魔☆かるちゃ~魔王はこたつで茶をすする~

浜柔

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1869.電化製品

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 買い物を済ませた探索者達とシェフは巨大女神像まで戻って元の世界に帰還した。
 適当な場所を見付けて車座に座る。

「おー、暖かい方が美味いな」
「受け取った時は熱くてびっくりしたな」
「異世界って所は便利な魔法道具があるもんだ」
「アレハ マホウドウグデハ ナイゾ」
「は? あんなのが魔法じゃなくて何だってんだ?」
「デンカセイヒンダ」
「何だそれ?」
「デンキデ ウゴク ドウグダ」
「デン……?」
「……」

 シェフも電気に詳しくはなかったので説明に窮し、結局うやむやになった。
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