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第四五話 販売好調
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「小僧、居るかーっ!?」
一昨日に続いてのテンダーの声である。
「今日はどうしたんですか?」
「おー、照明の追加だ」
「はい?」
「昨日、五〇台が売れたらしくてな」
「いやいやいや、そんなには売れないでしょう」
累造は首を横に振る。
「おー、それは思うわな。俺っちも思ったぜ。だが、ゴッツイ商会からの注文が有るのは事実だ」
「それは、また……」
「それで、五〇枚持って来た。一昨日置いていった予備の二〇枚を起動してたら貰えねーか?」
昨日実験しつつ起動した魔法陣を渡し、起動前の五〇枚を受け取った。
「追加の五〇枚はいつ頃できそうだ?」
「一応、今日一杯は見ていてください」
大きく余裕を取った時間を提示した。昨日作った魔法陣が無ければ休憩を挟まざるを得ず、その位は掛かる筈の時間でもある。
「判った。また明日だな。場合によっちゃ、今日の昼過ぎにも取りに来るかも知れねーから、幾つかは起動しといてくれ」
これは了承するよりない。
そして、テンダーは足早に帰っていった。
昼過ぎ、テンダーが言葉通りに現れた。
「また、五〇枚置いてくからよ、起動しといてくれや」
「ええ!? いやいやいや、その数はテンダーさんの方こそ間に合わないでしょう?」
本当に命の危険に見舞われるところだった。
「おー、だからこの五〇枚は二、三日後で構わねぇ」
「そうですか」
そうでもなかった。だが、魔法陣を起動する魔法陣を作成した安心感は大きい。
ホッと安堵の吐息を漏らすと、渋い顔にでもなっていたのだろう、テンダーが訝しむように言う。
「なんだ? やっぱり何か問題があるのか?」
「いえ、ただ、ほんとにそれだけ売れるのかと思いまして」
テンダーが言った一ヶ月の予想を一〇日程度で超える勢いである。
テンダーは腕を組み、空を見上げるようにして言う。
「一度、ゴッツイ商会の様子を見せて貰うといいかもな」
「はあ、じゃあ、そうします」
話が終わると、テンダーはまた足早に帰っていった。
翌日、累造はゴッツイ商会を訪れた。
店内は明るい。五種類の照明が配置され、それぞれに光を放っているのだ。天井に取り付けられたものが二種類、壁際に据え付けられたスタンド型が三種類である。最も高級な商品はスタンド型で、装飾も凝っていて重量感が有る。スタンド型についてはスタンドの特注も可能だと言う。それらは展示品を兼ねていて、客はそれを見て注文をするのだ。
予想を大きく超える規模での販売体制だった。
「やあ、累造君」
ケメンに取り次いで貰うと、直ぐにケメンは現れた。
「すいません、お忙しいところ」
「問題ないよ。君は大切な取引相手でもあるんだからね」
ケメンは爽やかな笑顔だ。
「ありがとうございます」
「それで、今日はどう言った用件なんだい?」
「照明の売れ行きを見ておきたかったものですから」
「ああ、そうだね。見ておくといいよ。あ、ほら、あのお客様にも照明をお買い上げ戴けたようだよ」
ケメンが示した先には、予約の伝票を受け取った客が足取りも軽く帰っていくのが見えた。
「もう在庫が無くなってね。予約販売の状態さ」
驚いた。
「在庫は幾つ用意していたんですか?」
「見ての通り展示している分を除いたものだから、二〇台ほどだね。昨日の内に全部売れてしまったよ」
「売れすぎじゃないですか?」
「そんな事はないよ。格安だからね」
「え!?」
一五〇万から五〇〇万ツウカが格安だとはとても思えない。
「考えてご覧。油を燃やすランプに比べて格段に明るく、油臭くも無く、油代も必要なくなるんだ。もし、ランプで同じ明るさを得ようと思ったら、油代だけで一日何万ツウカも必要になってしまうし、油臭さが我慢できなくなるだろう」
紡績工などの平均的な月収が四〇万ツウカ程である。
「そう言われてみれば……」
想像を巡らせた。実際にはランプをそんなに燃やし続けるような事はしないだろうから、油代をそんなに使う事も無い筈だ。だから、ケメンの言う理由は少し違うのではないかと首を捻らせていると、ケメンが付け加えた。
「君は気付いてなかっただろうけど、虹の橋雑貨店はちょっと有名になっていてね、店を構える者にとっては、あの店内の灯りが羨望の対象にもなってたんだ」
目を見開いた。
「は、初めて聞きました」
「だろうね、君には普通の事だろうから」
ケメンが納得げに頷いた。
「昨日は照明を店内に設置している最中から問い合わせが来たんだ。内が虹の橋雑貨店と懇意にしている事を知っている人も多いから、その関係なのかも確かめたかったみたいだ。そんな訳で、購入者は商店主の方が多いよ」
「そう言う事ですか」
納得ではあった。
「それなら、売れ行きも直ぐに落ち着きそうですね」
「それはどうだろう? レザンタが落ち着けば、他の町でも売り出すつもりだからね」
あっ、と息を呑んだ。この世界ではレザンタしか知らないため、ついついレザンタだけで考えるようになってしまっていたのだ。
「それはそうと、君は他に何か作っていたりしないのかい?」
声を潜めたケメンに耳元で問われ、考えた。動力源はテンダーに任せたままだが、ケメンに支援して貰えば完成が早まるだろう。ただ、テンダーが照明の製作に掛かりっきりなのであれば、支援して貰ってもあまり変わらないかも知れない。もう一つ、コンロについては、自作するために粘土に拘ったが、鋳物にできるものならしたいものだった。冷蔵庫はまだ見せる段階ではない。
「じゃあ、一度雑貨店に来て貰えると、お見せできるものがあります」
同じく声を潜めて答える。
「そうかい? じゃあ、直ぐに行こうじゃないか」
ケメンは即断だった。
累造と共に雑貨店を訪れたケメンは台所へと通された。
「これかい?」
「はい」
累造がコンロのスイッチを入れると、直ぐに炎が噴き出す。
「これもまた、なんとも不思議な」
驚きを隠せない。
「これは、粘土を固めて作っているんですが、使っている内に少しずつ削れていくので、できれば鋳物にしたいんです」
スイッチの入り切りや、ボリュームでの火加減調節で擦れてしまうのだと言う。
「鋳物か……」
コンロは魔法陣が剥き出しになるため直ぐには商品化できない。しかし、是非とも押さえておきたい品である。
「これの予備は有るかい?」
「あ、はい」
「それを借りていっていいかい? そしたら、二、三日中に鋳物になったものを持ってこよう。それと、商品化は任せてくれるかな?」
「はい」
「商品化した時の契約は、照明と同じ感じでいいかな?」
「はい」
累造とケメンの後ろで、そのやり取りをじっと見ている者が居た。
「あの、あの方はどなたですの?」
ニナーレがチーナに尋ねた。
「店長の幼馴染みで、ゴッツイ商会の御曹司です」
「お金持ちなのですね。それに着ている服は奇っ怪ながら、色男ですの」
ニナーレの目は若干血走り気味だ。
「はあ、まあ、それは……」
服に関してはある意味で仕方ないのだが、ペラペラ喋る事でも無いのでチーナの相づちは曖昧だ。それに、ぶかぶかの男性用の服を着ているニナーレには人の事は言えない。
「これは、色々捗るのです」
「はい?」
疑問符を頭に浮かべるチーナの耳元で、ごにょごにょと何やらニナーレが言う。すると、みるみるチーナの顔が赤くなり、悪い笑顔になった。
「ぐふふ」
そんな笑い声が二人から零れた。
後ろから「ぐふふ」と言う笑い声が不意に聞こえた瞬間、累造の背筋に悪寒が走った。キョロキョロと辺りを見回す。すると、ケメンも何やら変な顔をしている。
「あの、どうかしましたか?」
「何故か、突然背筋に悪寒がしたのだけど、気のせいだったようだね」
ケメンが爽やかに笑って答えた。
そして、嫌な予感と共に累造が振り返ると、悪い笑顔で笑い合うニナーレとチーナが見える。戦慄が走った。
一昨日に続いてのテンダーの声である。
「今日はどうしたんですか?」
「おー、照明の追加だ」
「はい?」
「昨日、五〇台が売れたらしくてな」
「いやいやいや、そんなには売れないでしょう」
累造は首を横に振る。
「おー、それは思うわな。俺っちも思ったぜ。だが、ゴッツイ商会からの注文が有るのは事実だ」
「それは、また……」
「それで、五〇枚持って来た。一昨日置いていった予備の二〇枚を起動してたら貰えねーか?」
昨日実験しつつ起動した魔法陣を渡し、起動前の五〇枚を受け取った。
「追加の五〇枚はいつ頃できそうだ?」
「一応、今日一杯は見ていてください」
大きく余裕を取った時間を提示した。昨日作った魔法陣が無ければ休憩を挟まざるを得ず、その位は掛かる筈の時間でもある。
「判った。また明日だな。場合によっちゃ、今日の昼過ぎにも取りに来るかも知れねーから、幾つかは起動しといてくれ」
これは了承するよりない。
そして、テンダーは足早に帰っていった。
昼過ぎ、テンダーが言葉通りに現れた。
「また、五〇枚置いてくからよ、起動しといてくれや」
「ええ!? いやいやいや、その数はテンダーさんの方こそ間に合わないでしょう?」
本当に命の危険に見舞われるところだった。
「おー、だからこの五〇枚は二、三日後で構わねぇ」
「そうですか」
そうでもなかった。だが、魔法陣を起動する魔法陣を作成した安心感は大きい。
ホッと安堵の吐息を漏らすと、渋い顔にでもなっていたのだろう、テンダーが訝しむように言う。
「なんだ? やっぱり何か問題があるのか?」
「いえ、ただ、ほんとにそれだけ売れるのかと思いまして」
テンダーが言った一ヶ月の予想を一〇日程度で超える勢いである。
テンダーは腕を組み、空を見上げるようにして言う。
「一度、ゴッツイ商会の様子を見せて貰うといいかもな」
「はあ、じゃあ、そうします」
話が終わると、テンダーはまた足早に帰っていった。
翌日、累造はゴッツイ商会を訪れた。
店内は明るい。五種類の照明が配置され、それぞれに光を放っているのだ。天井に取り付けられたものが二種類、壁際に据え付けられたスタンド型が三種類である。最も高級な商品はスタンド型で、装飾も凝っていて重量感が有る。スタンド型についてはスタンドの特注も可能だと言う。それらは展示品を兼ねていて、客はそれを見て注文をするのだ。
予想を大きく超える規模での販売体制だった。
「やあ、累造君」
ケメンに取り次いで貰うと、直ぐにケメンは現れた。
「すいません、お忙しいところ」
「問題ないよ。君は大切な取引相手でもあるんだからね」
ケメンは爽やかな笑顔だ。
「ありがとうございます」
「それで、今日はどう言った用件なんだい?」
「照明の売れ行きを見ておきたかったものですから」
「ああ、そうだね。見ておくといいよ。あ、ほら、あのお客様にも照明をお買い上げ戴けたようだよ」
ケメンが示した先には、予約の伝票を受け取った客が足取りも軽く帰っていくのが見えた。
「もう在庫が無くなってね。予約販売の状態さ」
驚いた。
「在庫は幾つ用意していたんですか?」
「見ての通り展示している分を除いたものだから、二〇台ほどだね。昨日の内に全部売れてしまったよ」
「売れすぎじゃないですか?」
「そんな事はないよ。格安だからね」
「え!?」
一五〇万から五〇〇万ツウカが格安だとはとても思えない。
「考えてご覧。油を燃やすランプに比べて格段に明るく、油臭くも無く、油代も必要なくなるんだ。もし、ランプで同じ明るさを得ようと思ったら、油代だけで一日何万ツウカも必要になってしまうし、油臭さが我慢できなくなるだろう」
紡績工などの平均的な月収が四〇万ツウカ程である。
「そう言われてみれば……」
想像を巡らせた。実際にはランプをそんなに燃やし続けるような事はしないだろうから、油代をそんなに使う事も無い筈だ。だから、ケメンの言う理由は少し違うのではないかと首を捻らせていると、ケメンが付け加えた。
「君は気付いてなかっただろうけど、虹の橋雑貨店はちょっと有名になっていてね、店を構える者にとっては、あの店内の灯りが羨望の対象にもなってたんだ」
目を見開いた。
「は、初めて聞きました」
「だろうね、君には普通の事だろうから」
ケメンが納得げに頷いた。
「昨日は照明を店内に設置している最中から問い合わせが来たんだ。内が虹の橋雑貨店と懇意にしている事を知っている人も多いから、その関係なのかも確かめたかったみたいだ。そんな訳で、購入者は商店主の方が多いよ」
「そう言う事ですか」
納得ではあった。
「それなら、売れ行きも直ぐに落ち着きそうですね」
「それはどうだろう? レザンタが落ち着けば、他の町でも売り出すつもりだからね」
あっ、と息を呑んだ。この世界ではレザンタしか知らないため、ついついレザンタだけで考えるようになってしまっていたのだ。
「それはそうと、君は他に何か作っていたりしないのかい?」
声を潜めたケメンに耳元で問われ、考えた。動力源はテンダーに任せたままだが、ケメンに支援して貰えば完成が早まるだろう。ただ、テンダーが照明の製作に掛かりっきりなのであれば、支援して貰ってもあまり変わらないかも知れない。もう一つ、コンロについては、自作するために粘土に拘ったが、鋳物にできるものならしたいものだった。冷蔵庫はまだ見せる段階ではない。
「じゃあ、一度雑貨店に来て貰えると、お見せできるものがあります」
同じく声を潜めて答える。
「そうかい? じゃあ、直ぐに行こうじゃないか」
ケメンは即断だった。
累造と共に雑貨店を訪れたケメンは台所へと通された。
「これかい?」
「はい」
累造がコンロのスイッチを入れると、直ぐに炎が噴き出す。
「これもまた、なんとも不思議な」
驚きを隠せない。
「これは、粘土を固めて作っているんですが、使っている内に少しずつ削れていくので、できれば鋳物にしたいんです」
スイッチの入り切りや、ボリュームでの火加減調節で擦れてしまうのだと言う。
「鋳物か……」
コンロは魔法陣が剥き出しになるため直ぐには商品化できない。しかし、是非とも押さえておきたい品である。
「これの予備は有るかい?」
「あ、はい」
「それを借りていっていいかい? そしたら、二、三日中に鋳物になったものを持ってこよう。それと、商品化は任せてくれるかな?」
「はい」
「商品化した時の契約は、照明と同じ感じでいいかな?」
「はい」
累造とケメンの後ろで、そのやり取りをじっと見ている者が居た。
「あの、あの方はどなたですの?」
ニナーレがチーナに尋ねた。
「店長の幼馴染みで、ゴッツイ商会の御曹司です」
「お金持ちなのですね。それに着ている服は奇っ怪ながら、色男ですの」
ニナーレの目は若干血走り気味だ。
「はあ、まあ、それは……」
服に関してはある意味で仕方ないのだが、ペラペラ喋る事でも無いのでチーナの相づちは曖昧だ。それに、ぶかぶかの男性用の服を着ているニナーレには人の事は言えない。
「これは、色々捗るのです」
「はい?」
疑問符を頭に浮かべるチーナの耳元で、ごにょごにょと何やらニナーレが言う。すると、みるみるチーナの顔が赤くなり、悪い笑顔になった。
「ぐふふ」
そんな笑い声が二人から零れた。
後ろから「ぐふふ」と言う笑い声が不意に聞こえた瞬間、累造の背筋に悪寒が走った。キョロキョロと辺りを見回す。すると、ケメンも何やら変な顔をしている。
「あの、どうかしましたか?」
「何故か、突然背筋に悪寒がしたのだけど、気のせいだったようだね」
ケメンが爽やかに笑って答えた。
そして、嫌な予感と共に累造が振り返ると、悪い笑顔で笑い合うニナーレとチーナが見える。戦慄が走った。
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