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1348.あの人は何を

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 ヒーラーも初めは魔物が女を嬲っているのかと考えた。
 だが様子がおかしい。
 魔物の攻撃を受けながら全裸で悶える女を凝視する。

 あ、あの人は何を!?

 まあ何をしているのかは見ていれば判る。本当に知りたいのは「どうしてあんな事をしているか」だ。
 だがその「どうして」が判らなくても、見るに連れ感化されるように身体が熱くなったりする。
 特に下腹部が。
 ヒーラーは彼女が長い時間を掛けて魔物を倒すまで覗き見した後、狩りを切り上げて自室へ走った。

「まったく欲求不満貯めすぎじゃない?」
「!?※↑→↓△★!」

 狩りの途中で見掛けた女に感化されて自らを慰めるのに熱中していたヒーラーは魔法使いが入って来たのにも声を掛けられるまで気付かなかった。
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