回って、渦のように絡み合って頭に捻じ込まれてくる。
 好きな人。その人と毎日会えるから、働ける。
 声を出さず笑ってしまう。
 ユキトか、あの波田という人か、それとも俺の知らないバイト仲間か。誰かは知らないが、誰か知らないそいつが、幸の働く原動力。
 痛い、痛い、痛い。こめかみを金槌で叩かれているような激痛が走り座り込む。予兆もなく始まった偏頭痛は吐き気を伴って、ガンガンと遠慮無く側頭部を打つ。合間に『好きな人』と発音した幸の声が過って、それを掻き消すように次の痛みがくる。
 そうか、この偏頭痛は自己防衛の為だったのか。
 辛いことを反芻して更に自分で自分を痛めつけないように、何も考えられなくしてくれていたのか。

「大丈夫ですか、お兄さん」

 そうしてしばらく蹲っていると駅員に声を掛けられて、持病の偏頭痛だと言うと水のペットボトルを買ってきてくれた。いつの間にか幸もナツミも姿を消していて、貰った水で持ち歩いている頭痛薬を飲み、事務室で少し休ませてもらってから駅を出た。
 金槌からピコハン程度まで軽くなった頭痛に足下がふらつかないよう注意しながら帰路につこうとすると、駅前の露店が並ぶ辺りでビニール袋を下げた幸が走り寄ってきた。

「あ、いたー! 日高、駅着いたはずなのにいないから探したよ!? 一体今までどこにいたの!」

 フランクフルトを片手に怒り半分心配半分といった顔で責められ、偏頭痛で気分が悪くなって事務室で休ませてもらっていた、と半分事実で誤魔化す。

「偏頭痛? 俺、出て行かないよ?」
「ストレスが主因なので、仕事が忙しいだけでもたまになるんですよ。ご心配お掛けしてすみません」
「うん、心配した。明日からもっと早く迎えに行くね」
「大丈夫ですよ。そんなに頻繁になるものではないので」
「俺がしたいからするのー。日高に拒否権はなーい」
「それはなんともまぁ……」

 俺は嬉しいからいいですけど、と付け足そうとして、また重い痛みが走って唇を噛んだ。
 嬉しいかな。他に好きな男がいるのに俺に媚びを売るこの男に迎えられて、俺は嬉しいのかな。
 胸に過った疑問を即座に嬉しいに決まってる、と打ち消す。幸から気持ちが返ってこないのには納得していた筈だ。今さらそれを不義理だと責めるのはお門違いだ。それをすれば、『同じものが返ってこないから』と幸を責めた、彼の昔の飼い主たちと同じになってしまう。
 俺は違う。俺は幸から好意が返ってこなくてもいい。幸が自分で選んで傍に置いてくれる、それだけで十分満たされている。──これ以上の贅沢を望んで、やっぱり要らないと捨てられたくない。

「日高が具合悪いなら、今日は俺が作るね」

 ただの捌け口をこうして気遣ってくれる、この男が好きだ。
 ようやく合点がいった。
 俺を新居に呼んだのは、好きな相手には知られたくもないだろう性癖を、俺にならぶつけられるから。俺の身体を弄るのは、好きな相手と同じ性別だから。俺に触れながら吐く悪態は、欲しいのが俺じゃなかったから。
 だから、一度も、微かにすらも、幸の陰茎は俺に反応しなかった。
 ただそれだけのこと。たったそれだけ。
 幸が恋したのは、俺じゃなかった。ただそれだけ。

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