1,368 / 1,398
1711.言語
しおりを挟む
比加礼太と真夜維人の話し合いは続く。
「しかしその前にだ。どのスキルを上げるか考えないとな」
「そうですね。スキルポイントの合計は15万もありますけど、スキル数が下手すると1万くらいありそうだから全部は上げられませんよね」
「スキルを全部取れたらゲームにならないからな。ここまでゲームっぽかったらそう調整されてるだろう」
2人はスキルの一覧を精査する。
途中で並べ替えオプションにも気付き、既に幾らか数値が上がっているスキルも可視化される。
「『歩行』って、歩いただけで上がるんでしょうかね?」
「……これか。ここまで何もした覚えが無いからそうなんだろうな。それよりこの『言語』ってのを見てみろよ」
「『言語』ですか? ……あれ? なんか今もジリジリ上がってます?」
「ああ。周りの連中の声を意識しながら見てみろよ」
「周り、ですか? ……あれ? 上がり方が速くなった?」
「これが上がり切ったらどうなると思う?」
「周りの言葉が解る?」
「期待が膨らむな!」
2人は力強く頷き合った。
「しかしその前にだ。どのスキルを上げるか考えないとな」
「そうですね。スキルポイントの合計は15万もありますけど、スキル数が下手すると1万くらいありそうだから全部は上げられませんよね」
「スキルを全部取れたらゲームにならないからな。ここまでゲームっぽかったらそう調整されてるだろう」
2人はスキルの一覧を精査する。
途中で並べ替えオプションにも気付き、既に幾らか数値が上がっているスキルも可視化される。
「『歩行』って、歩いただけで上がるんでしょうかね?」
「……これか。ここまで何もした覚えが無いからそうなんだろうな。それよりこの『言語』ってのを見てみろよ」
「『言語』ですか? ……あれ? なんか今もジリジリ上がってます?」
「ああ。周りの連中の声を意識しながら見てみろよ」
「周り、ですか? ……あれ? 上がり方が速くなった?」
「これが上がり切ったらどうなると思う?」
「周りの言葉が解る?」
「期待が膨らむな!」
2人は力強く頷き合った。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
39
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる