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644.疼き

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 オリエはハーメの夫をハーメの許へと連れて行った。

「ハーメ!」
「ど、どなたですか?」

 ハーメは突然現れた全裸男にどん引きだ。自分が全裸なのを棚上げして。
 しかし目を離せずに男を見る内に、胸の疼きと下腹部の疼きを感じた。
 男もハーメを前に既に臨戦態勢だ。
 ハーメはもう目が離せない。下腹部の疼きも最高潮だ。

「もう、どなたでもよくってよ!」

 ハーメは男が夫だと知る前に絡み付き、夫もそれを受け入れた。
 早速始まった行為にオリエはげんなりだ。

「勝手にして……」

 二人を放置して引き上げるオリエであった。
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