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748.浪漫

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 箱庭ならゴーレムキャベツも一日で育つ。
 ハンターがゴーレムキャベツに包丁を入れ、出て来たゴーレムは金髪碧眼のケバいタイプの美人だった。

「うーん」

 ハンターは唸った。一点不満があるのだ。

「ちっぱいだな。いや、失敗だな」

 どうせなら巨乳が善い。巨乳こそ浪漫なのだ。
 ハンターはショップ画面を睨む。そして暫く。

「えーい、ままよ!」

 ハンターはまたゴーレムキャベツをポチった。
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