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636.目から上だけ
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ハーメはモトバに誘われるまま女を取り戻して以来、独りになると自分で自分を慰めることが多くなっていた。
その時頻繁に口に出すのが夫の名前だ。槍士の逞しい身体に夫の顔を貼り付けたような妄想もする。
その様子を盗み見たオリエはピンと来た。
「あ、旦那さんが気になってたんだ!」
後一歩のところに突然の声。ハーメがビクッとなって声のした窓を見ると、窓枠に手を掛け、目から上だけ窓から覗かせたオリエの姿があった。
思わず胸を抱いて後退る。
「あ、あたしは気にしないから続けて」
魔法使いを散々見ているので今更だ。
「そんな訳には……」
ハーメは羞恥心から手で胸と股間を隠して眉根を寄せる。止めようとしたのに後一歩だった身体は疼きが止まらない。
殆ど無意識に手を動かし、遂にはオリエの存在を忘れて最後まで行ってしまうのだった。
その時頻繁に口に出すのが夫の名前だ。槍士の逞しい身体に夫の顔を貼り付けたような妄想もする。
その様子を盗み見たオリエはピンと来た。
「あ、旦那さんが気になってたんだ!」
後一歩のところに突然の声。ハーメがビクッとなって声のした窓を見ると、窓枠に手を掛け、目から上だけ窓から覗かせたオリエの姿があった。
思わず胸を抱いて後退る。
「あ、あたしは気にしないから続けて」
魔法使いを散々見ているので今更だ。
「そんな訳には……」
ハーメは羞恥心から手で胸と股間を隠して眉根を寄せる。止めようとしたのに後一歩だった身体は疼きが止まらない。
殆ど無意識に手を動かし、遂にはオリエの存在を忘れて最後まで行ってしまうのだった。
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