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495.ブーメラン
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魔王はまたも思いつきでブーメランを始めた。
まずは投げてみる。
飛んで行ったままになった。
また投げてみる。
やっぱり飛んで行ったままだ。
幾度となく投げて後、漸く円を描いて戻って来た。
「うーむ……」
今度は意識して円を描くように投げてみる。
思った通りに戻って来た。
「印象通りにはいかんものだな」
真っ直ぐ折り返して来る印象だったのだ。
それでも魔王の暇潰しにはなった。
「投げた後は待つだけなのも、判らない結果がなかなか良いものだ」
まずは投げてみる。
飛んで行ったままになった。
また投げてみる。
やっぱり飛んで行ったままだ。
幾度となく投げて後、漸く円を描いて戻って来た。
「うーむ……」
今度は意識して円を描くように投げてみる。
思った通りに戻って来た。
「印象通りにはいかんものだな」
真っ直ぐ折り返して来る印象だったのだ。
それでも魔王の暇潰しにはなった。
「投げた後は待つだけなのも、判らない結果がなかなか良いものだ」
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