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963.怖じ気づく
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娼婦は動画への出演を承諾したものの、男優が10人並んでいるのを見て怖じ気づいた。
「10人なんて……」
「できるところまででいいのですよ。残りはわたくしが引き受けますから」
モトバは事も無げに言う。
「そ、それなら……」
と、娼婦も撮影に挑む。
だが男優が一巡もしないうちに……。
「もうだめ……、ゆるして……」
と、ギブアップした。
モトバは先の言葉通りに残りの撮影を一人でこなす。
その様子をぼんやりと眺めていた娼婦は事後にモトバに尋ねた。
「あんたはどうしてそんなにタフなの?」
「それには秘密があるからですわ」
にんまりと笑うモトバの囁きは、悪魔の囁きにも似ていた。
「10人なんて……」
「できるところまででいいのですよ。残りはわたくしが引き受けますから」
モトバは事も無げに言う。
「そ、それなら……」
と、娼婦も撮影に挑む。
だが男優が一巡もしないうちに……。
「もうだめ……、ゆるして……」
と、ギブアップした。
モトバは先の言葉通りに残りの撮影を一人でこなす。
その様子をぼんやりと眺めていた娼婦は事後にモトバに尋ねた。
「あんたはどうしてそんなにタフなの?」
「それには秘密があるからですわ」
にんまりと笑うモトバの囁きは、悪魔の囁きにも似ていた。
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