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500.蕎麦とうどん
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「さっきから蕎麦とうどんが話に入り交じって出てますけど、蕎麦とうどんってどちらが人気なのでしょう?」
ヒーラーがこてんと首を傾げた。
「それも信仰対決の一種だ。どっちとも言えない」
「それでは同じくらいなのです?」
「地域差はあっても全体では大差ないだろうな。だが実際に食べるのはうどんだろう」
「それはどうしてでしょう?」
「うどんの方が安いからな。蕎麦の生産量は小麦に比べれば微々たるものだ」
「それでは今のわたし達は貴重な方を食べているのですね」
ヒーラーはほっこり微笑んだ。
「……いや、我のコピーに貴重も凡俗も無い。存在するかしないかだけだ」
「ええ……」
ヒーラーがこてんと首を傾げた。
「それも信仰対決の一種だ。どっちとも言えない」
「それでは同じくらいなのです?」
「地域差はあっても全体では大差ないだろうな。だが実際に食べるのはうどんだろう」
「それはどうしてでしょう?」
「うどんの方が安いからな。蕎麦の生産量は小麦に比べれば微々たるものだ」
「それでは今のわたし達は貴重な方を食べているのですね」
ヒーラーはほっこり微笑んだ。
「……いや、我のコピーに貴重も凡俗も無い。存在するかしないかだけだ」
「ええ……」
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