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1342.本物で
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ソフビ人形は完成してもローションまでは備えていない。
だから魔法使いは傷付いた剣士に向けて股間を寛げて見せながら言う。
「しょうがないわね。今は本物で我慢しなさい」
しかし剣士は眉を顰めた。
「そう言う問題じゃねぇ……。今欲しいのはセヒイラの手当てだ」
「あら、本番やらせるって女の前で他の女に手でして欲しいだなんて、とんだ変態ね!」
「違ぇよ! 純粋な意味の手当てだ!」
魔法で治療して欲しいと言うことだ。
ただ場所が場所だけにヒーラーが首を縦に振るかは未知数ではある。
剣士に怒鳴られながらも魔法使いはからかいが成功したとばかりにニヤニヤ笑う。
「そう怒らないで。お詫びにあたしのローションを塗ってあげるから」
魔法使いは自前のローションを人形に塗った。
「お、おう。それなら許してやらんこともないぞ」
剣士は一転して機嫌を戻し、また人形に向けて腰を振る。
今度は具合がよいようで「うほうほ」とみっともない声を発している。
その様子を見ていた魔法使いはぼやいた。
「これはこれで腹立つわね」
だから魔法使いは傷付いた剣士に向けて股間を寛げて見せながら言う。
「しょうがないわね。今は本物で我慢しなさい」
しかし剣士は眉を顰めた。
「そう言う問題じゃねぇ……。今欲しいのはセヒイラの手当てだ」
「あら、本番やらせるって女の前で他の女に手でして欲しいだなんて、とんだ変態ね!」
「違ぇよ! 純粋な意味の手当てだ!」
魔法で治療して欲しいと言うことだ。
ただ場所が場所だけにヒーラーが首を縦に振るかは未知数ではある。
剣士に怒鳴られながらも魔法使いはからかいが成功したとばかりにニヤニヤ笑う。
「そう怒らないで。お詫びにあたしのローションを塗ってあげるから」
魔法使いは自前のローションを人形に塗った。
「お、おう。それなら許してやらんこともないぞ」
剣士は一転して機嫌を戻し、また人形に向けて腰を振る。
今度は具合がよいようで「うほうほ」とみっともない声を発している。
その様子を見ていた魔法使いはぼやいた。
「これはこれで腹立つわね」
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