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1433.代わり
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拗ねたオリエが第3階層に降臨するのは期待できそうにない。
そこでモトバは言った。
「致し方ありませんわね。わたくしが代わりに参りましょう」
対立の原因の一翼だから一定の影響力を行使できるだろうと言う。
渋々かのような言葉とは裏腹にウキウキした様子だ。
「モトバさんが行くならあたしも行くわ」
魔法使いが便乗した。
こちらも何やら期待に胸躍らせている。
物理的に躍っているのがその証拠だ。
オリエは訳が判らないとばかりに頭を振った。
注目されることには慣れていてもこれを嬉しいと思った試しは無いので、どうしても2人の感性が理解できない。
「楽しんだ者勝ちですのよ」
オリエの内心を見透かしてか、モトバはそんな風に言った。
そこでモトバは言った。
「致し方ありませんわね。わたくしが代わりに参りましょう」
対立の原因の一翼だから一定の影響力を行使できるだろうと言う。
渋々かのような言葉とは裏腹にウキウキした様子だ。
「モトバさんが行くならあたしも行くわ」
魔法使いが便乗した。
こちらも何やら期待に胸躍らせている。
物理的に躍っているのがその証拠だ。
オリエは訳が判らないとばかりに頭を振った。
注目されることには慣れていてもこれを嬉しいと思った試しは無いので、どうしても2人の感性が理解できない。
「楽しんだ者勝ちですのよ」
オリエの内心を見透かしてか、モトバはそんな風に言った。
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