魔☆かるちゃ~魔王はこたつで茶をすする~

浜柔

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1980.釘

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 女神教本部に場所を移し、オリエは改めてモトバと魔法使いに釘を刺す。

「こっちの世界で好き勝手エッチしたらだめだよ」
「そう仰いましてもわたくし達からエッチを除いたら何が残ると言うのでしょう?」
「裸の女が残るだけよねー」
「「ねー」」

 モトバと魔法使いが顔を見合わせながら声を合わせる。

「そこまで開き直る?」

 オリエもびっくりだ。
 しかしそうまで言うならと妥協案を模索する。

「……日を決めてイベントを開くのでどうかな? ドーム球場を使って魅了の力もグラウンドの範囲だけ留めて」
「悪くはないですわね。10日に1回くらいは開きたいですわ」
「できれば気の向いた時にしたいけど……無理よね」

 魔法使いは途中でオリエの目付きが険しくなったので日和った。
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