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1964.外交
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教祖は政教分離の原則なんてどこ吹く風。
女神教の教義通りにいつも全裸だし、事ある毎に女神教の素晴らしさを説く。
外交だって全裸で挑む。
中には全裸に憤る海外首脳も存在したが、教祖をひと目見たら悪態も萎んだ。
外遊の際に拘束しようとする国もあったが、教祖を直接目にする現場が機能せず、未遂に終わった。
そうする間に女神教信者は海外にも勢いをつけて増えていった。
ここまでになれば世界のどこの当局も介入して来ないだろう。
『女神様、お好きな場所へ外出なさる環境が整いました』
『ソ、ソウ? アリガトウ?』
『女神様のためとあればこのくらい造作もございません』
教祖はドヤ顔であった。
女神教の教義通りにいつも全裸だし、事ある毎に女神教の素晴らしさを説く。
外交だって全裸で挑む。
中には全裸に憤る海外首脳も存在したが、教祖をひと目見たら悪態も萎んだ。
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そうする間に女神教信者は海外にも勢いをつけて増えていった。
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『女神様、お好きな場所へ外出なさる環境が整いました』
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