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1451.キャベツかカボチャか
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ステージには舞台装置なども必要だが、これは魔王が魔法一発で終わらせた。
異世界のコンサートの舞台装置丸パクリである。
ただ装飾などはまた別だ。
他にはバックダンサーも必要だろう。
「どうしましょう? ゴーレムに躍らせるのは決まりですが、キャベツかカボチャか……」
「異世界ではどうしてるの?」
「特に決まってはないようです。男性のみ、女性のみ、男女混合の場合もあるようですね」
「じゃあ、あたし達の好みで決めればいいのね」
「ええ。ですけどイベントに花を添えるだけでなくアイドルを際立たさなければなりません」
「じゃあカボチャがいいの?」
ゴーレムカボチャは男型だ。
「あー、だけど観客は殆ど男になるでしょ? 男が男の裸を見たがるかしら?」
「わたくし達と一緒に躍るからって裸である必要はありませんよ」
「あ、そっか!」
「もう、皆さん何言ってるんですか。女神イベントなんですからカボチャを出しては興醒めじゃないですか」
ここまで口を挟まずにいたヒーラーが呆れ声で言った。
「そ、その通りですわね」
議題を提示したモトバも盲点だったとばかりに頷いた。
異世界のコンサートの舞台装置丸パクリである。
ただ装飾などはまた別だ。
他にはバックダンサーも必要だろう。
「どうしましょう? ゴーレムに躍らせるのは決まりですが、キャベツかカボチャか……」
「異世界ではどうしてるの?」
「特に決まってはないようです。男性のみ、女性のみ、男女混合の場合もあるようですね」
「じゃあ、あたし達の好みで決めればいいのね」
「ええ。ですけどイベントに花を添えるだけでなくアイドルを際立たさなければなりません」
「じゃあカボチャがいいの?」
ゴーレムカボチャは男型だ。
「あー、だけど観客は殆ど男になるでしょ? 男が男の裸を見たがるかしら?」
「わたくし達と一緒に躍るからって裸である必要はありませんよ」
「あ、そっか!」
「もう、皆さん何言ってるんですか。女神イベントなんですからカボチャを出しては興醒めじゃないですか」
ここまで口を挟まずにいたヒーラーが呆れ声で言った。
「そ、その通りですわね」
議題を提示したモトバも盲点だったとばかりに頷いた。
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