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835.あっさり
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835.あっさり835.あっさり835.あっさり ヒーラーのおかわりが留まるところを知らない。
「おかわり!」
「ちょっとセヒイラ、いくら何でも食べ過ぎよ!」
「だって、食べても食べてもお腹が空くから……」
ヒーラーは意図的に食べ物を魔力に還元するに至らなかったが、自覚の無いまま望んだ体質は手に入れていた。
食べた端から食べ物が勝手に魔力に変わってしまうせいで、どれだけ食べても腹に溜まらない。
だからずっと腹ぺこだ。
「だけど変よね?」
魔法使いは同意を得るかのように皆を見回す。
この時魔法使いと目の合った魔王はついついついっと目を逸らした。
「魔王……、何か知ってるのね?」
あっさりばれた。
「おかわり!」
「ちょっとセヒイラ、いくら何でも食べ過ぎよ!」
「だって、食べても食べてもお腹が空くから……」
ヒーラーは意図的に食べ物を魔力に還元するに至らなかったが、自覚の無いまま望んだ体質は手に入れていた。
食べた端から食べ物が勝手に魔力に変わってしまうせいで、どれだけ食べても腹に溜まらない。
だからずっと腹ぺこだ。
「だけど変よね?」
魔法使いは同意を得るかのように皆を見回す。
この時魔法使いと目の合った魔王はついついついっと目を逸らした。
「魔王……、何か知ってるのね?」
あっさりばれた。
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