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1046.ダンジョン民政局
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「逆恨みしてくれちゃって、まったく気分が悪いわね!」
ダンジョン民政局局長は一度は連携した相手の残滓を払い落とすかのように身体を叩きながら毒突いた。
トカゲの尻尾切りをして裏切ったのは局長の方だから逆恨みではないのだが、彼女は自分の都合の良いように考える質だった。
そうでなければダンジョン庁を蹴落とすような真似もしなかっただろう。
彼女の夢は大きい。女性初の大統領だ。
そのためにはこんなところで躓けない。
特に自ら発起人となったダンジョン民政局が機能しないなど、あってはならない。
これが成功すれば大統領の座も近付くのだ。
「こうなったらどんな手段を使っても登録させてやるわ!」
彼女は悪い顔で笑った。
ダンジョン民政局局長は一度は連携した相手の残滓を払い落とすかのように身体を叩きながら毒突いた。
トカゲの尻尾切りをして裏切ったのは局長の方だから逆恨みではないのだが、彼女は自分の都合の良いように考える質だった。
そうでなければダンジョン庁を蹴落とすような真似もしなかっただろう。
彼女の夢は大きい。女性初の大統領だ。
そのためにはこんなところで躓けない。
特に自ら発起人となったダンジョン民政局が機能しないなど、あってはならない。
これが成功すれば大統領の座も近付くのだ。
「こうなったらどんな手段を使っても登録させてやるわ!」
彼女は悪い顔で笑った。
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