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1477.得手不得手
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モトバは生まれたゴーレムそれぞれに一通りの楽器を試させ、奏者を選定した。
ゴーレムにも個体差があって、楽器の得手不得手もあると踏んでのことだったが、この予想は的中した。
中には音感が絶望的な個体、楽器を扱うには不器用すぎる個体などもあって、定員確保のために再度の栽培もしてのことである。
それで魔王が潜り込ませたゴーレムはと言うと、生前の記憶が邪魔しているのかとても不器用だった。
楽器全滅である。
「仕方ありませんわね。あなたにはマネージャーをやって貰います」
不器用なゴーレムも破棄はしないモトバがマネージャーに選んだのは魔王がモトバの夫を潜り込ませたゴーレムであった。
ゴーレムにも個体差があって、楽器の得手不得手もあると踏んでのことだったが、この予想は的中した。
中には音感が絶望的な個体、楽器を扱うには不器用すぎる個体などもあって、定員確保のために再度の栽培もしてのことである。
それで魔王が潜り込ませたゴーレムはと言うと、生前の記憶が邪魔しているのかとても不器用だった。
楽器全滅である。
「仕方ありませんわね。あなたにはマネージャーをやって貰います」
不器用なゴーレムも破棄はしないモトバがマネージャーに選んだのは魔王がモトバの夫を潜り込ませたゴーレムであった。
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