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1974.馴染みやすく
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コピー世界に魔法使いとモトバがやって来た。
「オリエさんの像は随分ファンキーになってますわね」
相変わらずの土曜の夜にフィーバーしそうなポーズをしている。
「あたし達のもファンキーと言ったらファンキーだけどね」
「……あまり触れないでおきましょうか」
「それがいいわ。それより早くオリエさんの所に行きましょう」
2人は女神教本部に向かった。
すると道すがらに見る光景は以前来た時と違う。
「随分馴染みやすくなってますわね」
「まだ寒いはずの季節なのに全裸の多いこと」
だからか擦れ違っても女神教の女神だと気付く者が少なく、囲まれたりもしない。
「これもオリエさんの影響でしょうか」
「考えてみればあたしがこうなったのもオリエさんが居たからだわ」
オリエが居たから自らの全裸への抵抗が薄れ、魔王も『化粧箱(呪い付き)』を創らなかっただろうと魔法使いは言う。
「それでしたらわたくしがこうしてるのもオリエさんが居たからですわね」
「後悔してたりする?」
「まさか。こうなって幸せですわ」
「あたしもよ」
2人は微笑み合った。
「オリエさんの像は随分ファンキーになってますわね」
相変わらずの土曜の夜にフィーバーしそうなポーズをしている。
「あたし達のもファンキーと言ったらファンキーだけどね」
「……あまり触れないでおきましょうか」
「それがいいわ。それより早くオリエさんの所に行きましょう」
2人は女神教本部に向かった。
すると道すがらに見る光景は以前来た時と違う。
「随分馴染みやすくなってますわね」
「まだ寒いはずの季節なのに全裸の多いこと」
だからか擦れ違っても女神教の女神だと気付く者が少なく、囲まれたりもしない。
「これもオリエさんの影響でしょうか」
「考えてみればあたしがこうなったのもオリエさんが居たからだわ」
オリエが居たから自らの全裸への抵抗が薄れ、魔王も『化粧箱(呪い付き)』を創らなかっただろうと魔法使いは言う。
「それでしたらわたくしがこうしてるのもオリエさんが居たからですわね」
「後悔してたりする?」
「まさか。こうなって幸せですわ」
「あたしもよ」
2人は微笑み合った。
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