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961.思わぬ効果
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「魔王、もしかして何か悩んでる?」
オリエが魔王に尋ねた。オリエには魔王の変化が何となく判るらしい。
「悩みと言うなら悩みだろう。『化粧箱』に思わぬ効果が付いてしまっていてな」
「どんな風に?」
「魅了の効果が付いているようだ」
魔王は状況を話した。
「あー、あのコ達……、あの人達? だね。思わぬってほどでもないんじゃないかな」
「ほう?」
「『化粧箱』を使った人ってみんなどこか理性を失くしてるでしょ?」
「うむ」
「可愛がられたい人が可愛がりたい人に惹かれるのは本能的なものじゃないかな?」
「ふむ……」
魔王はそう言うものだと思うことにした。
オリエが魔王に尋ねた。オリエには魔王の変化が何となく判るらしい。
「悩みと言うなら悩みだろう。『化粧箱』に思わぬ効果が付いてしまっていてな」
「どんな風に?」
「魅了の効果が付いているようだ」
魔王は状況を話した。
「あー、あのコ達……、あの人達? だね。思わぬってほどでもないんじゃないかな」
「ほう?」
「『化粧箱』を使った人ってみんなどこか理性を失くしてるでしょ?」
「うむ」
「可愛がられたい人が可愛がりたい人に惹かれるのは本能的なものじゃないかな?」
「ふむ……」
魔王はそう言うものだと思うことにした。
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