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13章 初めての家族旅行兼新婚旅行 ~お米をGetするために~
”情報収集”という名の合コン
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◇
マジャーレの村を出発して4日目。
第二王子を含めたあたし達一行は、王都にだいぶ近いブリーズという町に到着した。
本来なら明日到着予定だったけど、休憩を最低限にして移動を最優先したらかなり到着が前倒しになったらしい。
馬車を走らせている御者の人が何かを叫んでた気がするけど、体調でも悪かったんだろうか?
護衛として交代で馬を走らせているリンダやアレク兄様に聞いても、口をそろえて「知らない方が良いこともあるよ」と言って教えてもらえないんだよね。
まぁ、予定より早く到着したから明日は1日この町を観光できるみたいだし、それで良しとしよう。
今は夜の9時をまわったくらいだろうか。
営業しているのは、酒場やピンクのネオンで彩られた大人向けの少々えっちなお店くらいだ。
とりあえずアレク兄様がおさえてくれた宿屋へ向かおうとしたら、第二王子に声をかけられた。
「お前ら、テントや宿の部屋に籠ってばかりいないでたまにはオレ達に付き合え。少しくらいは飲めるのだろう?」
「えっと・・・遠慮しておきます。明日はこの町を観光したいので」
「おまっ、王子であるオレの誘いより観光の方が優先だとでもいうのか?」
「え、そうですけど・・・」
「!!!」
お酒はエルに止められているし、明日観光できるなら子供達やミナトちゃん達にお土産も買いたい。
そして何より、王族と関わるととにかく面倒だし、身分をかさに着て対応する第二王子とは一緒にいたくない。
そんなわけで、あたしの中での優先度は、間違いなく第二王子よりも家族や仲間達なのである。
「大丈夫だ、カケル。我もサーヤと同意見だ」
「ライてめぇっ!お前絶対フォローする気ねぇだろ!!・・・ってか前から思ってたけど、ホントにどっちの味方なんだよお前は!!」
「む?無論サーヤだ。此奴は我の・・・―――――――」
「あ~~~~~~~~っ、たっ、たまにはライムントさんや第二王子と飲むのも良いかもしれませんね!!」
「は?!サーヤ??」
「はっ!!・・・いっ、今のなし・・・」
「そうかそうか。くくくっ、仕方ない。そこまで言うのなら今夜はオレがお前らに酒をご馳走してやろうじゃないか!!」
ライムントさんの言葉を遮るためにとっさに出た言葉のせいで、どんどん話がおかしな方向に行ってしまった。
第二王子一行は、一部の人達がテンション高めに「一生ついて行きます!殿下!!」とか「生きてて良かった!!」など歓喜していて、それにモジャさんとペチャさんも巻き込まれている様子。
もうすっかり皆で飲みに行く空気になってしまった。
「・・・アレク、リンダ」
「もちろんお供いたします」
「はーい、ついて行きますよ」
「あらん♡それなら私もついて行こうかしらん♡♡」
「え?マデリーヌさんも来るんですか??!!」
「ふふっ♡たまにはね♡・・・今夜は家族サービスの日みたいで、レヴィンに会えないから寂しいのよん・・・」
いつもエルとのやり取りしか見てないから、こういうちょっと憂いを見せるマデリーヌさんはとても新鮮だ。
そして、目の前にいる絶世の美女を放っておくなどできなくて、あたしからもマデリーヌさんの同行を許して欲しいとエルに目線で訴えと、エルはため息をつきながら許可してくれた。
「はぁ・・・来るのは構わんが、絶対に変態であることを悟られるな。精霊達の評判が地に落ちるぞ」
「うふふ♡私がイジメられて感じるのはエリュシオンだけだもの♡大丈夫よん♡♡」
「ふむ、ならば大丈夫か・・・」
いやいや二人とも、心配するのはそこ?なんか違くない??
ってか、エルもなんで”大丈夫か”って安心できちゃうわけ??
「ま、たまには良いんじゃない?面白そうだからボクも行こうかな☆」
「え、セイルも来るの?!」
「え~、マデリーヌは良くてボクはダメなの?サーヤ酷くない?」
「いや、ダメとかじゃない、けど・・・」
「ふふっ☆じゃあ良いよね♪」
こうして宿でチェックインを終えたあたし達は、王都へ向かっているメンツ全員で初めて酒場へと向かうことになったのでした。
◇
「サットン、26歳!趣味は乗馬。仕事は御者一筋10年です!!」
「ポール、22歳。殿下とは学園時代から護衛として仕えてます。美しいモノが好きです!」
「ジオール、21歳。殿下の学園時代の後輩です。実家は王都の『ポラリス』というレストランで、子供の頃から料理に触れてきたので嗅覚、味覚には自信がありますっ」
現在あたし、マデリーヌさん、リンダの目の前には、第二王子御一行の御者、護衛兼警備、料理人の3名が座り、今のように自己紹介されている。
どうしてこうなったかと言うと、話は5分ほど前に遡る。
『殿下、お願いしますっ!ほんの少しで良いんです!!人妻・・・いや、サーヤ様達と少しだけでもお近づきになりたいです!!』
『女神様を目の前で拝謁する機会を下さいっ!!』
『彼女の匂いを嗅がせて下さいっ!!』
『お前ら、わざわざオレを人気のないトコロに呼びつけておいて言いたいことがそれか?!欲望丸出しじゃねぇかっ!!』
宿でチェックインをして荷物を置いてきた後、酒場の場所を聞こうとあたしはリンダと共に第二王子を探していた。
たまたま路地裏に入って行く姿が見えたので、リンダが先頭に立ちあたしを守るような体勢で様子を伺っていたら、そんな会話が聞こえてきたのだ。
会話の内容に、あたしもリンダもぽか――――んとしてしまった。
そこへマデリーヌさんまで現れて、『少しくらいなら希望を聞いてあげても良いんじゃないかしらん?』と言って、何食わぬ顔でこの席を設けたのだ。
ちなみにエルは、あたしがこの人達のことを相手にするわけないと思ってるらしく、セイルと共に静観している。
ちなみに、モジャさんとペチャさんは第二王子と共にこちらをチラチラと気にしながら、お酒を飲み交わしていた。
「ふふっ♡同行してるのはこんなに元気で若い子達だったのねん♡私はマデリーヌよん♡♡」
「えっと・・・サーヤです」
「あたしはリンダ。サーヤの護衛でっす」
完全に3対3の合コンのような雰囲気である。
合コンと異なるのは、あたしもマデリーヌさんもリンダも、すでに決まった相手がいてこの人達を相手にするつもりはないという事だろうか。
・・・それにしても、一体なんでこんな事に??
「あなたたちって、第二王子の側近なのよねん?あの子は第二王子みたいだけれど、この国の王子って何人位いるのかしらん?」
「そうですね、王位継承権があるのは第三王子までですが、継承権がない王子を入れると第八王子までいらっしゃいます、女神様!!」
「え?王子ってそんなにいるんですか??」
「国王には王妃の他に側妃が2名、妾が2名いらっしゃいますから」
「えぇぇ?!王様ってそんなに・・・むぐっ」
「そうなんですね。ちなみに、王位継承権が第三王子までということは、王妃、側妃それぞれ1人ずつの子供に継承権があるという事なんですか?」
「そうです!先ほどの話でそこまで理解されるなんて・・・リンダさんはとても聡明な方なんですね」
リンダに口を塞がれ、何も喋れなくなっているうちにどんどん会話は弾んでいく。
・・・いや、弾んでいくというより、これは・・・
「(サーヤ、そろそろ気付いたと思うけど、その三人からお城の情報もらえるだけもらっておいてね☆)」
「!!!」
「ん?どうかされましたか?サーヤ様」
「あ、いえ・・・あはは、ナンデモナイデス・・・」
セイルからの突然の念話に驚いたけど、やっぱりこれは合コンや飲み会じゃなく、“情報収集”ってヤツなんだね!だからエルもあたしがこっちに参加するの許したんだ。
エルの方を見るとぱちっと目が合い、静かに頷いた。
もしかしなくても、これって重大な“お仕事”だよね・・・?
ここでいろいろ聞いておけば、きっとエルの役にも立てるはずだ。
よしっ!!この“情報収集”という名の飲み会、絶対成功させてみせる!!!
役立たずなあたしの名誉を、ここで挽回するんだ!!!
そう思い立ったあたしは、早速店員さんを呼び追加でお酒を注文することにした。
マジャーレの村を出発して4日目。
第二王子を含めたあたし達一行は、王都にだいぶ近いブリーズという町に到着した。
本来なら明日到着予定だったけど、休憩を最低限にして移動を最優先したらかなり到着が前倒しになったらしい。
馬車を走らせている御者の人が何かを叫んでた気がするけど、体調でも悪かったんだろうか?
護衛として交代で馬を走らせているリンダやアレク兄様に聞いても、口をそろえて「知らない方が良いこともあるよ」と言って教えてもらえないんだよね。
まぁ、予定より早く到着したから明日は1日この町を観光できるみたいだし、それで良しとしよう。
今は夜の9時をまわったくらいだろうか。
営業しているのは、酒場やピンクのネオンで彩られた大人向けの少々えっちなお店くらいだ。
とりあえずアレク兄様がおさえてくれた宿屋へ向かおうとしたら、第二王子に声をかけられた。
「お前ら、テントや宿の部屋に籠ってばかりいないでたまにはオレ達に付き合え。少しくらいは飲めるのだろう?」
「えっと・・・遠慮しておきます。明日はこの町を観光したいので」
「おまっ、王子であるオレの誘いより観光の方が優先だとでもいうのか?」
「え、そうですけど・・・」
「!!!」
お酒はエルに止められているし、明日観光できるなら子供達やミナトちゃん達にお土産も買いたい。
そして何より、王族と関わるととにかく面倒だし、身分をかさに着て対応する第二王子とは一緒にいたくない。
そんなわけで、あたしの中での優先度は、間違いなく第二王子よりも家族や仲間達なのである。
「大丈夫だ、カケル。我もサーヤと同意見だ」
「ライてめぇっ!お前絶対フォローする気ねぇだろ!!・・・ってか前から思ってたけど、ホントにどっちの味方なんだよお前は!!」
「む?無論サーヤだ。此奴は我の・・・―――――――」
「あ~~~~~~~~っ、たっ、たまにはライムントさんや第二王子と飲むのも良いかもしれませんね!!」
「は?!サーヤ??」
「はっ!!・・・いっ、今のなし・・・」
「そうかそうか。くくくっ、仕方ない。そこまで言うのなら今夜はオレがお前らに酒をご馳走してやろうじゃないか!!」
ライムントさんの言葉を遮るためにとっさに出た言葉のせいで、どんどん話がおかしな方向に行ってしまった。
第二王子一行は、一部の人達がテンション高めに「一生ついて行きます!殿下!!」とか「生きてて良かった!!」など歓喜していて、それにモジャさんとペチャさんも巻き込まれている様子。
もうすっかり皆で飲みに行く空気になってしまった。
「・・・アレク、リンダ」
「もちろんお供いたします」
「はーい、ついて行きますよ」
「あらん♡それなら私もついて行こうかしらん♡♡」
「え?マデリーヌさんも来るんですか??!!」
「ふふっ♡たまにはね♡・・・今夜は家族サービスの日みたいで、レヴィンに会えないから寂しいのよん・・・」
いつもエルとのやり取りしか見てないから、こういうちょっと憂いを見せるマデリーヌさんはとても新鮮だ。
そして、目の前にいる絶世の美女を放っておくなどできなくて、あたしからもマデリーヌさんの同行を許して欲しいとエルに目線で訴えと、エルはため息をつきながら許可してくれた。
「はぁ・・・来るのは構わんが、絶対に変態であることを悟られるな。精霊達の評判が地に落ちるぞ」
「うふふ♡私がイジメられて感じるのはエリュシオンだけだもの♡大丈夫よん♡♡」
「ふむ、ならば大丈夫か・・・」
いやいや二人とも、心配するのはそこ?なんか違くない??
ってか、エルもなんで”大丈夫か”って安心できちゃうわけ??
「ま、たまには良いんじゃない?面白そうだからボクも行こうかな☆」
「え、セイルも来るの?!」
「え~、マデリーヌは良くてボクはダメなの?サーヤ酷くない?」
「いや、ダメとかじゃない、けど・・・」
「ふふっ☆じゃあ良いよね♪」
こうして宿でチェックインを終えたあたし達は、王都へ向かっているメンツ全員で初めて酒場へと向かうことになったのでした。
◇
「サットン、26歳!趣味は乗馬。仕事は御者一筋10年です!!」
「ポール、22歳。殿下とは学園時代から護衛として仕えてます。美しいモノが好きです!」
「ジオール、21歳。殿下の学園時代の後輩です。実家は王都の『ポラリス』というレストランで、子供の頃から料理に触れてきたので嗅覚、味覚には自信がありますっ」
現在あたし、マデリーヌさん、リンダの目の前には、第二王子御一行の御者、護衛兼警備、料理人の3名が座り、今のように自己紹介されている。
どうしてこうなったかと言うと、話は5分ほど前に遡る。
『殿下、お願いしますっ!ほんの少しで良いんです!!人妻・・・いや、サーヤ様達と少しだけでもお近づきになりたいです!!』
『女神様を目の前で拝謁する機会を下さいっ!!』
『彼女の匂いを嗅がせて下さいっ!!』
『お前ら、わざわざオレを人気のないトコロに呼びつけておいて言いたいことがそれか?!欲望丸出しじゃねぇかっ!!』
宿でチェックインをして荷物を置いてきた後、酒場の場所を聞こうとあたしはリンダと共に第二王子を探していた。
たまたま路地裏に入って行く姿が見えたので、リンダが先頭に立ちあたしを守るような体勢で様子を伺っていたら、そんな会話が聞こえてきたのだ。
会話の内容に、あたしもリンダもぽか――――んとしてしまった。
そこへマデリーヌさんまで現れて、『少しくらいなら希望を聞いてあげても良いんじゃないかしらん?』と言って、何食わぬ顔でこの席を設けたのだ。
ちなみにエルは、あたしがこの人達のことを相手にするわけないと思ってるらしく、セイルと共に静観している。
ちなみに、モジャさんとペチャさんは第二王子と共にこちらをチラチラと気にしながら、お酒を飲み交わしていた。
「ふふっ♡同行してるのはこんなに元気で若い子達だったのねん♡私はマデリーヌよん♡♡」
「えっと・・・サーヤです」
「あたしはリンダ。サーヤの護衛でっす」
完全に3対3の合コンのような雰囲気である。
合コンと異なるのは、あたしもマデリーヌさんもリンダも、すでに決まった相手がいてこの人達を相手にするつもりはないという事だろうか。
・・・それにしても、一体なんでこんな事に??
「あなたたちって、第二王子の側近なのよねん?あの子は第二王子みたいだけれど、この国の王子って何人位いるのかしらん?」
「そうですね、王位継承権があるのは第三王子までですが、継承権がない王子を入れると第八王子までいらっしゃいます、女神様!!」
「え?王子ってそんなにいるんですか??」
「国王には王妃の他に側妃が2名、妾が2名いらっしゃいますから」
「えぇぇ?!王様ってそんなに・・・むぐっ」
「そうなんですね。ちなみに、王位継承権が第三王子までということは、王妃、側妃それぞれ1人ずつの子供に継承権があるという事なんですか?」
「そうです!先ほどの話でそこまで理解されるなんて・・・リンダさんはとても聡明な方なんですね」
リンダに口を塞がれ、何も喋れなくなっているうちにどんどん会話は弾んでいく。
・・・いや、弾んでいくというより、これは・・・
「(サーヤ、そろそろ気付いたと思うけど、その三人からお城の情報もらえるだけもらっておいてね☆)」
「!!!」
「ん?どうかされましたか?サーヤ様」
「あ、いえ・・・あはは、ナンデモナイデス・・・」
セイルからの突然の念話に驚いたけど、やっぱりこれは合コンや飲み会じゃなく、“情報収集”ってヤツなんだね!だからエルもあたしがこっちに参加するの許したんだ。
エルの方を見るとぱちっと目が合い、静かに頷いた。
もしかしなくても、これって重大な“お仕事”だよね・・・?
ここでいろいろ聞いておけば、きっとエルの役にも立てるはずだ。
よしっ!!この“情報収集”という名の飲み会、絶対成功させてみせる!!!
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