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1379.帰る途中
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ヒーラーの音声はさすがに猟師達の目に留まりづらかったらしく、売上の出出しは悪かった。
サンプル音声がたった2秒だったのも見過ごされた原因だ。
だが何事にも興味を持つ者はいるのもの。
冒険者ギルドから宿に帰る途中のとある猟師が歩きながらサンプルを再生する。
聞いた途端に猟師の心臓がどくんと跳ねた。
勢いのまま音声をポチる。
そして全編の再生を始めて5秒、ヤバいと思った時には遅かった。
恍惚とした表情を浮かべて足を止め、そのまま意識を失った。
涎を垂らし、ズボンにはイカ臭い染みが広がる。
これがもし自室だったならダメージも少なかっただろう。
だが生憎と町中だ。
意識を取り戻した時には周りに奇異の目を向けて来る野次馬達。
猟師は脱兎の如く逃げ出した。
サンプル音声がたった2秒だったのも見過ごされた原因だ。
だが何事にも興味を持つ者はいるのもの。
冒険者ギルドから宿に帰る途中のとある猟師が歩きながらサンプルを再生する。
聞いた途端に猟師の心臓がどくんと跳ねた。
勢いのまま音声をポチる。
そして全編の再生を始めて5秒、ヤバいと思った時には遅かった。
恍惚とした表情を浮かべて足を止め、そのまま意識を失った。
涎を垂らし、ズボンにはイカ臭い染みが広がる。
これがもし自室だったならダメージも少なかっただろう。
だが生憎と町中だ。
意識を取り戻した時には周りに奇異の目を向けて来る野次馬達。
猟師は脱兎の如く逃げ出した。
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