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1335.キャプチャー
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やる気と成果は一定の相関があるらしい。
モトバはホールガーメントの使い方を魔王が録画した現場の映像で見て憶え、魔王が小規模な工場を丸々コピーして実機に触りながらだったこともあって数日中に機械を動かせるようになった。
だが問題はデータだ。既存のデータでは乳袋など作れない。それもヒーラーのおっぱいに合わせなければならない乳袋だ。
これには三次元キャプチャーでヒーラーの体付きをデータ化する必要がある。
「さあ、脚を開いて前屈みになってください」
「あの……、これってかなり恥ずかしいんですけど……。ほんとにこんな恰好をしなければいけないのですか?」
モトバの指示に従いながらもヒーラーは不平を言う。
なぜなら身体に貼り付くようなタイツを編むのだから今のヒーラーは無論のこと全裸。
恥ずかしい部分を見せつけるようなポーズはヒーラーにとっては恥ずかしかった。
「そんなの恥ずかしい内に入らないわよ。そんなポーズは基本の基本だもの」
「その通りですわね」
「ええ……」
見学していた魔法使いが呆れるように言い、モトバも同意した。
2人は少々感覚が麻痺しているようだ。
モトバはホールガーメントの使い方を魔王が録画した現場の映像で見て憶え、魔王が小規模な工場を丸々コピーして実機に触りながらだったこともあって数日中に機械を動かせるようになった。
だが問題はデータだ。既存のデータでは乳袋など作れない。それもヒーラーのおっぱいに合わせなければならない乳袋だ。
これには三次元キャプチャーでヒーラーの体付きをデータ化する必要がある。
「さあ、脚を開いて前屈みになってください」
「あの……、これってかなり恥ずかしいんですけど……。ほんとにこんな恰好をしなければいけないのですか?」
モトバの指示に従いながらもヒーラーは不平を言う。
なぜなら身体に貼り付くようなタイツを編むのだから今のヒーラーは無論のこと全裸。
恥ずかしい部分を見せつけるようなポーズはヒーラーにとっては恥ずかしかった。
「そんなの恥ずかしい内に入らないわよ。そんなポーズは基本の基本だもの」
「その通りですわね」
「ええ……」
見学していた魔法使いが呆れるように言い、モトバも同意した。
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