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480.アイテムボックス
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「ねえ魔王、荷物を運ぶのが大変だからゲームのアイテムボックスみたいなのって出来ないかな?」
「ふむ。確かに大変そうだ」
完全に身一つで動くオリエは運べる荷物は両手に抱えられるだけだ。リュックでも背負えばいいのにと思わないでもない魔王ではあるが、それがリュックであれ身に着けるのはオリエらしくないとも思う。
今となっては全裸がオリエの普通になっている魔王なのだ。
「機能的に破格だから10万エーンと行きたいところだが……、それではあんまりか……」
魔王は「10万エーン」と口にした途端のオリエの沈んだ表情に、嘯くように取って付けた。
「小が100エーン、中が1000エーン、大が1万エーン、特大が10万エーンでどうだ?」
「う、うん!」
オリエの目がキラキラと輝いた。
「ふむ。確かに大変そうだ」
完全に身一つで動くオリエは運べる荷物は両手に抱えられるだけだ。リュックでも背負えばいいのにと思わないでもない魔王ではあるが、それがリュックであれ身に着けるのはオリエらしくないとも思う。
今となっては全裸がオリエの普通になっている魔王なのだ。
「機能的に破格だから10万エーンと行きたいところだが……、それではあんまりか……」
魔王は「10万エーン」と口にした途端のオリエの沈んだ表情に、嘯くように取って付けた。
「小が100エーン、中が1000エーン、大が1万エーン、特大が10万エーンでどうだ?」
「う、うん!」
オリエの目がキラキラと輝いた。
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